小谷村 230人招き敬老会 元気な力村のために
 小谷村の平成24年度敬老会が25日、同村ホテルグリーンプラザ白馬で開かれた。村内の75歳以上のお年寄り230人余が招かれ、互いの健康長寿を喜び合いながら会食と余興を楽しんだ。ことしは65人が喜寿、20人が米寿、3人が白寿、2人が100歳以上を迎えた。
 松本久志村長は「激動の時代を歩みながら、家族や地域、村のために重責を担って努力されてきた皆さまの献身的な努力のおかげで平和な今日がある。皆さまの元気なお力と知恵を小谷村のために分けていただいて、明日からますますお元気で幸せに過ごし、今後いっそうのご長寿を迎えられることを心から祈ります」とあいさつ。節目を迎えたお年寄りには記念品が贈られ、長寿を祝った。
勇壮豪快°ォ内に歓声 穂高神社で御船祭り
 安曇野市穂高の穂高神社で27日、県の無形民俗文化財に指定される穂高神社例祭「御船祭り」が行われた。拝殿前は、子孫繁栄や五穀豊穣など願った祭りメーンの歴史絵巻を飾った船形山車の激しいぶつかりあいに、観光客など多くの人でにぎわい、勇壮豪快な祭典に境内は沸いた。
穂高人形や男女の着物など豪華絢爛(けんらん)に飾った長さ12bほどの大人舟2艘(そう)と長さ8bほどの子供舟3艘が境内にそろった。「池の禅尼頼朝を助ける」など歴史絵巻の一場面を穂高人形で表現した船形の山車に、多くの観衆がカメラを向けていた。
 ぶつかり合いを待つ大人船2艘が拝殿前に登場すると、会場の緊迫感は最高潮に。掛け声とともに、勢いよく男腹と女腹をぶつけあうたび、会場からは大きな歓声があがった。
交番で地域の秩序守る 大町署に新人警官2人
 大町警察署(山ア喜夫署長)に21日、県警察学校を卒業した2人の新人警官が配置された。地域課の職員として各交番に配属され、地域住民と触れ合いながら地域の秩序を守る。
2人の新人は、白馬村交番に配属の川瀬秀一郎さん(23)と大町駅前交番配属の市川英則さん(23)。初日は辞令を受け、記念写真や、署幹部との懇談などを行った。
無農薬米 家族で収穫 池田町会染 はざかけ作業
 無農薬の米作りに取り組む母親たちによるはざかけ作業がこのほど、池田町会染で行われた。安心安全な米を自給しようと安曇野市の6家族が参加し、父親たちも一緒にはぜ棒を組む作業などを手伝い、子どもを交えて和気あいあいと収穫作業に励んだ。
 参加したメンバーは昨年安曇野市明科の田んぼで米作りに挑戦したが思うようにいかず、NPO民間稲作研究所の会員になり無農薬有機の米作りを学んだ。池田町会染の米農家、矢口一成さんの指導のもと、今年から池田で米作りを始めた。
観察してきたリンゴ味わう 松川小4年生が収穫体験

 松川村の松川小学校4年生113人は25日、1年間通して観察してきた県オリジナル品種のリンゴ「シナノピッコロ」の収穫を体験した。自分たちで摘花や観察を続けてきたリンゴを自らもぎ取り、秋の味覚を味わった。
同校では、3学年時の授業「総合的学習の時間」で稲の生育を体験している。農業に関わり、村の基幹農産物であるリンゴについても学ぼうと毎年同学年が行っている。
牛越市長ら訪問団帰国 インスブルック市 さらなる交流約束
 大町市の友好都市、オーストリア・インスブルック市を訪問していた牛越徹市長ら訪問団が26日に帰国した。山岳博物館と友好提携を結ぶアルプス動物園の50周年の節目を祝う行事に招待され、今後のさらなる交流を約束した。
 大町市からは、牛越市長と竹村武人副議長、宮野典夫山岳博物館長が、アルプス動物園の50周年式典へ出席した。現地には親日家も多く、アルプス動物園のミハエル・マルティス園長やファン・シュター同園協会長らから熱い歓迎を受けた。牛越市長は「オーストリアと日本は深い絆で結ばれている。これからも友好の精神が引き継がれ、さらに交流が盛んになることを願います」とスピーチ。インスブルック市のクリスティーネ・オピッツ市長を表敬訪問し、記念の木彫を届けた。
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9月の一覧

2012年9月28日(金)付