初の全国全力プレー誓う 少年硬式野球リトルシニア 大町市
 初めて夏の全国大会への出場を決めた大町市少年硬式野球連盟の中学生を主体としたリトルシニアチーム(横山史彬主将・宮田一馬監督・22人)は26日、牛越徹市長を表敬訪問し「全国で一番声が出ているチームといわれるよう、元気いっぱい戦ってきます」などと全力プレーを誓った。
 大町チームは、信越連盟からの推薦を受け、長野・新潟両県の代表として、8月1日神宮球場で開幕する第40回日本リトルシニア野球選手権大会に初出場する。
 各県を代表した64チームによるトーナメント戦で争われ、大町は1日午後2時から北海道代表の室蘭と対戦する。自信のある守備でリズムをつくり、足をからめながら少ないチャンスをものにする堅実な野球で全国1勝を目指す。
公式戦デビューへ 唯一の女子 山本萌選手

 大町市少年硬式野球連盟の中学生を主体としたリトルシニアチーム選手のなかに、公式戦の打席に立ったことのない選手がいる。唯一の女子選手、仁科台中3年の山本萌さん(15)だ。体格や技術面などの差を理解しながらも、公式戦出場を目標に黙々と練習を重ねる山本選手の姿に、チームメートたちは「初めてつかんだ全国の舞台で、必ず山本を打席に立たせる」とチーム一の「頑張り屋さん」の公式戦デビュー実現に心を一つにする。
「子連れキュウリ」収穫 池田町の寺島さん宅
○…池田町5丁目の寺島征五さん(71)は、母親が子どもを抱きかかえるようなかっこうをした「子連れキュウリ」を収穫した。「キュウリが曲がるなど変形することはあるが、2つのキュウリがくっついているものは初めて見た」と寺島さん。孫の健翔くん(5)も驚いているといい、「もったいなくて食べられない。これは縁起がいいね」と喜んでいる。
○…寺島さんは5年ほど前から家庭菜園を始め、妻とともに約50坪の畑でナスやカボチャなどさまざまな野菜をつくっている。ことしは、キュウリの苗12本を植えた。収穫時期を迎えてたわわに実ったキュウリのなかに「子連れキュウリ」を見つけた。
長期保存の加工法学ぶ 池田町 旬の食材でジャム作り

 池田町の農村いきいきネットワーク池田(内山伸子会長)と金の鈴農産物等生産組合(袖山光代会長)は24日、旬の食材を楽しむ加工教室を町多目的研修センターで開いた。町民ら約20人が参加し、池田町でとれた食材を使ったジャムやジュースづくりに挑戦。食材に季節を感じながら、長期保存のきく加工法を学んだ。
同講習は、この時期にとれる旬の食材を生かして、余剰分を無駄なく利用する方法を伝える場をつくろうと企画された。
五輪銀 中村さん指導 白馬村B&Gプール リニューアルオープン記念
 白馬村は25日、老朽化に伴い改修工事を行っていた、森上地区の村B&G海洋センタープールで、リニューアルオープン記念式典を開いた。生まれ変わった施設の利用促進を図り、村内から世界を目指す選手を育成しようと、シドニー五輪水泳の銀メダリスト・中村真衣さん(33)による水泳教室を企画した。
 中村さんは新潟県長岡市出身。高校時代の1996年にアトランタ五輪に出場。続くシドニーでは100b背泳ぎで銀、400bメドレーリレーで銅に輝いた。2007年のメルボルン世界選手権出場後に現役を引退。
 式典には子どもから大人まで約100人が参加し、テープカットや中村さんによる泳ぎ初めで、施設の完成を祝った。子どもたちは世界で活躍した選手の泳ぎを間近で体感し、25bを十数秒でゴールする泳ぎに驚きの声をあげていた。
白馬北小児童と半年ぶり再会 太地小5年生 いさな太鼓で歓迎 和歌山

 太地町(和歌山県)と姉妹都市提携を結んでいる白馬村の白馬北小学校(前田好文校長)5年生57人が太地入り。26日、町公民館で交流会が開かれ、今年1月に白馬村でスキー交流した太地小学校(堀端勝之校長)5年生29人が半年ぶりの再会を喜び、捕鯨を表現した伝統芸能「いさな太鼓」で歓迎した。
 太地町と白馬村は昭和59年10月31日に姉妹都市提携締結。これをきっかけに両小学校の交流が始まり、冬は白馬村でスキー、夏は太地町で磯遊びをして交流を深めている。
 白馬北小の児童たちは貸し切りバス2台で25日午前6時30分に出発し、10時間かけてクジラの町・太地に到着。歓迎交流会で、歌「今日から明日へ」の歌詞を変えて再会の喜びを歌い上げた。

【紀南新聞社提供】
「いさな太鼓」で歓迎する太地小児童有志
歌をうたう白馬北小児童
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7月の一覧

2012年7月28日(土)付