歌唱力で観客魅了 和田野地区有志が白馬美術館で 片野坂さんコンサート
 白馬村の和田野地区有志でつくる「うんどうかい」と「白馬70」は4日、九州を中心に国内外で活躍するソプラノ歌手、片野坂栄子さんを迎え、同村みそら野のラフォーレ倶楽部白馬美術館でチャリティーコンサートを開いた。
 室内楽で広く活躍中の山田ゆかりさんのピアノ伴奏にあわせ、シューベルトやブラームスなど世界の名歌を6曲、透明感のある歌声で一気に歌い上げた。オペラ歌手ならではの圧倒的な歌唱力が多くの聴衆を魅了した。
 第2部では「夏の思い出」「白鳥のうた」など、日本人に親しまれている日本の名曲を披露。ヨーロッパ各地で絶賛を博した得意曲のイタリア歌劇では、本場の舞台で培われた歌唱力がいかんなく発揮され、聴衆はうっとりと聞きほれていた。
「テツandトモ」に沸く 松川ふるさと祭りにぎわう
 第30回松川ふるさと祭り(同実行委員会主催)が4日、信濃松川駅前イベントストリート周辺で行われた。松川中学校吹奏楽部の演奏、信濃国松川響岳太鼓子ども会の演奏に続き、赤と青のジャージーの2人組み「テツandトモ」がステージでユーモアたっぷりのパフォーマンスを繰り広げると、会場がどっと沸いた。老若男女が加わった「踊りの輪」が盛大に行われ、松川の夏のひと夜を飾った。
メーンストリートには、各地区や団体・店舗の模擬店がずらりと並び、熱気と活気に包まれた。威勢のいい声が飛び交う中、額に汗を浮かべながら焼き鳥を焼く村民の姿も見られ、祭りならではの光景が広がった。
森林と湖 親しみ理解を 大町市 高瀬渓谷フェスタ
 大町市の大町ダム周辺でこのほど、高瀬渓谷フェスティバル2012が開かれた。龍神湖巡視体験やダム内部見学、丸太切り体験、スタンプラリーなどに加え、今年からダムカレーコーナーとコヲミ平釣り堀センターでの親子テンカラ釣り体験を新設。松本砂防事務所による砂防事業模型・パネル展、国営アルプスあづみの公園スタッフによるクラフト体験も行われた。
小谷 幼児期の発達理解 小学校教諭が保育体験
 小谷村の小谷保育園で、小谷小学校の教諭による「一日保育体験」が実施された。1つの村に1つずつの保育園・小学校という環境の中、子どもの発達の育ちと学びの連続性を円滑にし、地域教育の基盤を強くしていく企画。保育の現場で子どもたちの姿を見ながら、幼児期の発達や成長のありようを知り、保育士との連携を強くした。
 児童と違い、手加減なしで全身で自己主張をぶつけて来る園児たちのパワーに小学校教諭らが圧倒される場面も多くあった。保育生活を体験することで、教諭と保育士の相互理解も深まったようすだった。
「ぬるめ」で水遊び満喫 大町わっぱらんど夏祭り
大町市平上原のわっぱらんどでこのほど、子どもたちを主役にした「わっぱらんど夏祭り2012」が開かれ、真夏日の中、200人以上の来場者でにぎわった。
 魚つかみ捕りや流しそうめん、ツリーハウスからの自然観察会、高所作業車の試乗体験などの他、祭りに参加した大北林業研究グループが、森のブランコの設営を行い、木材を使った小物のワークショップ、丸太で作るろうそく作りの実演なども行われた。
 子どもたちは水場に放たれた魚を追い回し、そうめん流しに真剣に箸を動かした後は、砂の斜面を転げ回ったり、水辺ではしゃぎ回ったりと、夏ならではの一日を全身で満喫していた。
地元産安心安全トウモロコシ 池田町内鎌 収穫祭にぎわう
 池田町内鎌有志の会「十日会」(三澤由男会長)は5日、内鎌とうもろこし収穫祭を地区内で開いた。十日会メンバーが低農薬栽培した安心安全な地元産トウモロコシを求める多くの人でにぎわった。
 遊休農地解消や、農業の活性化で地域おこしをしようと、十数年前から本格的にトウモロコシ栽培に乗り出した。栽培面積は63eにまで拡大した。収穫祭は昨年に続き2回目の開催。三澤会長は「サイズも十分、実のつきも良い」とことしの出来に太鼓判を押す。
 メーンの畑では、もぎとりも人気があった。昨年に続き訪れたという地元夫婦は「ことしもおいしそうだ」などと 大きいサイズを探しながら袋に入れていた。
 十日会栽培のトウモロコシは池田町ハーブセンターやJA大北会染支所の直売所でも購入することができる。
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8月の一覧

2012年8月8日(水)付