読み聞かせ 絵本の世界間近に 松川村 作家招き講演会
 松川村公民館、村図書館、村青少年育成村民会議家庭教育部会は14日、絵本作家・川端誠さんを招いた講演会と絵本ライブを、村すずの音ホールで開いた。家族連れなど延べ約130人が来場し、温かみのある絵本の世界を間近に楽しんだ。
川端さんは「落語絵本シリーズ」や「お化けシリーズ」などの作品で知られる人気作家。作品制作の裏側を笑いを交えたトークで紹介し、古典落語を題材にした「みょうがやど」など自身の作品を、臨場感いっぱいに読み聞かせた。
特産のとち餅復活へ 小谷村大網 皮むき作業に汗
 小谷村大網地区で、伝統食のとち餅に使用するトチの実の皮むき作業が行われている。北小谷北部地域づくり応援団の集落支援員や同地区の若者らが中心となり、高齢化などで伝承技術継承が難しくなっているとち餅を復活させる活動の一環。「冬には現在休止している大網とちもちの会を復活させ、村の特産品のとち餅をここ大網で作りたい」という思いで、作業に汗を流している。
内鎌アイアンズが優勝 池田町ソフトボール大会
  池田町ソフトボール連盟は14日、第28回町ソフトボール選手権大会を農村広場グラウンドで開いた。早起きリーグや地域から、老若男女入り乱れた6チーム約100人が出場し、トーナメント戦で優勝を目指した。
 連盟は競技の底辺拡大と住民同士の親睦を目的に、リーグ戦後の恒例行事として大会を開いている。広く町民に出場を呼び掛け、ことしは野球愛好家やサッカー仲間でつくるチームも参加した。
 各チームは家族が見守るなか、互いに一進一退の白熱した試合を繰り広げた。打球が放物線を描くと、大きな歓声が響いた。
おおまち夕市にぎわう ホテル駐車場で観光客へPR
 大町商工会議所はこのほど、平日向山のくろよんロイヤルホテル駐車場で、おおまち夕市を開いた。これまで市内で、荷ぐるま市として行っていたものを、広く市外、県外からの観光客に大町を知ってもらう機会とするため、秋の観光シーズンに扇沢線で開催した。
 会場には10店舗の地場産野菜や、おやき、ジャムやジュース、菓子、漬物などの加工品が並び、大町流鏑馬(やぶさめ)太鼓の演奏や、大町市のキャラクター、おおまぴょんとの撮影会などが、色づき始めたばかりの紅葉の中行われた。
「大本営最後の指令」上映 大町高人権教育 吉丸さんら思い語る
 大町高校で17日、旧社村で発見された焼却されるべきだった戦時中の機密資料(兵事資料)をもとに、同校同窓生の映画プロデューサー吉丸昌昭さん(72)が手がけたドキュメンタリー映画「大本営最後の指令〜遺された戦時機密資料が語るもの〜」の上映があった。生徒たちは、来校した吉丸さんや映画監督の長尾栄治さん(45)の制作にかけた思いに触れながら、地元で発見された兵事資料からひもとかれる戦争の真実に迫った。
 同日は、全校人権教育日として、最大の人権侵害といわれる戦争を取り上げ、同映画を上映した。大本営指示の破棄を免れ遺された太平洋戦争時代の徴兵事務に関する極秘資料をもとに、当時を生き延びた人々の証言からなるドキュメンタリー映画。生徒たちは食い入るようにスクリーンを見つめ、命や人権といった幅広い視点から戦争について考えた。
癒やしの庭でコンサート 大町市 ラ・カスタ楽団ケ・セラ招き
 大町市常盤のアルペンローゼは14日、同社のガーデン&ファクトリー、ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデンに、楽団ケ・セラを迎え、チャリティーコンサートを開いた。知的障がいのある8人のメンバーが、ハーブなど草木の香る癒やしの庭で演奏し、来場者は感動のひと時を過ごした。
 今年で5回目の開催となるコンサートは、同社の宮澤豊次社長(64)が、近年活動資金が不足している楽団に対し、少しでも支援をと始めたもの。当日の入園料と、同社社員による募金、当日来場者による募金合わせて14万2957円が、楽団ケ・セラに寄付された。
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10月の一覧

2012年10月18日(木)付