姉妹都市 災害時支援を 小谷村 千葉県白子町と協定
 小谷村は3日、姉妹都市の千葉県白子町と「災害時等の相互応援に関する協定」を結んだ。大規模災害の発生時に、遠隔地の自治体同士が互いに支援できるよう、資材や人員の派遣や被災者の受け入れなどを盛り込んだ。
 協定は地震による津波の被害が懸念される町と、糸魚川−静岡構造線に起因する震災が想定される小谷村の防災体制強化のため、小谷側が提案した。村関係者が町を訪問し、両町村議長立ち会いのもと、松本久志村長と林和雄町長が協定書に署名した。
 同村が他の自治体と大規模災害に対する協定を結ぶのは、ことし2月の静岡県菊川市に続いて2例目。
 両町村は平成7年に姉妹都市提携を締結。小谷小学校からの修学旅行や、白子の子どもたちを招いたスキー交流、地域のイベントへの住民参加などを通じて、交流を深めている。
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7月の一覧
手作りおもちゃで交流 松川中生と南保園児
 松川村の松川中学校3年C組の34人は6日、手作りおもちゃを使って同村南保育園園児と交流した。同学年の家庭科の授業の一環で、生徒たち手製のおもちゃでの遊びを通してコミュニケーションをとり、園児たちを喜ばせた。
同学年は、家庭科の授業「家族、家庭と子どもの成長について」の学習で、子どもとのコミュニケーション方法などを学んできた。生徒は5月に園児らと交流し、事前に好みを把握。ペットボトルや空き缶、段ボールなど身近なものを使った安全なおもちゃを製作した。
親子で短冊に願い 社公民館 七夕飾りづくり
 7月7日の「七夕の日」を前に大町市社公民館で4日、七夕飾りづくりが行われた。同公民館親子教室「なかよし広場」に通う30組の親子が参加。夢中で短冊に向かうわが子の姿に、母親たちは健やかな成長を願い、温かな視線を注いでいた。
 七夕飾りづくりなど通じて、天の川を舞台に、織姫と彦星が1年に1度会える七夕の伝説に親しんだ。
 子どもたちは、母親と相談しながら、思いおもいの願い事や絵を短冊に書き込み、竹に結び付けていった。完成した七夕飾りを手に駆け回り、歓声が広がっていた。七夕にまつわる物語の上映などもあった。
だまされる心の仕組み知る 池田 みのり塾公開講座

 池田町公民館は3日、生涯学習講座みのり塾の公開講座「だまされる人の心理学」を同館講堂で開いた。信州大学人文学部の菊池聡准教授を講師に、詐欺商法などが社会問題となる中、人間はそもそもだまされやすいという仕組みについて、認知心理学の観点から学んだ。
異国の生活体験自信に 大町市美麻 メンドシーノ訪問を報告
 大町市美麻で姉妹都市の米国メンドシーノとの交流に取り組む実行委員会(北澤伊=cd=60a8男実行委員長)と美麻メンドシーノ交流ボランティアネットワーク(前川浩一代表)は5日、5月に行った訪問交流の報告会を美麻公民館で開いた。滞在経験を映像で紹介し、数々の思い出と子どもの成長に、会場は笑顔に包まれた。
訪問団員や子どもたちは、ホームステイでのふれあいやメンドシーノK−8スクールへの訪問交流、消防署での体験や野球やサッカーの試合など、画像で振り返った。

2012年7月7日(土)付