大人への門出 決意新た 大北各地で成人式
 大北各市町村で15日、お盆の帰省にあわせた成人式が行われた。それぞれの目標に向かって歩んでいる旧友との再会を喜びながら、新成人の決意を新たにした。各成人式では、記念コンサートや小中学校当時の給食を味わうなど、それぞれ趣向を凝らした催しで大人への門出を祝った。
ことしは平成4年4月2日から5年4月1日生まれが対象。大町市395人、池田町92人、松川村149人、白馬村93人、小谷村43人が成人を迎えた。
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8月の一覧
色とりどり 花畑一面に 白馬岩岳ゆり園山頂エリア
  白馬村の「白馬岩岳ゆり園」の山頂エリアで、約15万株のユリの花が見ごろを迎えている。ゴンドラリフトでのぼる1280bの山上に、カサブランカやイエロークイーンなど、色とりどりの約60品種が咲き、来園者を楽しませている。今月中旬ころまでが最盛期。
 山頂エリアには下界を見下ろす花畑が一面に広がり、記念撮影をする家族連れなどでにぎわっている。中旬からは甘い香りが特徴のヤマユリ100株が、開花するという。
ことしは山頂に岩岳の四季を紹介する「フォレストプラザ」を新設。真夏でも気温20度と涼しい「ねずこの森」を散策する、ウオーキングガイドツアーも開催している。
巨大シャボン玉に歓声 松川図書館で工作教室
 松川村図書館のサマーライブラリーイベントの一環として、「工作教室特別版いろいろシャボン玉で遊ぼう!」が11日、すずの音ホール中庭で行われた。赤ちゃんから大人までが参加して、洗濯のりと台所洗剤、ガムシロップを混ぜ合わせて作った液と、針金の輪っかや、お祭りで使われた金魚すくい用のあみ枠を使って、巨大なシャボン玉を作った。
参加者は、七変化するシャボン玉を次々と生み出しては、歓声をあげていた。
夏のひととき身近で 恒例の納涼神栄町祭り
 大町市神栄町公民館で11日、恒例の納涼神栄町祭りが開かれた。地区役員が用意したわたあめや焼きそば、金魚すくいなど縁日さながらの出店が並び、家族や友人同士で夏の夜のひとときを楽しんだ。
同行事は、以前盆踊り大会だったものを、子どもたちも楽しめるようなイベントにしようと毎年同時期に開かれている。
会場には、地区住民が朝から準備したフランクフルトや焼きそば、町内婦人部特製のおでんなどが出そろった。子どもたちには、輪投げやバスケットボールゲーム「ナインゴール」、ぼんぼんつりなど縁日らしい出し物が用意され、住民に呼びかけて集めたさまざまな品物が景品として渡されていた。集まった地区住民約200人は、ご飯を食べたり、ゲームで遊んだりと思い思いに過ごしていた。
木崎湖でカヌー体験 夏休み小谷村の小学生親子
 小谷村青少年育成会はこのほど、村内の小学生親子を対象に大町市の木崎湖で「夏休み親子カヌー体験」を開いた。多数の親子が参加して、B&G海洋センターのインストラクターを講師に、豊かな自然が広がる湖での涼しい水上散策を楽しんだ。
 それでも慣れるに従い、パドルさばきも上達し、滑らかに水面を進むことができるようになった。少し沖合いまでの遠征も体験。日常の風景とは違う、水面に近い視線から見る湖上の風景を満喫した。
空に輝く大輪 第6回安曇野花火大会
 第6回安曇野花火は14日、明科御宝田遊水池西側犀川河川敷で開いた。約1万発の輝く大輪が夜空を染めた。
花火の基本に立ち返った菊や牡丹(ぼたん)といった伝統の花火から、花火師が腕によりをかけた仕掛け花火やキャラクター花火まで、さまざまな花火が犀川の空を彩った。フィナーレでは音楽に合わせて次々と打ち上がる花火が天空を埋め、観客から歓声が起こった。
合併を機に地域の融和を目指して始まった大会が安曇野の夏の風物詩として定着し、会場は多くの人出でにぎわった。

2012年8月16日(木)付