木崎湖に学ぶ湖畔観光 山梨市の関係者が視察

 山梨市の観光関係者は26日、大町市の木崎湖を視察に訪れた。同市の湖を新たな観光資源として開発しようと、湖畔観光の先進地事例を学んだ。
山梨市では数年前、琴川ダムの建設に伴いダム湖の「乙女湖」が完成。この湖を観光に生かしたいと、市や観光協会、商工会などが協力してことし、観光開発委員会を設立。山に囲まれた湖の開発事例を研究しようと、早稲田大学政治経済学術院の剱持栄講師が木崎湖を紹介した。
白馬倶楽部が優勝 第3回白馬ヤマトヤ杯CS

 白馬・小谷両村の青年軟式野球チームの頂点を決める、第3回白馬ヤマトヤ杯クライマックスシリーズ(CS)が27日、小谷村の千国グラウンドで開かれた。白馬リーグ代表の白馬倶楽部(クラブ)が、小谷リーグを制した風吹ナインズを8対0で破り、優勝トロフィーを地元に持ち帰った。
色づく秋にぎわい 栂池自然園で紅葉まつり
 紅葉の季節を迎えた小谷村の栂池自然園で28日から恒例の「自然園紅葉まつり」が始まり、写真愛好家や観光客でにぎわいを見せている。
 標高1900bの同園の紅葉は周辺の下草や落葉低木が色づく「草紅葉」が始まった。ダケカンバやカエデの黄色がひときわ美しく輝き、山肌も少しずつ秋の色に染まり始めている。関係者は「好天が続けば昨年より色鮮やかな紅葉になることは間違いないでしょう」と話している。
災害時ボランティア考える 松川村で地域活動フォーラム

 第14回大北ブロックボランティア地域活動フォーラムが28日、松川村のすずの音ホールで開かれた。村内の団体などと交流があった気仙沼市民が「大震災、避難所、そして今」をテーマに被災当時や現在の心境などを語った。大北各地域から約150人が出席し、どこでも起こりうる災害を通した、これからの地域のボランティアのあり方を考えた。
大町で現役の技競う ねんりんピックスポーツ大会
 2012信州ねんりんピックスポーツ交流大会(同実行委員会主催)が29日、大町市運動公園を会場に開かれた。県内60歳以上のお年寄り総勢約100人が参加し、得意とする競技で、衰え知らずの現役の技術を出し合った。高齢者のスポーツ祭典は盛り上がりを見せた。
 グランドゴルフやダンス、ゲートボール、ソフトバレーボールなど昨年同様の10競技で行われた。各会場とも、県内一の称号目指し、真剣勝負が繰り広げられていた。
ソフトバレーボール会場では、県内での同競技を普及に携わった人も姿も多くあった。機敏な動きを見せるなどお年寄りとは思えぬ激しい試合展開で会場を沸かせていた。
きれいな観光地で出迎え 小谷栂池高原周辺を清掃
 秋の観光シーズンに長野県を訪れる観光客をきれいな環境で迎えようと、「さわやかにもてなそう」県民運動の一環として、秋の観光地環境美化活動が県内で展開されている。27日は大北地域のトップを切って、小谷村の栂池高原周辺で地域一体となった美化活動が実施された。
 栂池高原は28日から「栂池自然園紅葉まつり」が行われている。標高1900bの自然園は、平地より一足早く紅葉が始まり、11月下旬まで国内外から多くの観光客が訪れる紅葉の名所。
 美化活動には村の観光関係者や村職員、地方事務所職員、県観光関係者ら30人余が集まった。栂池自然園の玄関口となるゴンドラ乗り場周辺と、塩の道千国街道の百体観音周辺で清掃活動を実施した。地域の観光の玄関口ともいえる場所で、参加者は訪れた人が最初に目にする光景が、いつでもごみのない美しい景観になることを願って、作業に汗を流していた。
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2012年9月30日(日)付