開業80周年で記念パネル展 白馬駅周辺の写真募集
 白馬村は、JR大糸線白馬駅と信濃森上駅の開業80周年に合わせ、駅を含め周辺地域を写した写真を広く募集している。記念行事の一環としてパネル展を企画し、過去の時代を切り取った写真を通じて村の歴史を振り返ろうという試みだ。
 パネル展は10月下旬から12月中旬ころまで白馬駅構内で開催。期間中の11月2、3、4日には村文化祭会場のウイング21でパネルを展示する。
 白馬駅は昭和7年(1932)11月20日、大糸線神城駅以北が森上駅まで延伸したのにともない、「信濃四ツ谷駅」として開業。地元が白馬町に改称したのに合わせ、43年に現在の「白馬駅」となった。
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9月の一覧
過去最多の3765人 10月21日大町アルプスマラソン
 大町市の日本陸上競技連盟公認コースで10月21日に開かれる、第29回大町アルプスマラソンの参加申し込みが締め切られ、過去最多の3765人が出場することが分かった。マラソン事務局では、「秋の北アルプス山麓で行われる地元大会をぜひ沿道で応援してほしい」と呼びかけている。
アルプスマラソンは、県内で初めて市民参加ができるフルマラソンとして歴史ある大会。これまで平成6年の3417人が歴代最多、昨年は3番目に多い3251人が参加して、秋晴れの田園コースで健脚を競った。
今年は例年より約2か月早く申し込みを受け付け、これまでの最多より348人多い参加数になった。事務局では手軽なスポーツとしてマラソンを楽しむ人が増えていることが多くの申し込みにつながったのではないか、と分析している。
防災と敬老の本紹介 小谷村図書館どんぐり
 小谷村図書館どんぐりは、蔵書の中から毎月、季節や時節にちなんだ本を展示する企画コーナーを設けている。気軽に本が選べる雰囲気づくりに努め、本とのすてきな出合いを体験してもらいたいと企画。今月は防災と敬老関係の本をピックアップして展示している。
 防災関連は「地域防災力を高める」「災害ボランティア活動入門」「まず3日生き延びろ」など、災害を想定しての実用本など幅広く紹介。敬老関係は「老人自立宣言」「西の魔女が死んだ」など、大人から子どもまで楽しめる人気書籍を紹介。いずれも来館者の関心を高めている。
 スタッフによると特設コーナーがあることで目をひきやすく、貸し出しも増加しているという。今後も読書による啓発や、伝統行事への関心を高めたいとしている。
読書で生涯学習充実 健学塾「よりえ〜プラザ」 白馬村
 白馬村のNPO法人・地域健康づくり支援研究所「健学塾」(仲学代表)は、介護を必要としない高齢者を対象にした生きがいデイサービス事業「よりえ〜プラザ」を開講している。
 同村の神城地区と北城地区のお年寄りが毎週1回、役場ふれあいセンターに集まり、要介護に移行するのを防ぐための、健康運動やさまざまな活動で交流を深めている。
 家に閉じこもりがちな高齢者を、自宅から外出するように誘導し、社会参加へと結びつけるふれあいの場にもつながっている。

2012年9月7日(金)付