山と人との橋渡し役に 白馬村 グリーンパト結隊式
 白馬村と中信森林管理署(下堂健次署長)は10日、白馬連峰を中心とした北アルプスで自然保全活動を展開する「グリーンパトロール隊」の結隊式を村役場で開いた。中信森林管理署が同村振興公社に委託し、全国から公募して実施。40年以上にわたる長い歴史を持つ。ことしは10代から60代の、新人から13年連続参加者まで10人が、首都圏などから集まった。8月24日まで村営の白馬岳頂上宿舎を拠点に北アルプスに常駐し、山岳環境の保全啓発や高山動植物の保護、美化活動に向け、パトロールに取り組む。
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7月の一覧
ソフトテニス東日本大会出場 松川小の4人表敬訪問
 宮城県仙台市で14、15の両日開かれる「第2回東日本小学生選抜ソフトテニス大会」に出場を決めた松川村の松川小学校6年生4人が10日、梨子田公雄副村長を表敬訪問した。
 同大会には、県予選大会のベスト4入賞者が出場できる。村内から個人戦、団体戦ともに出場するのは、榛葉淳之介君、斉藤亮太君、榛葉美有さん、栗林涼香さん。淳之介君と斉藤君は大町市や安曇野市穂高の選手とペアで出場、美有さんと栗林さんはペアで出場する。
 昨年度の東日本大会に出場経験のある淳之介君は「去年は予選リーグで負けてしまったので、今年は決勝トーナメントまで進みたい。自分の力を出してがんばりたい」と意気込み、梨子田副村長は「思い切りがんばってきてください。期待しています」とエールを送った。
小中生10人が北信越へ 大町市 ジムネット体操教室
 大町市のジムネット体操教室(甘利道子代表)の小中学生選手10人はこのほど、長野市で開かれた第39回県体操競技選手権大会で上位に入り、北信越大会への切符を手にした。小学生と中学生の女子の部では、3位までを独占する快挙を成し遂げた。
 大会は女子が平均台や段違い平行棒など4種目、男子が鉄棒やつり輪など6種目で総合得点を競った。国民体育大会県予選を兼ね、成年男子の部で個人総合2位に輝いた小野沢泰典コーチ(24)も、北信越ブロック大会への出場を決めた。
 教室は7年目を迎え、中信地区の幼児から中学3年生まで、開講当時の8倍以上となる約260人が学んでいる。甘利代表は「徐々に選手層に厚みが出てきた。先輩たちの活躍を見て、挑戦する子どもたちがでてきてくれれば」と話した。
海ノ口駅植樹会に200人 親しんだ駅 景観育む
 大町市JR信濃大町駅は7日、同市平の海ノ口駅で植樹会を開いた。地域住民や鉄道少年団、同駅が舞台となったアニメのファン、JR関係者など約200人が協力し、親しんだ駅の景観を守り育てようと力を合わせた。
植樹会では、駅湖水側の土手約200bに、ドウダンツツジやアヤメなど400本の苗木を植えた。コスモスやデイジーなど四季の花の種が入った植生マット約400平方bも張り込んだ。
作業はなごやかに進み、通りがかったリゾート列車や特急あずさに参加者が手を振り歓迎した。駅舎には地元の子どもたちによる七夕飾りも備え付けられた。参加者は記念の横断幕を前に写真撮影し、思い出に残した。
町長に「町の改善点」聞く 池田小3年 探検隊≠ェ役場訪問
 池田町の池田小学校3年生39人は10日、社会科の学習「飛び出そう!池田町探検隊」の一環で、町役場を訪れた。町議会の議場を利用し、勝山隆之町長に子ども目線で見る町の改善点や町の今後を問う質問を投げかけた。
同学年は、社会科で町の良いところを探すなかで町を大切にする気持ちを育んでいこうと学習に取り組んでいる。これまでハーブセンターや夢農場を見学し町について学んでいる。学習の成果は、今後作成する子ども新聞にまとめる。
街に彩り にぎわい願う 大町商議所 市内にプランター設置
 大町商工会議所の商業委員会と観光委員会は11日、中心市街地「花通り」事業として、中央通り商店街などを色とりどりのベゴニアの花で飾った。にぎわう夏の商店街を願い、街に彩りを咲かせた。
両委員会から約30人が参加。信濃大町駅から大黒町交差点まで約2`の歩道両側や日の出町の通りなど近隣商店街に軽トラで運ばれてきたプランターを並べていった。
同事業は、観光シーズンや夏祭りを前に花を並べ、商店街の景観形成とイメージアップを通して町のにぎわいにつなげようと平成19年から毎年実施している。

2012年7月12日(木)付