秋満喫 塩の道ウオーク 小谷 自然や歴史文化にふれる 信州小谷村北アルプス塩の道ウオーク(同実行委員会主催)が13、14の両日、小谷村を会場に開かれた。専用のストックを使って体に負担をかけずに誰でも手軽に全身運動ができるノルディックウオーキングの一層の普及を目指し、一般のウオーキング愛好者と、ノルディックウオーカーのコラボレーションを目指すウオーキング大会。 健康志向の高まりとともに同運動の人気もブレイクし、秋のイベントとしてすっかり定着。ことしで5年の節目を迎えた。全国から訪れた多数の愛好家が紅葉の小谷路で自然や歴史・文化にふれながらのウオーキングを楽しんだ。 |
手作りかまどでおいしいご飯 白馬南小「かまめし会」体験学習 白馬村の白馬南小学校(望月千惠子校長)でこのほど、児童手作りのかまどで野外料理を楽しむ同校の伝統行事「かまめし会」の体験学習が行われた。全校児童が縦割り班に分かれ、協力して料理に取り組んだ。 同行事の発祥は定かではないが、昭和8年には当時の小学生が村内で実施していたという記録も残されている伝統行事。現在は全校児童が協力して最後までひとつのことをやり遂げ、友だちや仲間と助け合いや思いやりの心をはぐくむことを目的に、総合的な学習の一環として毎年開かれている。 |
市内小中生 合唱で交流 大町で連合音楽会 大町市内の8小中学校が参加する大町市連合音楽会(大町市教育会主催)はこのほど、大町市文化会館で開いた。市内の小中学校の最高学年児童・生徒約600人が、合唱を通して交流した。 全児童・生徒による「信濃の国」の斉唱で開幕。小学校の部では6年生、中学校の部では3年生が、各校ごとに練習を重ねてきた成果を披露。最後に全員合唱による「夢の世界」で締めた。子どもたちは保護者たちが見守る中、堂々とした姿で大きな声で歌い上げた。 |
1年の集大成 感謝の音色 大町市民吹奏楽団の定期演奏会 大町市民吹奏楽団・アルプスシンフォニックバンド(田路裕己団長)の第18回定期演奏会が14日、大町市文化会館で行われた。1年間の集大成の披露とともに、同楽団の活動を支えてくれる地域住民への感謝の音色を響かせた。 大北地域の愛好家を中心としたメンバーは、トランペット奏者の石津成人さんを指揮者に、この日のために練習を重ねてきた「吹奏楽のための綺想曲じゅげむ」や「プリマヴェーラ〜美しき山の息吹き」など2部構成で演奏、本格的編成の音楽で聴衆を魅了した。 同団は平成6年、大北地域の愛好家により発足した。現在は大北を中心に中信各地から約40人が所属し、各イベント出演、施設での依頼演奏など地域に根ざした演奏活動を続けている。 |
笑いで楽しい生活を 大町地区人権を考える集い 落語で男女共同参画紹介 大町市の大町地区「人権を考える市民の集い」(市、市教育委員会、松本・木曽・大町地域人権啓発活動ネットワーク協議会主催)は15日、大町公民館分室で開いた。アマチュア落語家の小平晴勇さんを講師に、笑いを通じて楽しい生活を送る大切さを学んだ。 小平さんは諏訪市ですし店を営む傍ら、「すわこ八福神」を芸名に時事や地域の話題を織り交ぜたオリジナルの落語で、被災地や福祉施設、学校などで活動を重ねている。講演では、男女共同参画などを話題にした落語などを披露。身振り手振りをまじえ、身近な驚きを笑いに置き換えた。 |
自慢の手打ち舌鼓 おたり新そば祭り14地区で 新ソバの収穫時期にあわせて13日から、小谷村で恒例の「おたり新そば祭り」が開かれている。村内の14の地区や施設が11月30日まで1か月半にわたり、自慢の手打ちそばを提供。 期間中は各会場でそばを注文するとスタンプ1つがもらえ、2店のスタンプを集めると抽選で年越しそばや宿泊補助券などが当たるスタンプラリーが実施されるほか、郷土料理のオリジナルメニューや期間限定サービスなど、各会場で趣向を凝らしたイベントで来場者を歓迎する。 各施設では初日から多くのそば愛好家でにぎわった。「打ちたてのそばは格別です」と、舌鼓を打っていた。 |
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2012年10月17日(水)付