快音響かせ健康増進 マレット・パターゴルフ大会 松川村
松川村体育協会は14日、恒例の村民マレットゴルフ・パターゴルフ大会を高瀬川河川敷で開いた。村民と村内勤務者約70人が秋晴れの空の下、各部門でプレーを楽しみながら、親睦を深めた。
大会は住民同士の交流と健康増進を目指し、20年続く伝統行事。昨年まで2競技の総合成績を競っていたが、ことしは参加者のニーズに合わせて、部門を分けた。各競技それぞれ、参加者が36ホールをまわり、優勝を目指してスコアを競った。
マレットゴルフでは、4人1組が和気あいあいとコースをまわり、快音を響かせていた。選手のねらいすましたロングパットが決まると、仲間たちが賛辞を送っていた。
「犠牲者は子どもたち」 戦場カメラマン渡部氏講演 小谷村
 小谷村のホテルグリーンプラザ白馬は13日、戦場カメラマンの渡部陽一氏を招き「きみたちの未来のために」と題した特別講演を開いた。渡部氏が生と死のはざまで戦場の最前線を取材し感じた戦争の悲惨さと、命の大切さについてのメッセージを、次世代の子どもたちに向けて発信した。
 テレビなどでなじみのていねいでゆっくりした語り口で「渡部陽一です」と登場。ステージを所狭しと動き回りながら、大きな身振り手振りで戦場カメラマンになった理由や、戦場で出会った子どもたちがどのような境遇で生活しているのか、撮影した画像を交えて話した。
 「戦争の犠牲者はいつでも子どもたちです」と話し、戦火の中で住民たち、とりわけ子どもたちが生き延びるために力を合わせ懸命に生きている姿を紹介。聴衆はニュースで伝えられる情報とはまた異なる、一般市民の立場から見た戦場のようすに真剣な表情で聞き入っていた。
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10月の一覧
秋晴れの里山満喫 池田町広津で紅葉散策
 池田町秋恒例のウオーキングイベント「広津紅葉散策」がこのほど、行われた。中信各地から40人を超える参加があり、秋晴れの山里で心地よい時間を過ごした。ことしは初めて、町の魅力を再発見してもらう機会にしたいと町民の参加を無料にした。
 同町ガイドマスターを案内人に、東山の山中に位置し、歴史的遺産が多く点在する広津を満喫、石造百体観音や菅ノ田の姫杉など約4`の散策コースを巡った。
 高照山桜の里では、地元住民やライオンズクラブによる手作りおやきや豚汁のもてなしもあった。
 広津紅葉散策は、町や観光協会などで組織する北アルプス展望ウオーク実行委員会が主催、十数年前から続く。
願い込めバルーンリリース 白馬幼稚園創立10周年祝う
 白馬村の信学会白馬幼稚園(中山晴隆園長、園児75人)の創立10周年を祝う会が13日、同園で開かれた。節目を記念し制作した園歌で園児が元気な歌声を披露。保護者や教諭らとバルーンリリースを行い、今後も地域に密着した園として発展していくことを誓い合った。
 式典には園児や職員、卒園生や保護者など多数が出席。中山園長は「多くの人に見守られ、元気に保育ができるのはうれしいことです。これからもますます地域に根づいた愛される幼稚園にしていきたい」とあいさつした。
男性陣抑え深沢さん優勝 大糸タイムス杯ゴルフ大会
 第38回大糸タイムス杯ゴルフ大会(大糸タイムス社、大糸タイムス友の会、日向山高原ゴルフコース主催)が13日、大町市平の日向山高原ゴルフコースで行われ、並み居る男性陣を抑え松本市の深沢恵子さんが優勝に輝いた。
 表彰式では、大糸タイムス友の会スポーツ健康委員会の柴田賢治委員長や水久保節社長からトロフィーやクラブなど豪華景品が各賞受賞者に贈られた。
「クイズ列車の旅」 FM長野 鉄道利用促進図る
 FM長野は13日、大糸線全線開通55周年を記念し、JR大糸線を走る「クイズ列車の旅」を開いた。家族連れなど約50人が乗車し、松本駅から糸魚川駅までの車窓を楽しみながら、沿線市町村にちなんだクイズに挑戦した。
車内ではラジオパーソナリティーの伊織智佳子さんの司会で出題。参加者が「大町市の仁科三湖で最も深い湖は」といった問題に、正解の「青木湖」を解答用紙に書き込んでいた。終点・糸魚川市のヒスイ王国館で、成績優秀者の表彰が行われた。
クイズ列車は、鉄道の利用促進を図るイベントとして、3回目の開催。沿線市町村などでつくる大糸線利用促進輸送強化期成同盟会が協力し、各市町村のマスコットキャラクターも車内に乗り込み、盛り上げた。

2012年10月16日(火)付