小谷野球リーグ開幕 豪雪の影響1か月遅れで
 小谷村の第36回小谷野球リーグは29日、開幕した。今シーズンは例年を上回る豪雪によって、試合会場の千国グラウンドの改修工事が延期され、約1か月遅れの開幕。出場8チーム約120人が、待ちにまった開幕を喜び合った。
 村役場多目的ホールで開かれた開幕式では、栂池ハッピークラブの泰間康範主将(36)が選手宣誓し、シーズン中の安全と選手の親睦を誓った。式典に合わせ、小谷リーグから小谷中学校と小学生チームの野球少年たちに対する、ボールの寄贈も行われた。
 大会は各チームが優勝を目指し、総当たり1回戦で勝率を競う。優勝チームが白馬リーグ1位とのクライマックスシリーズに挑み、小谷・白馬両村の頂点を決める。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

7月の一覧
万一の強盗に備え 宮田町簡易郵便局で訓練
 大町市宮田町の大町宮田簡易郵便局で30日、強盗事件への対応訓練が行われた。小規模で女性局員が多く、狙われる可能性がある簡易郵便局を対象にした訓練で、万が一、強盗事件が発生した際の的確な対処方法を学んだ。
訓練事件は、大町署生活安全課の署員が強盗に扮して2人組で局内に入り現金を要求。郵便局利用者となった女性署員を人質にとり、「金を出せ」と包丁様のものを突きつけ脅した。局員は「人質を放してください」などと冷静な呼びかけで対処。会話や作業で、要求された現金を渡す時間を引き延ばしたり、毅(き)然とした態度で応対していた。
旬の野菜がずらり 小谷村栂池で青空市
 小谷村栂池のゴンドラ乗り場前に、栂池の女性有志による「青空市」がお目見えした。
 農家の販売機会を増やし、生産者と消費者のふれあいを目的に、夏野菜の採れるシーズンに毎年開いている。店頭には初日から採れたての旬の野菜がずらりと並び、新鮮野菜を買い求める観光客らでにぎわっている。
 採れたての新鮮さとおいしさに加え、野菜を育てた生産者が店頭にいる安心感も青空市の人気の一つのようだ。宿泊業のおかみさんたちが多く、地元ならではの観光情報も提供し、観光客を喜ばせている。女性らは「お客さまの喜ぶ顔が農作業の励みになる。頑張っておいしいものを提供したい」と話していた。
社公民館でツツジ植樹会
 大町市社公民館は29日、関西電力黒四管理事務所から贈られたツツジの木70本の植樹会を同公民館付近で開いた。地区公民館や保育園の児童らが力を合わせ、思い出に残るよう緑を増やした。
公民館裏の約80bの土手では、どんぐり保育園の年中・年長約30人の園児や、社地区公民館長会の大人ら約15人が参加し、力を合わせてツツジを植えた。3歳児園児や未就園の親子教室参加の親子も、公民館入り口付近で植樹した。
土手は昨年、大きくなりすぎた樹木を伐採し、すっきりと空き地に。景観と緑化のために、関電から「一人一本植樹運動」で寄贈されたツツジを植えた。
公民館は、40年以上前は小中学校の校地として使われ、昭和47年の小学校廃校に合わせ、北側に記念ツツジ園をつくるなど、地域住民に愛着がある場所となっている。
陶芸で世代間交流 大町の陶芸の家で教室
 大町市の平成24年度親子陶芸教室は30、7月1日の両日、同市東町の陶芸の家で開いている。親子と高齢者が世代を超えてものづくりで交流し、陶芸の楽しさに触れた。
初日は6組9人の親子が訪れ、陶芸の家会員4人の指導のもとで土を練り、縄模様のマグカップやりんご形のお皿など、思いおもいの形に作り上げた。

2012年7月1日(日)付