旬の味覚に舌鼓 サンテインおたり きのこ祭り
 小谷村のサンテインおたりを会場に29、30の両日、「第12回きのこ祭り」が開かれた。マイタケの品評会やキノコの直売、キノコ料理バイキングなど、秋の味覚を求める多くの来場者でにぎわった。
 ことしは猛暑の影響で天然ものも栽培ものも生育が遅れがちで、販売用のキノコはやや品薄状態。生産者が持ち寄ったマイタケやナメコはイベント開始からすぐに売り切れる人気ぶりだった。
 人気のバイキング料理は、レストランの開店と同時に行列ができた。多くのキノコを入れたみそ汁や炊き込みご飯など、キノコをメーンとした和洋中の創作料理がずらり。来場者は目で楽しみ、舌で味わい、香りを楽しめる特製料理に舌鼓を打っていた。
「ハチロク」優勝 池工機械工学部 ソーラーバイク6時間耐久
 池田町の池田工業高校(春原武彦校長)機械工学部ソーラーカー班のソーラーバイク「ハチロク」が、このほど静岡県浜松市で行われた「ソーラーバイクレース2012」の6時間耐久レースで優勝した。
 ソーラーバイクは、太陽光発電パネルで充電したバッテリーを使用して走行する。松本市や安曇野市などの企業スポンサーからバッテリーなどの部品提供や技術指導を受け「ハチロク」と「アルプス」の2台で出場した。
 同大会の3輪クラスには、企業チームも含め7チームが出場。スピードを重視し、先輩から引き継いだフレームなどに配線を総入れ替えしたりタイヤを替えるなど改良を加えた「ハチロク」は、6時間耐久レースで181・8`の記録で、1位となった。
大町市 「おいしいもの」集合 荷ぐるま市にぎわう
 大町市の中心市街地活性化に取り組む大町まちづくり協議会(佐藤悟会長)は9月29日、長野銀行大町支店隣・本通り沿いの空き地で「第3回信濃大町楽市楽座 荷ぐるま市」を開き、大勢の人出でにぎわった。
 市内外から軽トラックや移動販売車で、新鮮な野菜、秋の果物、洋菓子、漬物、灰焼きおやき、キムチ、五平餅、たい焼き、富士宮やきそばなどの「おいしいもの」が集まり、雑貨やキルトマットの店も並んだ。
 場内催事「塩食べくらべ大会」と「竹とんぼ遠くへ飛ばそう大会」も好評。竹とんぼ作りには小学生や親子連れの買い物客が参加、小刀を手に工作の楽しさを体験した。
高齢者の交通事故防止 大町署 市営バス車内で啓発
 大町署はこのほど、大町市営バスの乗客を対象にした、交通安全啓発を車内で行った。交通の足がない高齢者の事故防止を図る管内初の試みで、道路横断の注意や夜間外出時の安全対策を呼びかけた。
 同署交通課の桐山修一課長が、JR信濃大町駅前と平地区の温泉施設・ゆーぷる木崎湖を往復する、「大町市民バスふれあい号」に乗り込み、交通事故による死者の半数を高齢者が占めると説明。特に歩行時の事故が多発しているとして、反射材を配布し夜間の着用を促した。
総合発表会で学習成果披露 白馬中一人ひとりが主人公
 白馬村の白馬中学校(尾形浩校長、生徒262人)で28、29の両日、最大行事の総合発表会が開かれた。「躍動・追求せよアイデンティティ」をスローガンに、企画から運営まで生徒が一丸となって手がけ、半年間の学習の成果を校内展示やステージ発表で保護者や地域住民に披露した。
 総合的な学習では、1年生が「白馬の自然」、2年生が「白馬の産業から学ぼう」、3年生が白馬を元気づけるための活動として、ボランティア・郷土料理・合唱・太鼓演奏の学習に取り組んだ。
年末向け準備始まる 大町郵便局 年賀はがき搬入
 大町市の大町郵便局(西澤靖広局長)で2日、平成25年用年賀はがき(お年玉付郵便葉書)の搬入作業があった。市内と白馬、小谷の10局分、71万6000枚の年賀はがきが届き、各局への振り分け作業など、忙しくなる年賀時期に向けた準備が始まった。年賀はがきの販売は11月1日から、引き受けは12月15日から始まる。
 大町郵便局にはことし、昨年の65万2000枚を上回る搬入となった。プリンター対応無地インクジェット紙23万6000枚、ディズニーキャラクター入り4万8000枚など用意した。局員たちは「もう年賀なんですね」と間近に迫った年賀時期の到来に気を引き締めていた。
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10月の一覧

2012年10月3日(水)付