小谷の魅力都市部へ 東京 農業と環境の祭典で
 小谷村と村商工会は21日、東京都で開かれる農業と環境の祭典「ファーム・エイド銀座」に参加し、小谷へのツアーや地元の特産品をPRする。環境保全や食の安全への意識が高い都市部の住民に対し、豊かな自然の中で育まれた食文化を紹介し、効果的な誘客につなげる。
イベントは都会の真ん中で養蜂に取り組む、NPO法人・銀座ミツバチプロジェクトが主催。都市部と農村との交流を通じて、こだわりの食文化を紹介し、自然との共生を目指す取り組み。全国各地の物産展、食と環境を考えるフォーラムなど多彩な催しが行われる。
小谷村からは特産推進室の職員らが会場入りし、地元で盛んな養蜂と温泉を結び付けたり、大網地区伝統の「とち餅」作りを体験するツアーの企画を提案。ミツバチがトチの花から集めたトチミツの販売、村内産のコメを100l使った日本酒の試飲なども行い、小谷の魅力を発信する。
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7月の一覧
身近な災害や自然学ぶ 「いーずら小谷」金谷橋見学
 小谷村公民館企画の、「いーずら小谷」の第2回がこのほど開かれた。同村で明治44年に発生した日本三大崩落の一つに数えられる、稗田山を望む金谷橋などで現地学習を行い、身近な災害や自然について学びを深めた。
 稗田山崩落は、豪雨により旧北小谷村の姫川支流・浦川上流で山の北側が崩れ、土砂が石坂などの集落を流下し、姫川をせき止めて天然ダムを形成。約3`上部の下里瀬までを水浸しにし、多くの犠牲を出した。
翌年には天然ダムが決壊し、来馬の集落をのみこみ、洪水が糸魚川まで及ぶ大災害となった。参加者は地域の歴史に詳しい、北村鎌司さんの案内で、作家・幸田文の一節が刻まれて災害史を語り継ぐ指標となっている稗田山崩落の慰霊碑、金谷橋などを見学した。
女性視点の地域づくり 大町市 女団連が活動紹介
 大町市女性団体連絡協議会(太田光子会長)は27日まで、構成9団体の活動を紹介する展示を市役所市民ホールで開催している。同団体の活動を知ってもらうことで、女性視点の住みやすい地域づくりをさらに進めようと初めて企画した。
 ファミリーサポートバンビの会、大町子ども劇場、大町市を愛する女性の会、大町市生活改善推進協議会、大町市婦人会、大町花づな会、新日本婦人の会大町支部、日本婦人有権者同盟大町支部、農村生活マイスターの9団体それぞれが、模造紙に写真など加え主な活動を発信。食や子育て、ボランティア活動など地域に密着した女性の力が紹介されている。
梅雨明け青空に快音 大町市老連マレット大会
 大町市老人クラブ連合会(上條昭雄会長)の第36回マレットゴルフ大会が19日、市運動公園マレットゴルフ場で開かれた。梅雨明けの青空の下、約100人がプレーを楽しみ快音を響かせた。
 南北のコースに分かれ、18ホール、パー72で争った。ホールインワンも飛び出すなど盛り上がりを見せた。
 最年長の宮田寛さんは、年齢と同じ数の92打でホールアウト。「健康でいられるのはマレットゴルフのおかげ。結果はどうあれ、楽しむことができました。えらい打ちましたね」と笑みを浮かべていた。
新型装置で運転能力検査 大町市で「チャレンジ号」体験
 県警の交通安全体験車「チャレンジ号」が18日、大町市の西友大町店を訪れた。交通死亡事故多発警報が発令中の同市で、本年度から導入されたタッチパネルを用いた新しい体験装置「ドライバーズビジョン」を使って、来店者が自分の運転能力の傾向を知った。
大型画面のタッチパネルで、画面に表示された白い円をタッチして視野の広さと反応速度を計測する検査と、画面の左右から自動車や歩行者、自転車などのアイコンが違った速度で移動し、それに合わせてパネルをタッチし、速度予測と判断力を確かめる2つの検査を行った。

2012年7月21日(土)付