少年団やマスコットも啓発 秋の交通安全運動始まる
 秋の全国交通安全運動が21日、始まり、各地で啓発運動が行われた。「信濃路はゆとりの笑顔とゆずりあい」をスローガンに、30日まで安全運転を呼びかける。
子どもと高齢者の事故防止を基本に、思いやりの運転や交通安全意識向上を呼び掛ける。県の重点に歩行・横断中の事故防止、全国重点に夕暮れ・夜間時の歩行中や自転車の事故防止、シートベルト着用や飲酒運転根絶を盛り込む。各地で啓発運動が行われる。
大町市では大町北小学校で、同校に通う4年生から6年生までの大町地区交通少年団児童8人が啓発。元気な声で「おはよう」とあいさつし、通学中の児童にチラシを渡し安全運動の始まりを呼びかけた。
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9月の一覧
トップ選手筋力の限界競う パワーリフティング大会 白馬村
 日本パワーリフティング協会は21日から23日まで、第17回ジャパンクラシック選手権大会(大糸タイムス社後援)を、白馬村多目的ホールで開いている。世界とアジア選手権の日本代表選考会を兼ねた大会に、全国からトップ選手163人が集まり、筋力の限界を競っている。
競技はバーベルを肩に担いで屈伸する「スクワット」、あおむけの状態で持ち上げる「ベンチプレス」、両腕でつかみ立ち上がる「デッドリフト」のそれぞれで3回計測。各種目のベスト記録を足した総重量で優勝を競う。
初日は40歳以上の男女による「マスターズ」の部が開催された。最高齢選手は76歳。年齢を感じさせない筋骨隆々とした選手たちが、100`をゆうに超えるバーベルを持ち上げ、日本記録が更新されると大きな拍手が会場に響いた。
金の鈴絵馬で町おこし 23、24日八幡神社例大祭 池田町
 池田町の八幡神社(平林秀文宮司、北原靖士氏子総代会長)は23、24日に行われる例大祭で、同町のシンボル・てるてる坊主をかたどった初のオリジナル絵馬「金の鈴絵馬」を有料頒布する。かわいらしいてるてる坊主の形の絵馬は、童謡「てるてるぼうず」の歌詞の「いつかの夢の空のよに 晴れたら金の鈴あげよ」にちなんで、願いがかなえば金の鈴を絵馬に飾る仕組みだ。
同神社では、町おこしにつながる池田らしさのあるものをつくろうと思案。ことし、同神社境内にてるてる坊主の歌詞を記した「童謡碑」が建立され50周年を迎えることもあり、てるてる坊主の絵馬を製作した。
19日は絵馬の入魂の神事が行われた。氏子や例祭で浦安の舞を舞う池田小学校6年生の女児8人が参列。入魂を終えると、頒布に先立って女児らが絵馬に願いを込めた。全員が「浦安の舞が成功しますように」とつづり、絵馬掛けに奉納していた。
塩の道トレイルラン楽しむ 小谷村 振興と地域活性へ始動
 雄大な自然を体感しながら走りを楽しむトレイルランの振興と地域活性化を目的にした「栂池高原を走ろう会」がこのほど小谷村で発足。初企画の「塩の道トレイル・ラン&ウオーク」が行われ、本格的実施に向けて始動した。
 地産地消を進め自然な地域の暮らしづくりを守り発展させる文化運動を推進している農文協プロダクション(東京都)が、トレイルランの人気の高まりに着目。
 「古くから歴史街道として親しまれている塩の道と栂池高原の自然が満喫できる小谷村で実施できないか」と、地元の協力も得て走ろう会を発足。トレイルラン愛好家へのPRと、来年度の本格開催を視野にランニング上級者向けのプレイベントとして実施した。
小谷田楽≠ナ村おこし 29日 中土おらが里で 稽古佳境

 小谷村の有志が伝統芸能をもとに創作劇で村おこしをしようと取り組む、「当世小谷田楽2012秋編」の稽古が、29日の本番に向けて佳境に入っている。村人もプロの役者とともに重要な役どころを演じる。それぞれが「最高の演技に向けて悔いの残らない一心不乱の演技を」と、本番に向けて演技に磨きをかけている。

2012年9月22日(土)付