現新一騎打ちの舌戦=@池田町長選告示 決意胸に遊説
 任期満了に伴う池田町長選挙が19日、告示された。午後5時の届け出締め切りまでに、新人で元全国農業協同組合連合会総務部長の農業・松沢周三氏(65)=無・正科=、現職で再選目指す会社役員・勝山隆之氏(66・投票日現在の年齢)=無・1丁目=の2氏が立候補の届け出を行った。台風4号が近づき大雨となるなか、両候補が町内全域を遊説し、一騎打ちの激しい舌戦が始まった。
松沢派は、午前8時半すぎから選挙事務所で出陣式を行った。応援に駆けつけた支持者ら約100人(主催者発表)を前に、松沢氏は決意を語った。支持者らとともに必勝だるまへの目入れやガンバローを三唱し、勝利に向けて団結した。
勝山派は午前8時半から、町内の八幡神社で必勝祈願の神事を行い、9時ころから出陣式を開いた。約100人(主催者発表)の支持者らが集まり、声を合わせて必勝を誓った。10時前に選挙用自動車に乗り込み遊説をスタートした。
両氏が政策を訴える「合同個人演説会」は23日午後7時から、高瀬中学校体育館で開く。開場は6時半。
期日前・不在者投票は20日から23日までの午前8時半から午後8時まで、町役場2階中会議室で行っている。投票日の24日は、午前7時から午後8時まで、町内10か所の各投票所で受け付ける。
6月18日現在の有権者数は男4155人、女4590人の計8745人。
サッカーの楽しさ体感 小谷保育園 アラグランデF・Cが教室

 白馬村のアラグランデF・C(稲田良太郎代表)はこのほど、小谷村の小谷保育園で年中・年長園児を対象としたサッカー教室を開いた。サッカーを通して身体を動かすスポーツの楽しさを身につけてもらうことを目的とする、同チームの育成支援活動の一環。白馬中学校の生徒もボランティアで参加し、スポーツを通じた異年齢の交流を深めた。
環境守る意識新たに 北安地事所 自然保護レンジャー委嘱
 北安曇地方事務所管内の自然公園などで活動する自然保護レンジャー委嘱式は15日、大町合同庁舎で開かれ、長澤一男北安曇地方事務所長が同管内の74人を委嘱した。任期は6月1日から27年5月31日までの3年間。
自然保護レンジャーは平成13年6月に創設。国立公園などの保護と適正な利用、自然環境保全に関する意識を高めることを目的としている。自然公園などを巡視し、利用者に動植物の保護、施設利用について適切な指導をボランティアで行う。長澤所長は「皆さんからの報告を受け、関係機関と連絡をとり、自然をしっかりと守りながら次の世代に受け継いでいきたい」とあいさつした。
委嘱式で腕章、身分証明書、手帳の交付を受けたレンジャーは地域の自然環境を守る意識を新たにしていた。
訓練成果とチームワーク発揮 池田町消防団ポンプ操法大会
 池田町消防団の消防ポンプ操法大会は17日、同町コープながの池田センターで開いた。本部分団と町内5分団の団員約200人が消防技術を競い、小型ポンプの部で2分団1部A、ポンプ自動車の部で1分団1部が優勝。7月8日に大町市で開かれる大北大会に出場する。
 大会では、団員らが日ごろの訓練の成果とチームワークを発揮。北アルプス広域南部消防署員や分団長らの審査を受けながら、きびきびとした動きでポンプ機器を操作していた。仲間の団員や家族からは「もう少し。踏ん張れ」「いいぞ」などと応援の声があがっていた。
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6月の一覧
危険個所合同パトロール 小谷村白馬村 土砂災害防止で情報共有
 「土砂災害防止月間」に合わせ、国交省松本砂防事務所姫川出張所と県姫川砂防事務所は18日、危険箇所の合同パトロールを小谷村と白馬村で行った。地盤が緩みやすい梅雨を迎え、緊急時の迅速な対応につなげようと、両村や大町署、北部消防署など関係機関を交え、危険性に関する情報を共有した。
参加者25人は両村2班に分かれ、警戒区域などに指定された9箇所を巡視。大規模な土砂崩落を起こした小谷村横川沿岸や、昨年土石流が発生した白馬村佐野などで、所管する官庁の職員から、現状や対策などの報告を受けた。

2012年6月20日(水)付