砂防ダムへの理解深める 白馬南小5年が見学
 県姫川砂防事務所は9日、白馬南小学校の5年生22人を対象に、砂防工事の現地見学会を白馬・小谷両村で開いた。地元の子どもたちに土砂災害の危険や、住民を災害から守る工事への理解を深めてもらおうと企画した。
 同事務所は過去の災害現場などを案内しながら、▽雨が降っているのに川や沢の水が減る、▽川が濁り木が流れてくるなど、土砂災害の兆候を説明。事前に避難場所を確認し、災害発生時にはすぐに逃げるように呼びかけた。
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7月の一覧
切手を山の記念に 白馬館 客の要望受け販売
 白馬村の白馬館(松沢貞一社長)は10日から、オリジナル切手を同社が運営する山小屋などで販売している。山の記念として登山者からのニーズが高まるなか、北アルプスならではの景観を配した切手シートを制作した。
 シートは80円切手10枚1セットで1400円。夏の白馬岳山頂を写した台紙に、白馬大雪渓やライチョウ、コマクサなどをデザインした切手が並ぶ。初日は白馬山荘や栂池ヒュッテ、駅前の北アルプス総合案内所などで販売を開始。他の山小屋でも順次取り扱う。
 同社は約20年前まで、山小屋での切手の販売を手掛けていたが、通信技術の発達などに伴い需要が減り、取り扱いをやめていた。登山客からの根強い要望を受け、切手制作の企画を郵便局に提案。山を知り尽くした同社ならではの商品が完成した。
平和の喜び共有 ユキヒロさんライブ 白馬村
 白馬村の多目的ホールを会場に7日、沖縄出身のシンガーソングライター、ユキヒロさんによる「ピース・ベル・フェスティバル」(同実行委主催)が開かれた。地元の子どもたちをはじめとする音楽やダンス愛好家と、ユキヒロさんのライブのコラボレーションで手作りの楽しいステージを繰り広げ、平和の喜びを共有した。
 地元の小学生が平和への誓いを読み上げ、フェスティバルが開幕。「世界が平和になるために、私たちのできることはけんかやいじめを見過ごさないこと、大好きな絵や音楽やいろいろな国の言葉で世界の人たちに思いを伝えること。小さな一歩かもしれないけれどあきらめない」と力強く宣言し、会場から大きな拍手が沸き起こった。
ボールつなぎ熱戦 小学生ソフトバレー中信大会 池田町
 県小学生ソフトバレーボール中信地区フェスティバルが8日、池田町総合体育館で開かれた。中信地区小学4年生以下の37チームが出場、仲間たちと一つのボールを必死につなぎ、元気な声を響かせた。
 上位4チームが県大会への出場権を獲得できる競技型、未経験児童も参加できる交流型ともに17チームがエントリーし、白熱した試合を展開。「絶対に勝つぞ」などと声を合わせピッチ上を飛び回る選手の姿に、応援に駆けつけた保護者や仲間から大きな声援があがっていた。
ユニーク競技楽しく はつらつレク交流会 松川村
 第36回はつらつレクリエーション交流会(松川村・村社会福祉協議会主催)が7日、村生涯学習センター・グリーンワークまつかわ多目的ホールで開かれた。村内60歳以上を中心に昨年を超える350人が参加し、縄ないのスピードや精度を競うなどユニークな競技に心地よい汗を流した。
 お年寄りたちが見せる必死の姿に仲間からは大きな歓声があがっていた。見ず知らずの人同士が談笑する場面もあり、ユニークなレクリエーションを通じた新たな交流も生まれていた。
 同交流会は健康増進や仲間づくりなど目的に毎年、開催している。年々、参加者も増えている。多くのボランティアも参加した。
少年硬式野球 初の全国へ 大町リトルシニア推薦で

 大町市少年硬式野球連盟の中学生を主体とするリトルシニアチーム(大町チーム)は、8月1日から神宮球場で開幕する第40回日本リトルシニア野球選手権大会に初出場する。長野・新潟両県で最も早く中学生硬式野球に取り組むなどリトルシニア発展に寄与したとして、信越連盟から推薦を受けての出場。創立36年にして初の全国の舞台となる。

2012年7月11日(水)付