イカダレース 小谷勢健闘 姉妹都市白子町で川のぼり大会
 小谷村と姉妹提携を結ぶ千葉県長生郡白子町で29日、夏の恒例イベント「第18回南白亀(なばき)川イカダのぼり大会」が開催された。小谷村からは、村職員らで構成する「ヴィレッジおたりTHEとくさん」、村の建築業組合のメンバーで構成する「無限の彼方へ!さあいくぞ松本久志号」の2チームが、スピード重視のメーンレース・G1クラスに出場。山国信州の住民パワーを全開して健闘した。松本久志号は29チーム中、予選2位で決勝に進み、7位の好成績を収めた。
 同イベントは河川愛護の心を育てることを目的に、手作りイカダで白子町を流れる南白亀川をさかのぼって勝敗を競う大会。川を上る全国的にも珍しい大会といい、同村と姉妹提携が結ばれた平成7年に開始。村では初回から欠かさず参加して、両町村の交流を深めている。
「おいしいもの」集結 大町市 にぐるま市猛暑の中開幕
 大町市の中心市街地活性化に取り組む大町まちづくり協議会(佐藤悟会長)は28日、ことしの「第1回信濃おおまち 荷ぐるま市」を、長野銀行大町支店横の空き地で開いた。市内を中心に農作物や洋菓子、パン、おやきなど10軒の「おいしいもの」が集まり、猛暑の中を親子連れらの買い物客が訪れた。
シリーズ開催は3年目、今季は同協議会が全5回実施する。第1回から第4回は、昨季までとは会場を変え、本通り沿いの同空き地を利用。佐藤会長は「市街地の中に楽しい場所を作りたい」とし、「良い準備をして、1回目を開催できたことがうれしい。大町の元気を感じてもらえるように、次回はさらに盛り上げたい」と話す。
大町北高善戦及ばず 高校総体 女子サッカー
 大町市を会場に始まった全国高校総体(インターハイ)女子サッカー競技。地元、大町北高校の初戦が1日、市運動公園サッカー場で行われた。北高イレブンは、仲間や同窓生ら多くの声援を背に全国のピッチ上で躍動した。優勝候補の一角にあげられる日ノ本学園(兵庫県)と対戦し、敗れたものの、全力でボールを追うなど最後まであきらめないプレーで会場を沸かせた。
 観客席には同級生や同窓会、市内中学生、サッカー関係者ら数百人が応援に駆けつけた。「あきらめるな」「ここからが勝負」などと割れんばかりの声援を選手たちに送っていた。同校3年の太田啓貴さんは「全国出場という夢に向かって努力してきた選手たちの姿を見てきた。全国のピッチに立ち、必死で戦う姿に感動した。誇らしく思う」と声を震わせた。
一流の講師から学ぶ 信濃木崎夏期大学が開講
 第96回信濃木崎夏期大学(財団法人・信濃通俗大学主催)が1日、大町市の木崎湖畔、信濃公堂で開講した。県内外の知的好奇心あふれる受講者たちが、湖を見下ろす学びやに集い、各分野の第一人者を講師に学んでいる。
初日は教育関係者や一般住民ら約200人が、東京大学名誉教授で「もったいない学会」会長の石井吉コさんによる、「石油文明は終わる、3・11後、日本はどう備える」と題した講座を受講した。
親子で七夕楽しむ JAおたり女性部が祭り
 月遅れの七夕にあわせ、JA大北おたり支所女性部の南小谷支部(千国礼子支部長)は30日、支部会員の親子を対象に「親子七夕祭り」を開いた。多数の親子が参加して、七夕飾り作りや会食を楽しんだ。
 親子は色紙や広告を使って、カラフルな七夕飾りを一つひとつ作り、短冊に願いごとをしたため、日ごろお世話になっている同支所の生活店舗と金融課窓口に、感謝を込めて寄贈した。
 色とりどりの短冊に願い事を書いた華やかな七夕飾りは、利用者が訪れるたびに吹き抜ける風にそよぎ、利用者の目に涼味を感じさせている。七夕が終わる7日過ぎまで同支所に飾られる予定という。
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8月の一覧

2012年8月2日(木)付


昆虫採集や飼育法学ぶ 国営アルプスあづみの公園
 国営アルプスあづみの公園で28日、昆虫教室が始まった。同公園では「アルプスあづみの大昆虫博」を開催中で、監修を手がける松本市の「のみぞ昆虫研究室」塚本恵介室長(59)が、同昆虫博の期間中、毎日昆虫教室を行う。
 教室では、カブトムシやクワガタの採り方から飼育法、観察法などについて、小学校低学年にも分かりやすく教えている。
 塚本さんは、「昆虫の成長する姿はとても感動的なので、ぜひ観察してほしい」と、子どもたちに呼びかけた。