深い雪とミズバショウ 小谷栂池自然園 夏シーズン営業開始

 小谷村の栂池自然園で1日、開園祭が開かれ、夏シーズンの営業が始まった。日本でも有数の高層湿原で、高山植物の宝庫として知られる。現在の積雪は平均2b余。開園を待ちかねた観光客らが県内外から多数訪れ、季節が逆行したかのような深い雪を踏みしめながら、ミズバショウを楽しんだ。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

6月の一覧
涼しげに泳ぐ“コイのれん”
 大町市社会福祉サービス事業所利用者は、ひまわりの家、たんぽぽ、すずらんの3施設に分かれて通所し日中活動に取り組んでいる。コイをテーマに約70作品を製作し、同市総合福祉センターロビーに飾り、月遅れの端午の節句を前に、訪れる人の目をとめている。
すずらん利用者は藍染めした手ぬぐいや白布に手書きで、個性的な生命力あふれるコイを描いた。ひまわりの家利用者はコイをイメージする書、たんぽぽはコイの工作で遊べる楽しい作品を並べた
藍染めは、長さ約3bの大きなサイズのものもあり、白く抜染したコイに赤や黄などで色づけ、生き生きと泳いでいる様子が涼しげに描かれている。展示は6月中旬まで。
しっかり磨いてね 小谷保で歯科指導教室
 6月4日の虫歯予防デーに先がけ、小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長)で28日、園児と保護者を対象にした歯科指導教室が開かれた。村の在宅歯科衛生士や保健師、栄養士らが、園児にもわかりやすく楽しい寸劇を披露。保護者には小谷歯科医院の岡島省三さんの講演が行われた。
 寸劇は甘いものばかり大好きな男の子が夜に歯磨きをしなかったため、虫歯になってしまった話を披露。「ご飯やおやつを食べたあとには必ず歯を磨くこと」と約束を呼びかけた。
エイズ予防街頭啓発 正しい知識と早期検査を

 HIVやエイズの正しい知識と予防を呼びかける「エイズ予防ウイーク in NAGANO」が1日、県内で一斉に始まった。大町保健福祉事務所は同日、大町市の大型店ビッグ信濃大町店で街頭啓発キャンペーンを実施し、来店者に呼び掛けた。期間中は大町合同庁舎での展示など普及活動やエイズ検査を実施する。
協会20周年 節目祝う ミニテニス記念大会大町で
 大町市ミニテニス協会(岩崎春夫会長)は2、3の両日、設立20周年記念第9回信州大町記念大会を大町市総合体育館で開いている。全国各地から200人余が参加。節目を祝う大会で競い合った。
市内や関東・中京など市外からも幅広い愛好者が参加。最年少は16歳から最年長は81歳まで、老若男女が2人1チームのダブルスでプレーし、日ごろの練習の成果を披露しあった。
ミニテニスは、直径10a以上の大きなボールと小さ目のラケットでプレーするスポーツ。東京都立川市で発祥し、若者から高齢者まで幅広く楽しめるスポーツとして全国に普及している。大町への伝来も早く、平成4年には同協会が立ち上がった。9年前には、第7回の全国大会が市内で開催され、以後毎年記念大会が開かれている。

2012年6月3日(日)付