「白馬」の巨大文字話題 村内企業が神城の田んぼに
 青々とした田園風景が広がる、白馬村神城の田んぼに「白馬」の名前をかたどった巨大な文字がお目見えし、話題を呼んでいる。
 同村のティーエム・しろうま農場(津滝俊幸代表取締役)の若手スタッフが、夏の観光シーズンに白馬のPRにつなげようと、初めて取り組んだ。田んぼは国道148号の飯森信号機の下にある。20eの広さの田んぼの約半分を使い、苗で一文字あたり縦横10bの大きな文字を描いた。日ごとに青さを増し、文字をくっきりと浮かび上がらせている。
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6月の一覧
リーダーの力養う 大町市 育成連絡協が研修会
 大町市子ども会育成連絡協議会(柳澤英幸会長)は23日、市内の各子ども会の活動が活発に行えるよう、リーダーとしての心構えや指導者としての力量を高める、平成24年度少年リーダー研修会を同市平大町温泉郷の森林劇場などで開いた。
本年度は、市内各小中学校の児童、生徒16人が参加。木崎湖でのキャンプ研修や「市民ふれあい広場」のスタッフなど全7回の研修をとおして、子ども社会の活動で仲間を引っ張っていく力を養う。
郷土食♀wび親しむ 白馬の子育て支援ルーム
 白馬村の子育て支援ルームは25日、村内の小さな子どもを持つ保護者らを対象に、村多目的ホール調理室で「郷土食を作ろう」と題した食育活動を行った。
 県を代表する昔ながらの郷土食に親しむことで、ふるさとの食文化に関心を持ってもらい、次世代に伝えていこうと、年数回実施の人気企画。村食生活改善推進協議会白馬支部の飯田地区会員らが指導を担当した。
 メニューは「すいとん汁」「きゃらぶき」「ぜんまいの白和え」など。ご飯の代わりにもなる汁物のほか、地元で良く食べられる旬の食材を生かした料理を紹介した。
本社で新聞制作体験 大町一中の丸山君
 大町市の大町第一中学校(五十川崇校長)2年生103人は27、28の両日、職場体験学習を市内33事業所で行っている。希望する職場での仕事を実践し、やりがいや苦労を学んでいる。
丸山渓斗君は大糸タイムス社で、取材から紙面製作、印刷まで新聞作りを体験している。本紙記者に同行して、各事業所で働く同級生らを取材し、インタビューを通じて普段は見られない点についてふれた。
大町幼稚園(早川民次園長)では、園児と一緒に真夏を思わせる日差しのなかの水遊びや遊戯などを体験する同級生の女子生徒を取材。子どもたちとの触れ合いの楽しさや大変さなど話を聞いた。
プロが育てた野菜苗配布 JA白馬 窓口感謝デー
 JA大北白馬支所(山岸速人支所長)は26日、毎月実施している「窓口感謝デー」の一環として、職員が育てた野菜苗を、窓口を訪れる利用者に無料で配布するサービスを行った。
 苗は支所職員の倉科健一さんと山岸支所長が種からていねいに一つずつ育てたもの。ことしはブロッコリー、ナス、カリフラワー、スイートコーン、ミニトマトの、100個のポット苗が希望者に配られた。
 プロが育てた苗は葉も茎もしっかりして健やかな苗ばかり。毎年楽しみにしているという常連も多いという。
山間地栽培沢ワサビ=@小谷村「新特産に」出荷見込み
 「ワサビを小谷村の新たな特産品に」の思いから、小谷村の「おたり山菜の会」(中村勲会長)の会員が取り組んでいる、山間地栽培の沢ワサビが順調に生育し、栽培2年目にして出荷の見込みとなった。会員は初出荷に期待を寄せている。
 2年間の試験栽培でノウハウも蓄積し、面積も5eから10eに広げた。会員によると冷涼で豪雪という環境下で、安曇野市のワサビより生育に時間がかかるものの、品質は最高という。中村会長は「地域の農業振興につながれば」と話していた。

2012年6月28日(木)付