ユニーク手作りみこし 小谷保育園で夏祭り
 小谷村の小谷保育園(山田圭佐美園長、65人)でこのほど、恒例の夏祭りが開かれた。浴衣や甚平姿の園児と保護者が、手作りみこしや踊りで祭り気分を満喫した。
 園庭に七夕飾りやちょうちんで飾り付けた、特設舞台を設置。やぐらの周りに大きな輪を作り、園児たちのかわいい盆踊りで祭りが始まった。
 軽快な音楽に合わせて、練習してきた3曲の踊りを披露。暑さも吹き飛ばす元気いっぱいに踊る姿が、保護者や地域住民の目を楽しませた。
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8月の一覧
アカバナシモツケソウ 白馬五竜高山植物園で最盛期
白馬村の白馬五竜高山植物園で、アカバナシモツケソウの開花が最盛期を迎えている。自生を中心に20万株以上が、かれんなピンク色の花を咲かせ、来場者の目を楽しませている。8月中旬ころまで、見ごろが続きそうだ。
植物園では1500b以上の高原に、シモツケソウのほかシナノナデシコやエーデルワイスなど、さまざまな山野草が咲き乱れている。一面に広がる花のじゅうたんに、県内外から訪れた観光客がカメラを向けていた。
11、12日には「アカバナシモツケソウフラワーイベント」を開催し、さまざまな商品が当たる抽選会や、地場産品を販売する信州うまいもん市などを、植物園入り口のエスカルプラザを主会場に開く。シモツケソウを写真に収め、フロントに提示するとプレゼントがもらえる、「ラッキーフラワーを探せ」と題したイベントも行う。
市内の山岳文化史跡めぐる 大町 さんぱく子ども夏季だいがく
 市立大町山岳博物館(宮野典夫館長)はこのほど、「さんぱく子ども夏季だいがく」を開いた。信濃大町駅前から山岳博物館までの市街地の山岳文化史跡を歩いて巡る「登山史見て歩き隊」を行い、市内の小学生7人が参加した。
 学芸員の関悟志さんを「隊長」に、駅前交番前の百瀬慎太郎歌碑や、第2次世界大戦前に大町駅前で山岳事故の緊急連絡用に伝書鳩を登山者に貸し出していた「中部山岳鳩協会」跡、山姥(やまんば)伝説の残る市野屋商店、北アルプスの登山基地としてにぎわった旅館「対山館」跡など、7か所を巡った。
高森町でキャンプ交流 小谷と福島の子ら60人参加
 小谷村青少年育成会の小学生がこのほど、互いの地域の特色を生かしたスポーツ交流事業で下伊那郡高森町を訪れ、同町子ども育成会の子どもたちとキャンプ体験で交流を深めた。
高森町が毎年実施している子どもたちのキャンプ会に小谷の子どもたちが合流。夏の保養に招かれた、東日本大震災で被災した福島県南相馬市の子どもたちもともに参加し、約60人が、同町の山の寺キャンプ場をベースに、キャンプファイアや天竜川チューブ下りなどを体験した。
IHバドミントン2連覇 大町市出身 奥原希望さん帰郷報告
大町市出身のバドミントン選手・奥原希望さんが全国高校総体(IH)での優勝を携え、帰郷している。女子シングルスで2連覇を果たし、全種目通じて史上3人目の快挙を成し遂げた。ロンドン五輪での日本代表の活躍を受け、「今度は私がメダルをとりたい」と4年後のリオデジャネイロ五輪出場を目指す。
IHは1日から6日まで、福井市で開催。女子シングルスには全国の強豪98人が出場し、トーナメント戦で優勝を争った。奥原選手は身長155aの小柄な体格ながら、フットワークを生かした粘り強いプレーで、6戦をストレート勝ちした。

2012年8月9日(木)付