ニーズに合った介護支援 大町市初 小規模多機能型居宅施設 千里館しゅん工
 大町市社松崎に開所する市内初の小規模多機能型居宅介護施設・大町千里(ちさと)館(運営=明科建材、小野澤幸一施設長)は15日、しゅん工式を同施設で開いた。「ほっとな安心・希望とやすらぎのくらし」を合言葉に、通所・宿泊・訪問介護を組み合わせる地域福祉の拠点が開所する。
 同施設の定員は介護度1以上を対象に定員は25人。通所は1日あたり15人で、花づくりなど趣味活動が行える。ショートステイ(泊り)5室1日5人、訪問介護は随時行う。スタッフは所長以下看護師など5人を配置する。隣接して住宅型有料老人ホーム千里(定員20人)を設置。ホームの入居者も同施設に登録することで、利用できる形をとる。
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6月の一覧
備前焼作品一堂に 塩原書店80年記念作陶展 大町市

 大町市九日町の塩原書店(塩原義夫社長)の創業80周年記念備前焼作陶展が15日から、同市大原町のギャラリーねむの木で始まった。17日まで、午前10時〜午後6時。
 塩原社長と長年親交のある備前焼作家の森泰司さん(65)と敏彰さん(28)=岡山県備前市=親子の、渋い光沢をたたえた花器や鉢、洋皿、ふた物、コーヒーセットなど、約200点が並び、先着200人に備前焼はし置きがプレゼントされる。期間中、備前焼体験が楽しめる。1枚1000円。
松林の下笑顔で快音 大町市長杯マレット大会
 第26回大町市長杯マレットゴルフ大会は14日、大町市運動公園で開いた。晴天に恵まれ、約150人の参加者が松林のコースで快音を響かせた。
 スポーツコーナーで体育行事の中継に力を入れる市営ケーブルテレビも訪れ、熱戦の様子を取材していた。
 牛越徹市長は開会式で、「マレットゴルフが大きく育ったのは長野県。カメラに笑顔を向け、ご健闘をお祈りしたい」とあいさつした。
巨大コンニャクの花 池田 手打そばかたせに

 池田町滝沢の手打そば・かたせ(片瀬登美男店主)の玄関口で、
こんにゃくいもが見事な花を咲かせた。茎と花を合わせた丈は1b70aほどにも。「ここまで大きくなるとは」と周囲は驚く。
 こんにゃくいもの花は4、5年くらいたたないと咲かないことから、なかなかお目にかかれない。葉は無く、ラッパ状に開く珍しい花に、訪れる人から「「何の花ですか」との質問が繰り返される。
地物山菜の彩り弁当 雨飾荘に平日限定で登場  小谷

 小谷村中土の小谷温泉奥の湯「雨飾荘」はこのほど、期間限定の平日ランチ「春の雨飾特製彩り弁当」をスタートした。山菜料理を堪能する松花堂弁当、7月31日まで。
 雨飾高原一帯は、例年7月まで雪が残り、山菜の季節が長く種類も豊富。同施設では山に詳しい料理人が自ら採取し調理、宿泊、日帰りともふんだんに提供して好評を博している。永井信明支配人は「春の雨飾特製彩り弁当」を「人気の山菜を彩り良く、手軽に味わえるメニューとして、女性スタッフと一緒に企画ました」と紹介する。
白馬連峰登山の魅力PR 関係者らがフェア準備
 登山用品メーカーや販売店、白馬・小谷両村の山小屋や観光関係者でつくる、「登山大好き委員会」は20日から、白馬連峰へ登山客を呼び込むキャンペーン「白馬フェア」を開く。開催を前にスタンプラリーで参加者にプレゼントする、白馬連峰が描かれたオリジナルタオルを披露し、イベントをPRしている。
 「白馬フェア」は県外を中心とした登山愛好家が、白馬連峰と山麓エリアを楽しむきっかけづくりにしようと企画され、昨年に続き2回目の開催。ことしは白馬村内にギャラリーを持つ山岳写真家・菊池哲男さんや、白馬山案内人組合の高木律子さんらの案内による初めてのツアーも行い、地域の魅力を登山者に伝える。

2012年6月16日(土)付