地域ぐるみで防犯を社会を明るくする運動 白馬・小谷

 第62回「社会を明るくする運動」白馬・小谷地区推進大会は11日、白馬村多目的ホールで開かれた。両村から保護司や教育関係者、住民など約200人が出席し、犯罪や非行を犯した人の更生や、地域ぐるみでの防犯への理解を深めた。
 運動は7月の強調月間期間中、全国で展開されている。白馬・小谷地区では松本少年刑務所の高橋真次郎所長を講師に、「刑事施設の役割」と題した講演会を開催、施設や更生に向けた取り組みを紹介した。
接客通し地域と交流 池田町 安曇養護学校が校外販売 14日まで
 池田町の安曇養護学校恒例の校外販売が13、14の両日、町内、安曇野市で行われている。生徒たちが丁寧につくりあげた木工製品や革製品、人気のクッキー、パウンドケーキなどがそろう。
 校外販売は、生徒に製品の製作、販売をする楽しさを感じてもらい、地域との交流も図ろうと年に2回開いている。13日に池田町ハーブセンターで行われた販売には、1年生から3年生の生徒14人が参加。製品の特徴や使いやすいところを説明したりと、接客にいそしんでいた。
村伝承の技マスター 小 谷 そば打ち人養成講座修了式
 小谷村役場特産推進室(相澤保室長)の初企画「小谷流そば打ち人(そばうちびと)養成講座」の修了式が11日、中土観光交流センターやまつばきで行われた。全4回の講座を皆勤し村伝承の技をマスターした受講生に修了証が授与された。北小谷のケアハウスいわかがみのお年寄りを招いて手打ちそばを振る舞い、上達した腕前を披露した。
 村内外に小谷村のそばを広くPRし、新たなそばの打ち手養成と、そばによる地域リーダーの育成で地域活性化につなげる取り組み。「目指すはみんながそばを打てる村」を合言葉に、毎月1回、全4回のコースでこだわりのそば打ち技術の習得に励んできた。
解体初作業 施設活用祈る 美麻ジビエ工房しゅん工式
 大町市美麻の美麻ジビエ振興会(種山博茂会長)が運営する食肉加工解体施設「美麻ジビエ工房」で12日、しゅん工式が開かれた。同日朝、完成後初めての動物がわなにかかり、初仕事が行われた。作業にあたった会員たちは「せっかくもらった命、地域活性化のためにしっかりと役立たせてもらいます」と包丁をおろしていた。
 解体されたのは体重50`以上の雌ジカ。同日朝、新行に仕掛けたワナにかかっていたのが見つかった。会員はしゅん工式後のレセプションで提供する肉とするため、手際よくさばいていった。モモやすじなど部位ごとに余すことなく切り分け、真空処理、金額が入ったラベルを貼り付けるなど、販売の準備を進めていた。
祭り前に“法被”新調 大町九日町の祭典委
 大町市の若一王子神社の例大祭が近づいてきた。九日町の祭典委員会はことし、法被と太鼓など祭典用備品を新調。少子高齢化の中で、住民や子どもが気持ちよく祭りに参加できるよう願いを込める。21日の宵祭りでは、真新しい法被に身を包んだ子どもたちの元気なおはやしが聴けそうだ。
 子ども用50枚、大人用50枚の計100枚の法被や、年番用の長はんてん20枚、流鏑馬(やぶさめ)用の衣装上下10組、などがそろった。おはやしに使われる大太鼓や小太鼓、子ども用小太鼓とつづみも新しくした。法被の背中には、同町の舞台人形の題材となっている「安珍・清姫伝説」をもとに、町内在住の日本版画院同人評議員の羽田智千代さん(85)が描きおろした版画が印刷された。
自身振り返り決意新た 池工定時制が生活体験発表
 池田町の池田工業高校(春原武彦校長)定時制は11日、校内生活体験発表大会を同校で開いた。1年から4年の生徒6人が、自身が体験してきた生活を振り返りながら、今後への新たな決意をしたためた作文を発表した。
 同大会は、学校生活や職場などこれまで生活してきたなかで感じたことや学んだことなどを作文にして発表する場。中信、県、全国大会が行われている。
 校内大会は、発表内容や方法をふまえて職員が審査。選出された2人は、9月15日に松本市のあがたの森で行われる中信大会に出場する。
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7月の一覧

2012年7月14日(土)付