さわやかな秋風 歓声 大北の小学校運動会ピーク 大北地域の小学校の運動会開催が15日、ピークを迎えた。日差しは強いものの、秋風が吹くさわやかな「運動会」日和となった同日、児童たちが保護者や地域住民に見守られながらつなひきやリレー、応援合戦などさまざまな種目で競った。 大町市の大町西小学校グラウンドでは、同校全校児童314人が紅白のチームに分かれて、これまで運動会に向けて練習したダンスや徒競走の腕前を披露した。 |
不戦の誓い新たに 小谷村で戦没・満蒙開拓犠牲者追悼式 小谷村は14日、戦没者・満蒙開拓犠牲者追悼式を村多目的ホールで開いた。出席した遺族や村関係者約60人が、日清戦争から太平洋戦争までに亡くなった、約280柱の冥福を祈り、不戦の誓いを新たにした。 式典では出席者が黙とうをささげ、一人ひとり献花して、亡くなった家族らを偲んだ。松本久志村長が村の発展に尽力した先人たちに感謝を示し、戦後の村の歩みを報告、「人類の平和と繁栄のため、全力を尽くしたい」と誓った。 |
秋体感し体力向上 白馬村里山ノルウオーク 白馬村の白馬総合型地域スポーツクラブと白馬村体育協会は9月から、本年度後期の健康スポーツプログラムを展開している。14日は「白馬村里山をノルディックウオーキングで楽しく歩きましょう」と題したプログラムが開講した。初秋から晩秋まで、秋の自然を肌で体感しながら体力向上をめざす。「スポーツのみならず、郷土の魅力再発見にもつながる」と人気を集めている。 初回は同村の観光拠点の一つ、大出の吊り橋周辺を歩いた。公園の遊歩道から西側は、ウオーキングに最適な散策路コースが整備されている。大出吊り橋を出発して押込吊り橋を経て、姫川と松川の合流点で一休み。北大出地区を歩き、吊り橋まで周回した。紅葉には早かったものの、さわやかな秋風に吹かれながら楽しく歩いた。ポールを使ったストレッチやエクササイズ的な要素を取り入れた歩き方も指導し、ノルディックウオーキングのより専門的な楽しみ方も提供した。 |
親父の屋台初登場 大町一中PTAバザー 大町市の大町第一中学校PTA(井口靖浩会長)は14日、一中バザーを同校体育館で開いた。男性の保護者たちによる「親父の屋台」が初登場。普段あまり学校に姿を現さない父親たちが奮闘する姿に、生徒や来場者の目を集めていた。 屋台は、普段あまりPTA活動に参加しない男性がバザーに参加できる場をつくろうと企画。父親有志10人余で運営し、焼きそばや焼き鳥、フライドポテトなどを提供し、好評だった。 |
山国の“海の男”国体へ 大町の高校生3人ヨット 平成24年度ぎふ清流国体のヨット・セーリング競技に、大町市の高校生3人が出場する。競技は10月4日から7日まで、愛知県の海洋ヨットハーバーで開く。信州の湖で鍛えたヨットさばきで、全国に挑戦する。 1人乗りのシーホッパー級SRに出場するのは、B&G海洋クラブ所属で松本工業高校1年生の松井亮祥選手(15)=平木崎=。小学4年から木崎湖でヨットを経験し、中学1年生の時にミニホッパー級で北信越優勝の経験を持つ。 2人乗りのセービングスピリッツ級に出場するのは、大町高校2年生の安井宗志選手(16)=八坂明野=と松本県ケ丘高校2年生の中村光樹選手(16)=八坂野平=。2人は育てる会の山村留学出身で、当時の水辺体験で触れたヨットがきっかけで、高校に入った昨年秋から本格的に取り組んだ。安井選手が操縦するスキッパー、中村選手が司令官のクルーを務める。 |
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2012年9月16日(日)付
“聖地”活性化ヒントに 東経大生が「木崎湖」調査 アニメの舞台として知られる大町市木崎湖で、東京経済大学4年生の野口翔平さん(21)は9月、訪れたファンを対象にアンケート調査を実施している。各地のアニメの舞台を訪れる「聖地巡礼」を地域の活性につなげるためにはどうすればいいのか探る卒業論文の調査に、作品から10年の時を経ても愛され続ける木崎湖のムーブメントに着目した。 アンケートは1か月間、100人を対象に実施。「なぜ『巡礼』をするのか」、「舞台に何を求めているのか」などを探る。現地の受け入れ手が悩みがちな「関わり方」にヒントとなる研究だ。 |