手作り グラウンド整備 白馬村 新田地区でサッカーイベント
白馬村のNPO法人・アラヌエボが管理する、新田地区のグラウンドでこのほど、サッカーイベントが開かれた。全国から地元出身の元選手らが集まり、地域ぐるみで整備した念願の手作りグラウンドで、プレーを楽しんだ。
村内では平成6年、競技を通じた青少年の育成を目指し、地元チーム・アラグランデFCを設立。小学校の校庭などで練習していたが、チームのメンバーは「自分たちのグラウンドを整備し、地域の活性化に生かそう」と、7年前にNPOを立ち上げた。
同NPOは土捨て場だった土地を借りて整地し、クラブハウスや照明を設置。県の補助金やサッカー協会の協力を得て事業を進めた。資金が少ないなか、メンバーや選手、住民らが石拾いや芝の定植などを手作業で行い、数年間かけて110×70bのピッチを作り上げた。
大町市 万が一の大地震に備え 三日町自治会 初の避難訓練
 大町市三日町自治会(窪田徹雄自治会長)はこのほど、大地震発生を想定した防災訓練を行った。東日本大震災などを受け、万が一の災害発生に備え、避難の仕方などを訓練した。
同地区では、以前から自主防災組織を編成。近年、地震や大雨などの災害が多くなっていることを受けて、初めて避難訓練を行った。
フレンドプラザ大町が同地区の緊急時避難場所となっていることから、市文化会館駐車場に緊急本部を設置。避難誘導訓練を中心に、担架でけが人を運んだり、地区住民の避難状況やけが人の発生状況を報告するなど本番さながらに取り組んだ。
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8月の一覧
ジャガイモ収穫大喜び 大町 あすなろ保年長児
 大町市常盤清水のあすなろ保育園(降籏恵子園長)の年長組31人は22日、清水農業生産組合(川上宗春組合長)体験農場でジャガイモ掘りを行った。
 今年はイモの生育が良く、園児たちは大きく育ったり、面白い形に成長したジャガイモを掘り出しては歓声を上げていた。
 園児たちが4月25日に種イモを植えつけ、草むしりをやり、この日の収穫を楽しみにしていたもので、同組合員10人がイモ掘りを手伝った。
日本とベトナム 友好の輪 大町会場に青少年国際交流
 ベトナムと日本の青少年を中心とした国際交流事業が22日から28日まで、大町市内で行われている。日本に興味を示すベトナム・ダナン市の高校生と大学生30人が参加、日本各地の学生や地元住民とのさまざまなな体験交流を通じ、日本の文化を学ぶプログラム。言葉は通じなくとも自然と笑顔があふれ、国境を超えた友好の輪が広がっている。
 同事業は、文部科学省から委託を受けた青少年社会教育団体・財団法人育てる会が、同会八坂センターを拠点に実施する。ダナンの一行は、22日に大北入りした。
 23日は、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区を訪れ、キャンプを体験した=写真。日本人学生と協力して火をおこしバーベキュー。学生同士、ジェスチャーを織り交ぜながらコミュニケーションを図り交流を深めていた。
不祥事・いじめ 現場の声を 県と大町市 教委初の意見交換

 県教育委員会(山ア和弘委員長)は23日、大町市教育委員会(藤井一男委員長)との意見交換会を大町市役所で開いた。相次ぐ教員の不祥事や全国的に問題となっているいじめ問題をテーマに、教育委員のあり方を話し合った。
白馬舞台に12チーム熱戦 大学女子ソフトボール開幕
 「HAKUBA CUP大学女子ソフトボール大会」(大糸タイムス社後援)が23日、白馬村内で開幕した。地元を舞台にした熱戦を見ようと、住民たちも応援に駆け付け、地域と選手が一体となって、北アルプス山麓を沸かせている。
大会は地元愛好者らでつくる実行委員会が、競技の普及やグリーンシーズンの地域振興を目指し、ことしで4回目の開催。全国の大学11校から過去最多となる、12チーム約250人が出場している。25日までの期間中、村内4会場で試合を行う。出場チームが2ブロックに分かれて総当たり戦で勝率を競い、各ブロックの同順位同士が戦って総合順位を決める。

2012年8月24日(金)付