2012年６月17日付

振り込め詐欺防止呼びかけ　大町署と大北防犯協　小谷で
　６月は「振り込め詐欺総合対策強化月間」。大町署と大北防犯協会連合会は期間中の15日、年金支給日に合わせた「振り込め詐欺被害ゼロの日」の一環で、被害防止を訴える啓発活動を小谷村のＪＡ大北おたり支所で行った。
　株式や外国債など投資による利益をうたう電話で、現金をだまし取る利殖商法の被害が目立っているとし、署員ら５人がＡＴＭの利用などに訪れたお年寄りへ、啓発文と一緒にあめ玉を配り、「甘い言葉にだまされないで」と呼びかけた。

大町商議所女性会がタオル寄贈
　大町商工会議所女性会（今溝三千子会長）は15日、福祉向上のために役立ててもらいたいとタオル３００枚を市社会福祉協議会に寄贈した。
タオル寄贈は女性会の地域貢献活動の一環として10年ほど前から続いている。社協を通じて、市内福祉施設に配布されている。
　女性会厚生委員会（縣智江子委員長）が中心となり、会員だけでなく知人らにも呼びかけ、タオルを集めた。縣委員長は同日、市総合福祉センターを訪れ「たくさんのタオルが集まった。他にも、希望するものがあったら気軽に声をかけてもらいたい」と届けた。
　黒岩理事長は「市内の各福祉施設に届け、有効に使わせてもらいます。毎年の寄贈、温かい気持ちありがたい」と感謝した。

ママさんバレー開幕　池田町　リーグ戦に意気込み
　池田町の第23回ママさんバレーボールリーグ戦大会（本社など後援）が15日、町総合体育館で開幕した。町内のママさんバレーボール選手約１５０人が、９月まで毎週行う長丁場の試合へ意気込みを見せた。
　同大会は30歳以上の女性を対象に毎年行われているリーグ戦。ことしは町内の地区別に11チームが参加している。毎週金曜に試合を開催し、全55試合が行われる。

子ども預けリフレッシュ　大町市　ママさんフリータイム広場
　大町市教育委員会体育課は14日、「ママさんフリータイム広場」の本年度の初回を総合体育館で開いた。子育てに追われる母親たちが子どもを預け、スポーツレクリエーションを通してリフレッシュを楽しんだ。
　同事業は、生後６か月程度から保育園未就園の子どもを抱える母親を対象に、子どもたちを安心して託児しながら体を動かし、心身ともにリフレッシュしてあらためて子育てに取り組む環境づくりをしようと開催している。
　本年度は23人が参加。７月12日までの毎週、全５回の事業で楽しく安全にニュースポーツやレクを楽しむ。子育て中の友人づくりや情報交換にもつなげる。

自然の中ランニング　白馬スポーツの森で記録会
　白馬村のグリーンスポーツの森ランニングコースでこのほど、ランニング記録会が開かれた。同コースは自然の中で走る楽しみを体感してもらい、スポーツを通じた活性化をめざし昨年、県の元気づくり支援金の助成を受けて整備した。
記録会は昨年のオープンを記念して創設され、２回目。小学生から一般まで村内外から約90人がエントリーし、年齢別に１㌔から４㌔のコースを力走した。部活動の成果を試したり、自己に挑戦して達成感を体感すべく、どの選手も真剣な走りを見せていた。
　ランニングを目的に整備されたコースは、起伏もなく北アルプスの山並みや穏やかな姫川の流れを望みながら走ることができる。選手たちは自然に囲まれた中で走る爽快感も存分に体感していた。

節目の大会　絆深める　大北地区障がい者運動会
　第40回大北地区障がい者運動会は16日、大町市総合体育館で開いた。大北地域で身体や精神などに障害を持った参加者や家族、ボランティアら約４５０人が参加。節目の大会に、運動や応援、交流を通じて、地域の絆を深めた。
　来賓やボラも一緒に競技するパンくい競争や、視覚障害者のハンドボール投げ、協力し合う大玉ころがしなどの競技が行われ、参加者は一緒になって楽しく体を動かした。市町村に分かれた各チームからは太鼓や拍手による応援合戦が行われ、会場は大きくにぎわっていた。