伸びやかな歌声響く 白馬南・北小、小谷小 5・6年生北部音楽会 白馬村の白馬南・北小学校と小谷村の小谷小学校の3校の5・6年生児童による「北部音楽会」が27日、白馬村ウイング21を会場に開かれた。 各学校で行われた校内音楽会の楽曲を中心に、特色のある合唱を同世代の児童や保護者、地域住民に披露した。 例年は小学校の体育館で実施していたが、ことしはウイング21音楽ホールに変更。一流音楽家も公演する、優れた設備を持つ施設で児童の学習成果を発表する機会を提供することで、音楽への関心や創造性をさらにはぐくむことを目指した。 本格的なステージでの発表は、校内と違う緊張感があったようすだったが、各校とも練習の成果を存分に発揮して、伸びやかな歌声をホールいっぱいに響かせた。出番以外では他校の発表に集中して耳をかたむけ、大きな拍手を送っていた。 |
大花壇 花いっぱいに ちひろ美 松川中生が定植 松川村の「花が咲いている村づくりの会」と松川中学校1年生は26日、同村西原の安曇野ちひろ美術館横にある大花壇に恒例の花の定植を行った。会員や中学生ら約130人が、強い夏の日差しのなかブルーサルビアを定植した。花は2週間ほどで見ごろになり始めるといい、一面青の景色が秋まで楽しめる。 参加者たちは、広さ約25eの花壇が美しい景色になるよう、サルビアの苗約1万1000株を均一に植えた。暑さで汗をかいたり顔を真っ赤にさせながら作業を進めていた。一部にはアサガオ「ヘブンリーブルー」やヒマワリの種を植え、彩りを添えた。 |
ササユリ観察で自然触れる 県環境保全研 大町で講座 県環境保全研究所はこのほど、ササユリについて学ぶ講座を大町市で開いた。県の希少野生植物の保護や再生につなげようと、自然豊かな大町を会場に、自生地をめぐりながら生態を紹介した。県内各地をフィールドにした、「自然ふれあい講座」の一環。 講座には地元大町山岳博物館が協力し、同館の学芸員・千葉悟志さんの案内で、鷹狩山を散策しながらの観察会を開いた。県内各地から参加した家族連れなど約30人が、生態や特徴など解説に耳を傾けながら=写真、まだつぼみの花にカメラを向けていた。 ササユリは淡い桃色の花を咲かせる。採集や鳥獣被害などによって減少し、県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されている。平成22年度、保護回復事業計画が策定され、関係機関が周辺環境を含めた生態系の保全や再生に努めている。 |
振り込め詐欺防止に感謝 大町署 八十二あづみ松川支店に 高齢者に対する未公開株販売名目の振り込め詐欺を未然に防いだとして、大町署は27日、八十二銀行あづみ松川支店(佐藤琢自支店長)に感謝状を贈った。 事案は、今月7日の午前中、同支店を北安曇郡内の80歳代女性が訪れ、預金口座から55万円を引き出す手続きをしようとした。高額な引き出しに窓口職員が不審に思い、用途を尋ねると数日前に知らない男から電話があり、「株を買えば倍の金額になる」などと持ちかけられたといい、職員が説得、署に通報し被害を未然に防止した。 同署生活安全課は「今月は振り込め詐欺防止月間中で、そのなかで、事件を未然に防いでいただけて感謝している。これからもお互い協力して防止していきたい」と話した。 |
元医師に感謝 100歳祝う 池田 小島館で窪田さん誕生会 今月100歳を迎えた池田町4丁目で愛生堂医院を開業していた元医師・窪田義信さんの誕生日お祝い会が26日、同町2丁目の「いけだデイサービスセンター小島館」(細沼洋史所長)で開かれた。利用者が、長年町医者として尽力した窪田さんを囲み、ふれあいのひとときを楽しんだ。 窪田さんは昭和32年、4丁目に愛生堂医院を開業し、99歳の昨年8月まで現役で医療業務を行っていた。今月14日に100歳を迎えた。医師時代に同施設へ往診に訪れたり、町社会福祉協議会の協力員だったことなど関わりがあったことから、利用者から今までの感謝の気持ちを表したい、と誕生会が企画された。 |
スタンプラリー初企画 大町高白嶺祭 30日から一般公開 大町高校(下坂一俊校長)の文化祭「第65回白嶺祭」は30、7月1の両日、一般公開される。「〜陽炎〜偶然は必然へ!宇宙に煌めけシャララララ」をテーマに、校内外の人々に楽しさを共有できる文化祭をめざし、生徒たちが準備を進めている。 ことしは初の試みとして、スタンプラリー「町高わっしょい」を企画。1年生のクラス展、2年生の映画、3年生の部活展や、出店、ステージ発表など最大13のスタンプを集めることで景品がもらえる。さまざまな展示を見てもらう願いを込める。 |
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2012年6月29日(金)付