八方尾根の植物知る 白馬村で自然観察会
 白馬村の八方尾根自然環境保全協議会は20日、植物の名前を記したネイチャーラベルの設置作業に合わせて、自然観察会を八方尾根で開いた。白馬スキー発祥100周年の節目を契機に、住民が地域の山や高山植物にふれる機会を設け、自然保護の推進につなげようと企画した。
 村内外の約140人が参加し、ゴンドラやリフトを経由し、八方池周辺までと八方池山荘までの2班に分かれてルートを散策。自然を知り尽くしたグリーンパトロール隊員らの案内で、多様な動植物が生息し中部山岳国立公園にもなっている八方尾根の自然を学んだ。
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7月の一覧
人波作戦で事故防止 大町署ヤンドラ 通勤者に
 夏の交通安全やまびこ運動期間中に合わせ、大町警察署若手署員でつくる大町署ヤングドライバークラブ(北沢諒太郎会長、23人)は20日朝、大町市常盤の富士電機パワーセミコンダクタ社前の県道有明大町線で人波作戦を実施し、通勤ドライバーに交通安全を呼びかけた。
クラブ員や大町署交通課員計13人と、シートベルト着用推進モデル事業所となっている富士電機パワーセミコンダクタ社の社員が参加。同社前の路上で桃太郎旗をかかげ、通過するドライバーに注意を促した。旗には、交通安全やシートベルト着用、高齢者の事故防止や飲酒運転の根絶などを掲げた。
同クラブは大町署の30歳未満の職員で平成21年に発足。若さを生かし、年3回の交通安全運動期間中に積極的な啓発運動に取り組もうと活動している。
思い出と別れ惜しむ 松川でJA大北人形供養
 JA大北は21日、人形供養祭を松川村のJAホールまつかわで開いた。村内外から来場した家族連れなど約140人が、生活を共にした思い出の品との別れを惜しんだ。
 会場ではぬいぐるみや五月人形など、約1500体が祭壇に並び、法要が行われた。家族に手を引かれた子どもが「お人形さんバイバイ」と、名残惜しそうに手を振っていた。
 同JAは地域貢献の一環で、組合員や住民から親しまれる施設づくりを図ろうと、無料の供養祭を2年ぶりに開催。観賞用の「こけ玉」作りや、子どもを対象にした菓子つかみどりなども行い、来場者を出迎えた。
若一王子祭り 市HPで生中継配信 きょう子供流鏑馬
 優雅さや子ども騎手の数などで全国有数の規模を誇る流鏑馬(やぶさめ)などが行われる若一王子祭りが21日始まった。王子神社境内にある八坂神社の渡御祭や、きらびやかな衣装を身にまとい町内を歩く稚児行列などがあった。子どもたちが主役の祭典に、見守る地域住民たちは、健やかな成長を願った。流鏑馬は22日午後1時から本通りを中心に行われる。
 市では初めて、インターネットを通じて祭りの生中継を配信している。市公式ホームページから見ることができる。観光誘客など市外への大町の魅力発信を目的とした取り組みだ。
ミサンガに願い託す 小谷村図書館が手芸教室

 小谷村図書館どんぐりはこのほど、恒例の手芸教室を開いた。親子連れなど多数が参加。刺しゅう糸を編んで「ミサンガ」を作り、さまざまな願いを作品に託した。
 ミサンガは刺しゅう糸を編んで作ったお守り。願いを込めて手首や足首に巻きつけて身につけ、ひもが自然に切れると願い事がかなうといわれている。4本の色糸を選んで作品作りに取り組んだ。
日常と法¥識の違い学ぶ 生涯学習公開講座「はくば塾」

 白馬村公民館の生涯学習公開講座「はくば塾」の第3回が18日、同村グリーンスポーツの森復元古民家を会場に開かれた。教養編として、大町市在住の扇田孝之氏を迎え「法というものの考え方」をテーマに、日常生活と法律にまつわる常識の違いをひもといた。

2012年7月22日(日)付