七道面行列 見物客にぎわう 白馬岩岳 諏訪神社で例大祭
 白馬村岩岳の霧降宮(きりふりのみや)切久保諏訪神社で17日、例大祭が行われた。神事「七道面行列」をはじめ、伝統芸能「尾花踊り」、浦安の舞などが奉納され、多くの見物客でにぎわった。
好天の下、五色の御幣で飾り付けられたのぼりを先頭に、地元の青年がみこしを引き、古式ゆかしい衣装を身にまとった氏子らが行列して祭りの伝統を伝えた。
 神社では、七道面行列が行われた。七道面は猿田彦命、獅子子面、大獅子面など人の持つ7つの煩悩を表したと言われる7つの面で、同社の社宝。
 行列は面をつけた氏子が、本殿から宮司一行を先導して観衆を薙鎌(なぎがま)でおはらいしながら参道を回り歩く神事。交通安全や悪霊から身を守るなどの御利益があるとされている。行列が始まると、観衆は左右に分かれ、御利益にあやかろうと神妙な面持ちで頭を下げていた。
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9月の一覧
エアロビやヒップホップ 健康づくりでフィットネスまつり 大町市

 第3回チャリティーフィットネスまつり(同実行委員会主催)が17日、大町市の仁科台中学校体育館で開かれた。市内外から60人を超える参加があり、エアロビクスやヒップホップ、太極拳、ヨガなど多種の運動を体験。自身に合った運動を探し、健康な体づくりへ意欲を見せていた。
歌とハーモニカ観客魅了 松川村すずの音ホール
被災地復興支援コンサート

 東日本大震災・県北部地震・被災地復興支援コンサート 歓喜のテノールとチャーミング鍵ハモ演奏会(信州安曇野声楽・草笛研究所主催)が16日、松川村すずの音ホールで開かれた。テノールの長瀬博さんが「荒城の月」など日本の歌を中心に16曲を熱唱し、鍵盤ハーモニカ奏者のはざまゆかさんが「剣の舞」など11曲を披露。
長瀬さんは自然体で、日本人離れした音量と張りのある歌声で観客を魅了した。はざまさんは鍵盤ハーモニカの常識をくつがえすテクニックで、斬新でリズムカルな演奏を繰り広げ、観客は音色に酔いしれた。
太田村長慰問 長寿祝う 白馬メディア 敬老おたっしゃ会
 白馬村の介護老人保健施設白馬メディアで17日、「敬老おたっしゃ会」が開かれ、家族や職員らが人生の先輩の利用者に敬意を表し、長寿と健康を祝った。
 太田紘煕村長や村職員らが施設を慰問し、利用者のお年寄りにねぎらいの言葉をかけ、表彰状や記念品を贈った。
 敬老会では、利用者の家族や施設職員が心のこもったメッセージを披露。歌やゲームを行い、楽しいひとときを過ごした。地元飯田地区の飯田神明社の勇壮な祭りみこしも施設の前を練り歩き、利用者の長寿を祝った。
成果披露プレー楽しむ 松川村早起き野球連盟 池田、白馬と交流試合
 松川村早起き野球連盟は17日、池田町、松川村、白馬村の早起き野球連盟との交流試合を松川村川西野球場で開いた。選手約50人が参加し、日ごろの練習成果をみせながら、野球を通した地域の交流を楽しんだ。
交流試合はこれまで、池田町と松川村の早起き野球連盟の交流試合として平成21年から行われてきた。交流の幅を広げていこうと、ことしから白馬村早起き野球連盟にも参加を呼びかけた。
試合には、それぞれの町村連盟から選抜メンバーが出場。日ごろなかなか交流する機会のない各町村選手同士が技術を披露し、競い合いながらゲームをすすめていた。チームの選手同士も互いに声を掛け合いながら士気を高めていた。
地産地消の魅力PR 夢白馬ろまん市収穫祭
 白馬村神城の道の駅「夢白馬」で15日、「夢白馬ろまん市収穫祭」が開かれた。魅力的な秋の信州を満喫してもらおうと、11月30日まで県が展開している「信州四季旅キャンペーン」の秋の特別企画の一環として実施。スタンプラリーで特産品がプレゼントされる「食と収穫の祭典」に参加し、振る舞いや特別メニューのはくばの豚丼や新鮮野菜の直売で食の白馬をPRした。3連休で同村を訪れた県内外からの観光客や地元住民らでにぎわった。

2012年9月20日(木)付