語り継ぐ「白馬の昔」 子育て支援ルームで講演
 白馬村の子育て支援ルームで10日、育児講座の一環として村内在住の丸山澄雄さんを講師に「白馬の昔を聞こう」をテーマに講演が行われた。丸山さんは約40年にわたり教職にたずさわり、現在は同村の文化財保護委員として地域文化の振興に努めている。
 講演は丸山さんの豊かな人生経験をもとに、白馬の昔の経験や知識を若い世代に知ってもらい、郷土への愛着を深めてもらおうと毎年開講。今回も多数の親子が参加して、昔の暮らしや教訓に耳を傾けた。
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9月の一覧
個性あふれる力作112点 北安曇地方審査会 明るい選挙啓発ポスター
 平成24年度明るい選挙啓発ポスターの北安曇地方審査会(1次審査)がこのほど、大町合同庁舎講堂で開かれた。大北地域の小学生から集まった112点のなかから、2次の県審査に提出する10点を選んだ。個性あふれる芸術性高い力作の数々が審査員たちの頭を悩ませた。
 ことしは、昨年と同数の112点が寄せられた。大町市選挙管理委員長の小林豊美さんや大町高校美術教員の川又啓一さん、長澤一男北安地方事務所長ら5人が審査した。
最多17組のバンドが参加 松川村 夢ふぁーむサマーフェスタ
 松川村西原の夢ふぁーむTOYA野外ステージでこのほど、ことしで11回目の開催となる、恒例の野外音楽ライブイベント「夢ふぁーむサマーフェスティバル」が開かれた。大北地域や長野市などから新規参加5バンドを含め過去最多の17組のアマチュアバンドが参加。初秋の空のもと、にぎやかな音楽が鳴り響いた。
 若者から長年の音楽経験者までさまざまなバンドマンによって奏でられる音楽は邦楽、洋楽問わず重低音の効いた演奏。来場者も歌を口ずさんだり音に合わせて踊ったりと盛り上がった。開放感ある野外で、長時間にわたってバラエティー豊かな音楽を楽しんだ。
自殺防止呼びかけ 大町保健福祉事務所 池田で街頭啓発
 9月10日の世界自殺予防デーにちなんだ、自殺予防週間(10〜16日)の街頭キャンペーンが10日、県内10か所であった。池田町滝沢のザ・ビッグ信州池田店前では、大町保健福祉事務所健康づくり支援課職員が自殺予防を啓発するポケットティッシュを配布し、自殺防止を呼びかけた。
職員らは、「家族や仲間の変化に気づき声をかける」、「本人の気持ちを尊重し耳を傾ける」「早めに専門家に相談するよう促す」「温かく寄り添いながらじっくりと見守る」など自殺予防に効果的な行動などが書かれたティッシュを配った。
初秋の大糸線沿線たどる 「おたり塩の道の会」が旅企画
 小谷村の有志でつくる「おたり塩の道の会」主催の、大糸線沿線から塩の道をたどる「塩の道からの山岳、大地、空、民俗にふれる旅」がこのほど始まった。
 初回は南神城駅から信濃森上駅まで、13`を同会代表で地元の歴史民俗に詳しい、同村在住の写真家・田中省三さんのガイドで歩いた。
 姫川源流を起点に信濃から越後に至る塩の道は、姫川の右岸左岸に沿った交易の道として形成されている。田中さんは姫川の湧水が、塩の道の歴史を語る上で切っても切れない関係にあったと説明。参加者は、姫川のせせらぎも間近に聞くことができる左岸のコースを歩きながら、歴史に思いをはせた。
40年前の貴重な資料 松本シネマライツで黒部の太陽展
 松本市の映画館、松本シネマライツは28日まで、映画「黒部の太陽」公開記念のポスター展を開いている。地元を舞台とした幻の名作の公開にあたり、ここでしか見られない貴重な当時の資料を集めて展示している。
黒部の太陽公開当時のポスターやパンフレット、チラシやサウンドトラックのレコードなど、約40年前の貴重な資料約20点を、ファンのコレクションから借り受けて展示している。歴代の石原裕次郎作品のポスターも並べた。
同館では15日から21日にかけて、全国チャリティ上映会の一環として上映を実施する。中信地域の大町市や松本市を舞台にロケ撮影した作品だったことや、同館のルーツが大町市にあった大町演芸館だという縁もあり、上映を決めた。22日からは「栄光への5000`」を上映する。

2012年9月13日(木)付