ヒマワリ産地化再挑戦 大町地区 農振推進協 種まき作業実演会
 大町地区農業振興推進協議会は8日、ヒマワリの種まき作業の実演会を大町市美麻の中山高原などで行った。同協議会が陸(おか)ワサビとともに進めるヒマワリ産地化に向けた取り組みが動き出した。
 実演会を開催した場所は、菜の花農業生産組合(竹折敬喜組合長)の約30eのほ場。大手農機具メーカーの大型機械を用い、作業は1時間程度で終わった。手押し種まき機の実演もあった。
 ヒマワリ栽培に関心のある農家をはじめ大北の農業関係者らが参加し作業を見学、栽培研修とともに大北での可能性を探った。
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6月の一覧
体動かし地域と交流 大町 れんげ荘で運動会
 大町市平野口の大北社会福祉事業協会・救護施設れんげ荘(坂田和美所長)は6日、運動会を同荘グラウンドで開いた。利用者らは屋外で体を動かし、地元の野口地区住民や保護者、来賓らと触れ合った。
利用者や地域住民らが白組と赤組に分かれて、玉入れやパン食い競争、借り物競争、ひもつなぎリレーなどに取り組んだ。玉入れ競技では、高さ3bの上と地面の上下2か所にかごを置き、車いすや重度の利用者も下のかごに、元気な利用者は上の高得点のかごをねらって紅白の玉を投げ入れ、ともに競技を楽しんだ。
愛好者集いマレット熱戦 松川でサンシャイン大会
 中信地区のマレットゴルフ愛好者が参加するサンシャインマレットゴルフクラブ松川大会が7日、松川村高瀬川河川敷マレットゴルフ場で開かれた。塩尻市から小谷村まで、中信平の約180人の選手が参加し、熱戦を繰り広げた。
同大会は、30年ほど前にマレットゴルフ用品をつくり、世に広めた第一人者の「サンシャインスポーツ」の冠大会として始まった。10年ほど前にクラブが設立され、クラブ員の健康増進や互いの親睦を深めようと、年間約30か所で、毎年開いている。
試合は松風、清流コース合わせて36ホール、パー144のストロークプレーで行われた。選手らは、日ごろの練習成果をここぞとばかり発揮して、好天のなか、力強くボールを打ち出していた。
先人の技と知恵習得 小谷ぼろ織りの会が養成塾
 小谷村と村の有志でつくる「小谷ぼろ織りの会」主催の、「織り姫養成塾」が5日、おたり名産館でスタートした。初回は開講式が開かれ、受講生は伝統工芸の継承者として確かな技術を身につけることに決意を新たにした。
ぼろ織りは古くなった着物などを裂いて織物にするという、ものを最後まで大切にする先人の生活の知恵から生まれた手仕事。養成塾は先人から受け継がれた優れた技術を後世に伝えようという取り組みで年に2回開講し、短期集中講座で技術の習得に励んでいる。
花で観光客迎えよう 小谷村 栂池婦人会が作業
 小谷村の栂池婦人会(松澤多佳子会長)はこのほど、栂池高原スキー場の中央駐車場周辺を花で飾るボランティア活動を行った。
 同所はミズバショウの群生地として知られる標高1900bにある日本有数の高層湿原の玄関口として、毎年多くの観光客でにぎわう場所。美しい花で観光客を迎えようと、栂池駐車場委員会や同観光協会、栂池地区会の全面協力のもと、毎年この時期に行っている。
 会員が育てたジニアやキンレンカをはじめ、ベゴニア、マリーゴールドなど多数の花の苗をプランターに移植した。周囲の景色にとけこむように配色やバランスを考え、移植作業に汗を流した。いずれも初夏から秋まで長期間咲き続ける品種といい、これから11月まで美しい花が楽しめるという。

2012年6月9日(土)付