小谷田楽¢コ人の手で 中谷郷おらが里で上演
 小谷村に伝わる伝統芸能を、プロの劇団とともに創作劇にして村おこしをはかる「当世小谷田楽2012」が29日、同村中谷郷おらが里で上演された。芝居には脚本を手がけた斉藤豪さんが主宰する東京の劇団「メンロ・パーク・スタジオ」の役者をはじめ、地元の若者ら10人が主要な登場人物として舞台に出演した。
 「村人たち自身がつくる芝居」を合言葉に、戦国時代、武田信玄の軍と戦い討ち死にした武将・飯森十郎盛春の伝説を題材に、人生に絶望した現代の若者との不思議な出会いの物語を熱演した。
「巡礼バス」に別れ おねてぃファイナルイベント 大町市

 木崎湖を舞台としたアニメ「おねがい☆ティーチャー」の10周年を祝った地元イベント(同10周年木崎湖実行委主催)が30日、最終日を迎えて幕を閉じた。夏の聖地をにぎわせた巡礼バスに別れを告げようと、訪れたファンや関係者が最後の催しで節目の夏の終わりをかみしめた。
保育園は楽しいよ 未就園児との交流会 小谷
 小谷村の小谷保育園で25日、来年度同園に入園を希望する3、4歳児とその保護者を対象とした「未就園児との交流会」が実施された。
 未就園児が在園児とふれあいながら、入園を希望する家族らに園生活について理解を深めてもらう企画。年齢が最も近い年少園児との交流を通し、園生活の一端を体験した。
 近くにある千国諏訪神社で戸外遊びを行った。園児とペアを組み、仲良く手をつないでのんびり歩いた。
 体を動かしながらともに遊ぶ楽しさを体験する中で、連帯感も生まれた。体を使って思い切り遊んだあとは、絵本の読み聞かせなども行った。未就園児からは「楽しかった」「また遊びたい」などの感想が聞かれた。保育園という集団生活は楽しいもの、という印象を強めたようすだった。
演芸や料理でもてなす 松川村 東松川区が敬老会
 松川村の東松川区は29日、75歳以上の区民を対象にした、敬老会を村すずの音ホールで開いた。同じ区民による演芸や料理などでもてなし、地区のお年寄りたちの健康長寿を願った。
 ことしは区内から約40人が来場し、どじょうすくいや民謡、カラオケなど多彩なステージを楽しんだ。テーブルには、区のボランティアグループ「ミニボラサロン」のメンバー手作りの漬物や赤飯などが並び、来場者が舌鼓を打っていた。
学年超えた交流の場 池田小 縦割り野外活動
 池田町の池田小学校(中村豊校長)は27日、特別活動「縦割り野外活動」を行った。町内や大町市内など近隣の公園に出かけ、自然に親しみながら、その土地ならではの体験をした。
同校では、1年生から6年生を縦割りの班に分け、野外活動や運動会のダンス、レクリエーションなどを行っている。上級生が下級生の面倒を見るなど、普段の学校生活ではあまりできない交流の場をつくっている。
同町クラフトパークを訪れた69人の児童は、公園で弁当を食べたり、アスレチックを楽しんだりと自然を満喫し、創造館で、北アルプス展望美術館のワークショップを体験。現在、同美術館で開催中のキルト展にちなみ、布や色紙などを紙に貼り合わせて巻物をつくる「長いものくるくる」を制作した。動物をかたどったり、布の柄を生かしたコラージュなど工夫して自分だけの作品をつくっていた。
オカリナの音色 魅了 大町市平公民館でコンサート
 大町市のオカリナサークル「オカリ〜ナの会ポポロ」は30日、「小さい秋コンサート 風にのせて」を平公民館で開いた。澄んだ音色のハーモニーを響かせ、市内外から来場した約80人を魅了した。
 人気アニメの主題歌やクラシックなど、子どもから大人まで親しみやすい楽曲を演奏。会の講師を務める、白馬村オカリナ工房「森の音」の横澤功さんらも出演し、会場を盛り上げた。
 昨年に続き第2回目のコンサートで、1年間の練習の成果を披露した。
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10月の一覧

2012年10月2日(火)付