2年ぶり4度目全国優勝 白馬のライフセーバー松沢さん
 白馬村白馬町の松沢斉(ひとし)さん(34)はこのほど、第38回全日本ライフセーバー選手権大会のサーフスキーレースで優勝を果たした。海から遠く離れた「山のライフセーバー」が、2年ぶり4度目となる日本一に輝いた。
松沢さんは地元で白馬ガラストーヨー住器を経営する一方、静岡県下田市の下田ライフセービングクラブ(LSC)に所属。1人乗りの舟で順位を競うサーフスキーレースの選手として、青木湖などで練習を重ね、平成20年の第34回大会から3連覇を成し遂げた。
家庭で簡単手ごねパン 大町市 平公民館の人気講座
 大町市平公民館・女性未来館ピュアは16日、同市美麻地区にあるパン工房森のふくろうの門脇佳子さん(63)を講師に、同公民館調理室で、手ごねパンづくり講座を開いた。“家にある道具で誰でもできる”パンづくりを伝え、家庭でも気軽に手作りパンを食べてほしいと3年前開講されたコースで、順番待ちの多い人気の講座。
 ツナコーンロールを作り、皆で試食をした。パンが焼き上がると、室内にいい香りが立ち込め、素材の香りや食感が生きたおいしいパンに、受講者たちから「上手にできた」「おいしそう」などの声が上がった。
昔の農具で脱穀体験 白馬三日市場の柏原さん企画
足踏み脱穀機などを使った昔ながらの農業を子どもたちに体験してもらおうと、白馬村の三日市場地区でこのほど、脱穀作業が行われた。
 同地区で宿泊業を営む柏原孝至さんが「はぜかけをした新米を食べてみたい」という家族の声にこたえ、コンバインで毎年収穫作業をしている1fのうち、10e分をはぜかけにしたのがきっかけ。
「せっかくだから脱穀も昔ながらの農具を使って、昔の農業を地域の子どもたちに知ってもらおう」と企画した。柏原さんは自宅に農村生活を後世に伝承する「ふるさと博物館」を開いており、この日のために展示していた千歯こき脱穀機と、足踏み脱穀機の2台を手入れして50年ぶりに復活させた。
旬のサツマイモ収穫 市民農園野菜づくり教室 大町
 大町市高根町のたかね市民農園で行われている教育ファーム事業「たのしい野菜づくり教室」のサツマイモ収穫は20日、同所で行われた。市内から参加している家族ら約30人が旬の農産物を収穫し、喜びを感じた。
同事業は食育基本法に基づいて、市が推進している食育推進計画の一環として4年前から行っている。農業への理解を深めることや食の安全性などを学んでいる。
参加者は元JA大北営農技術員の森山尨(ゆたか)さんと野菜栽培士の北村住人さんの指導で、春からさまざまな野菜を生育。5月に100株ほど植えたサツマイモ「紅あずま」は夏場の天候などもあり大きく成長していた。大人も子どもも一緒になって「大きく育ったね」「重いね」などと話しながら次々にイモを掘り出していた。とれたサツマイモはその場で焼き芋にして味わい、「秋の味」を楽しんだ。
全国大会入賞を報告 アーチェリーの宮嶋さん 白馬

 白馬村のアーチェリー選手・宮嶋香太さん(32)は19日、村役場を訪れ、第12回全国障害者スポーツ大会「ぎふ清流大会」での3位入賞を、太田紘煕村長に報告した。競技を紹介し、「子どもや女性でも、誰もが対等に楽しめるのがアーチェリーの魅力。大北地域でも普及が進めば」と話した。
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10月の一覧
大町暮らしを体験 移住希望者交流 拝見ツアー

 大町市は20日、移住交流ツアー「大町暮らし拝見ツアー〜アイターンはじめの一歩〜」を同市内や移住経験者の住宅で開いた。都会から地方への移住を望む希望者に大町での生活を見学してもらおうと初の開催。首都圏を中心に9家族16人が、大町での実際の暮らしに触れた。

2012年10月21日(日)付