部員増へ活動支援の輪 白馬高スキー部 サポートする会が総会
 白馬村の「白馬高等学校スキー部をサポートする会」(丸山庄司会長)はこのほど、本年度総会を同村ふれあいセンターで開いた。活動報告を行い、スキー部選手が支援者らにシーズンに向けての抱負を語った。
 スキー部は学校の設立と同時に創設され、発足60周年の節目を迎えた。五輪・パラリンピック出場者を数多く輩出し、インターハイでも何度も総合優勝に輝き、スキー強豪校として全国に白馬高校スキー部の存在をとどろかせてきた。
 近年は遠征などで経済的な個人負担の大きさなどから部員が減少の一途をたどっているのが課題。この状況を打開しようと、村のスキー文化の危機ととらえた同窓会やOBらが発起人となって、サポートする会を発足させた。
「てるみん、ふーみん」 池田町マスコット着ぐるみ完成
 池田町商工会(矢崎昭和会長)が立体化に取り組んでいた、同町のマスコットキャラクター「てるみん」と「ふーみん」の着ぐるみがこのほど完成し、24日、勝山隆之町長を訪問した。28日に開かれる町のふるさと祭り「池田あっぱれ」で、町民に初お披露目される。
 てるみん、ふーみんは平成13年に全国公募し、「てるてる坊主のふるさと」である池田町の公式キャラクターとして、てるてる坊主をイメージし、ハーブの香りを振りまき、周囲を幸せにする妖精として誕生した。マスコットは、町のにぎわいに一役買おうと、県の元気づくり支援金も用いて製作した。
 出来上がったマスコットの「てるみん」、「ふーみん」はそれぞれ身長約2bの2頭身。「てるみん」はミントの葉をつけた男の子、「ふーみん」はカモミールをトレードマークにした女の子。2人が役場庁舎に姿を現すと、かわいらしさに来庁者や職員も自然と笑顔になっていた。
撮影秘話や魅力紹介 映画監督 河崎さん出前上映会 池田町
 池田町立美術館友の会は22日、映画監督・河崎義祐さん(76)=安曇野市穂高=による出前上映会を町創造館で開いた。会員や住民ら約30人が来場し、映画に人生をささげた監督と懐かしのおすすめ作品から、映画の魅力を学んだ。
上映作品は昭和37年に監督・成瀬巳喜男、主演・高峰秀子で公開された「放浪記」。原作・林芙美子の放浪生活を通じた、たくましい生き様を描いた。河崎さんが撮影秘話や見どころ、出演者のエピソードなどを紹介し、来場者は白黒のスクリーンに見入っていた。
黒部ダムカレー°巨Hに 大町市 保育園児 名所親しむ
 大町市内の保育園で24日、ご当地グルメの「黒部ダムカレー」が給食に初登場した。年長児のダム見学に合わせ、地域の観光名所を再現した遊び心あふれたカレーに子どもたちが舌鼓を打った。
  市内の園では、年長児が毎年7月、関西電力の招待で黒部ダムを見学している。子どものころからご当地グルメに触れることで、地域の名所に親しんでもらうねらいで、栄養士会からの提案で実現した。
黒部ダムカレーは、ご当地グルメを通しダムの玄関口として大町市を発信しようという取り組みで、市内のさまざまな店舗で各店の特色を生かしたメニューを提供している。
アジサイ見ごろ 白馬村三日市場と堀之内地区
 白馬村三日市場と堀之内地区のアジサイが見ごろを迎えている。30種数千株のアジサイが夏の白馬を演出し、観光客らの人気を集めている。
 アジサイは同村が豊かな自然の中で「花」をキーワードに、来訪者や地域住民が安らぎと癒やしを感じることができる地域づくりの一環として村内各地で「花の里づくり推進委員会」を発足させたのを機に、三日市場の地域住民らが植栽を手がけた。数年前からは堀之内地区の住民も参加して、両地区が協力して「アジサイの里」づくりをめざしている。
白馬診療所へ車椅子寄贈 A・コープのキャンペーン
 白馬村の安曇総合病院付属白馬診療所にこのほど、長野県A・コープ事業部店舗運営グループから車椅子1台が寄贈された。
 A・コープが平成8年に県内のJA店舗の運営を一体化したレギュラーチェーンとしてスタートしたのを記念し毎年、安全・安心・健康をモットーに「車椅子を贈ろうキャンペーン」を展開。
 3月から4月の2か月間、県内A・コープ全店30店舗で募金を募り、医療や介護施設などに車椅子を贈っている。16年目のことしは14万円を超える募金額に達し、白馬を含む3か所の施設に計3台の車椅子を贈呈した。贈呈された車椅子は今回を含め31台となった。
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7月の一覧

2012年7月25日(水)付