事故防止へ意識高揚 小谷村 体験車で交通安全診断
 県警が県内で展開している体験型交通安全講習会が23日、小谷村で実施された。交通事故防止を図る、県警の交通安全体験車「チャレンジ号」による交通安全診断と、地域の高齢者宅を訪問して交通安全指導が行われ、住民の交通安全意識の高揚をはかった。
 村役場で行われた交通安全診断では、車両に搭載されている装置を使った検査で、自身の視野の広さと反応、運転時の速度予測と判断力を再確認した。
40周年記念し熱戦 池田町ソフトボール大会

 「池田町ソフトボール大会」(池田町、町教育委員会、町体育協会ソフトボールクラブ主催)の開催40回を記念した特別トーナメント大会(大糸タイムス社など後援)が25日、農村広場グラウンドで開かれた。節目を記念する大会に、町内から15チーム約150人が参加。早朝から暑い日差しのなか、さわやかな汗を流し、熱戦を繰り広げた。
頂点目指し白馬の空 FISサマージャンプ
 FIS(国際スキー連盟)サマーグランプリジャンプ白馬大会は26日まで、白馬村の白馬ジャンプ競技場で開かれている。世界トップクラスの選手たちが頂点を目指し、白馬の空を飛んでいる。
大会はグリーンシーズン期のワールドカップジャンプ大会で、世界6か国で全12戦が行われている。白馬では10回目となることし、第4、5戦を開催。日本からは第2戦で優勝した清水礼留飛選手、長野五輪で全国に感動を与えた船木和喜選手や葛西紀明選手らが出場、会場を盛り上げている。
初日24日にラージヒル(HS131b、K点120b)で行われた第4戦予選ラウンドでは、日本代表12人を含む54人が出場。あいにくの雨模様にも関わらず、空を切って豪快に夜空を飛ぶ選手たちの姿に、ギャラリーや関係者が感嘆の声を漏らしていた。
全校児童の力作並ぶ 白馬南小 夏休み作品展
 白馬村の白馬南小学校(望月千惠子校長)で、全校児童が夏休み中に作成した作品を展示する「夏休み作品展」が開かれている。工作、図画、手芸作品、習字、自由研究などの部門で、夏休みを利用して頑張って作り上げた作品を、クラス前や廊下などに展示している。
 アイデアと工夫をこらした工作、興味を持ったことを発展させて仕上げた理科や社会の一研究のまとめなど、一人ひとりの頑張りがみごとな形となって表現されている。子どもならではの発想や視点が光り、猛暑にも負けず、努力を重ねたあとがうかがえる力作ぞろい。児童は休憩時間などに友だちや他学年の作品を観賞し、互いの作品の良さや頑張りを認め、学びを深めている。
森の守り神に感謝 白馬村岩岳 小谷保園児「ねずこの森」散策
 小谷村の小谷保育園年長園児23人はこのほど、園外保育で白馬村岩岳の白馬岩岳ゆり園&マウンテンビューを訪れ、同施設のガイド、宮嶋浩司さんの案内で、豊かな自然に親しんだ。
 施設の厚意で園児は入園料を無料にしてもらい、ユリが満開の山頂へと向かった。ゴンドラに乗るのは初めての園児も多く「高い、きれい」と大喜び。山頂では1周2`のハイキングコース「ねずこの森」を散策した。
 宮嶋さんはブナやナラの木の茂るコースで、遊歩道が落ち葉でやわらかく歩きやすくなっていること、雪の重みで木が曲がったり変形したりしても、厳しい冬に耐えて力強く根を張っているようすを紹介。園児は目を輝かせて説明に聞き入っていた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

8月の一覧
父 相田みつをを語る 大町市社協50周年記念講演
 大町市社会福祉協議会(黒岩良介会長)は25日、法人設立50周年の節目を記念し、相田みつを美術館館長の相田一人氏の記念講演会をサン・アルプス大町で開いた。
 相田氏は、息子の目から見たみつを氏の人生や作品を紹介。理想と現実など、物事をさまざまな面から捉え、人生の本質をさぐって作品に込めていたとした。「七転八倒」「受け身」という作品から、若いころのつらい体験から、人生はうまくいかないことの方が多いという人生観をもちつつ、どうすれば転んでも立ち直れるか考えていたと、父が作品に込めた思いをめぐらせた。

2012年8月26日(日)付