流鏑馬サミット大町で 皆に愛される伝統文化継承

 「流鏑馬(やぶさめ)サミットin信濃大町」は15、16の両日、大町市内で開かれた。流鏑馬神事に取り組む全国10地域から関係者が一堂に集い、伝統文化の継承と馬の確保など共通する悩みついて意見を交わし交流した。
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7月の一覧
「週刊新潮」の表紙絵複製画 葛温泉・温宿かじか 成瀬政博さん 作品展
 大町市平の葛温泉・温宿かじかで、「週刊新潮」の表紙絵を連載するなど幅広い活躍を見せる画家・イラストレーターの成瀬政博さん(64)の作品展が開かれている。週刊新潮表紙絵に使われた複製画約20点が、木漏れ日差し込む宿内ギャラリーを飾っている。 
 少女が手にする「おひさま」が色彩豊かに幾重にも広がる作品など、アクリル絵の具など使いやわらかなタッチで表現、成瀬さんの独創的な世界観が広がる。
生徒の力で美しい村 小谷中 清掃奉仕ボラ
 小谷村の小谷中学校でこのほど、生徒会主催による村内清掃奉仕ボランティアが行われた。自分たちが住む村に感謝をこめ、夏の観光シーズンに、生徒の力で美しい村づくりに貢献するとともに、地域を愛する心をはぐくもうと行われている。有志が4つのグループに分かれ、美化活動に汗を流した。
 国道148号沿いや塩の道街道、児童生徒の登下校の安全を見守る「こどもふれあい番所」、千国グラウンドといった、通学路や日ごろよく利用する施設でゴミ拾いや清掃活動を行った。草木に隠れて人の目の届かない場所には、タバコの吸い殻や空き缶などが数多くあり、生徒は一つひとつていねいに分別しながら懸命に作業を続けていた。
小谷の女性有志「リンドン」施設慰問 お年寄りと音楽交流
 小谷村栂池の女性有志らの音楽サークル「リンドン」はこのほど、白馬村の介護老人保健施設「白馬メディア」を慰問に訪れ、入所しているお年寄りたちと音楽で交流した。
 同会は音楽で社会貢献をしていこうと、トーンチャイムという打楽器をたずさえ、主に高齢者の施設を中心に演奏活動を行っている。トーンチャイムはハンドベルのように数人で音を分担して楽曲を演奏する楽器。「北の安曇野詩暦」と題し、白馬小谷の美しい四季にちなんだ童謡・唱歌を美しい音色で奏でた。
 いずれの曲もお年寄りたちが、いつかどこかで必ず聞いたことのあるものばかり。やわらかく澄んだ音色がお年寄りの心を和ませていた。
地元の風景描く 大町市 喫茶「茶々」 大日方さん油彩画展

 地元の人の作品発表の場にと店内壁面などを提供している大町市仁科町の喫茶「茶々」は8月31日まで、大日方三郎さん(62)の絵画展を開いている。ことし1月から手がけた油彩7点を展示し、訪れる人の目を楽しませている。
外国人受講者ら七夕交流 大町公民館の日本語講座
 大町市大町公民館(勝野礼二館長)が開いている日本語講座はこのほど、七夕交流会を大町市文化会館で開いた。受講する外国人や修了生、講師を務める市民ボランティアら約40人が、日本の夏の風物詩に触れ交流の輪を広げた。
 日本語講座は、就労や結婚などで市内を訪れ生活する外国出身者が日本語に親しむ講座で、平成13年から開いている。本年度はアジア圏や英語圏、南米など18か国の外国人約25人が生徒として登録。市民ボランティアを講師に学び、異文化交流を深めている。

2012年7月17日(火)付