防火ポスター17人入賞 白馬・小谷小中から力作98点
 北アルプス広域北部消防署と白馬小谷防火管理者協議会、大北北部消防連絡協議会は19日、防火ポスター表彰式を白馬村役場で開いた。ことしは白馬・小谷両村の小中学校から、火災予防を訴える力作98点が寄せられ、17点が入賞を果たした。
 入賞作品は各団体の代表者と小谷中の美術科教諭が、デザインや標語などを審査し選出した。今後は両村の文化祭で展示され、一部がカレンダーとなり管内の事業所などに配布される。
歩いて歴史文化理解 小谷小「塩の道遠足」
 小谷村の小谷小学校でこのほど、恒例の「塩の道遠足」が行われた。古来より日本海文化と山村文化の交易の道として親しまれた、往時の面影を色濃く残す塩の道を中心に、児童にふるさとの自然に親しみながら、歴史・文化について理解を深めてもらおうと、連学年で実施されている。保護者にも参加を呼びかけ、家庭や地域と密接につながりを深める村民の学校として、教育活動の理解をはかった。
 遠足は1、2年生が「眺望の里」、3、4年生が塩の道の中土・土谷地区をつなぐ峠道を歩く「大峯越え」の里山歩き、5、6年生は新潟県糸魚川市と小谷村の県境を歩く「大網峠越え」を実施した。
 5、6年生は小谷塩の道の会の会員のガイドで、大網諏訪神社をスタートして横川のつり橋から大網峠に向かい、糸魚川市の角間池、白池に至るコースを歩いた。
みんなで焼き芋おいしいね! 社親子教室・どんぐり保 合同で季節の行事
 大町市社公民館の未就園児とその親による親子教室、なかよし広場と、同市どんぐり保育園はこのほど、子どもたちに季節の行事を楽しんでもらいたいと、園近くの田んぼで、合同の焼き芋会を開いた。子どもたちが紙とアルミホイルを使いサツマ芋を巻き、炭火の中に入れた。
 サツマ芋は、前回のなかよし広場で掘ったものと、どんぐり保育園の園児が、NPO法人仁科の里造りの畑で掘ったもの合わせて約200本。社公民館職員と、社地区の民生児童委員が炭をおこし芋を焼いた。焼き上がったサツマ芋が配られると子どもたちは、おいしそうに頬張った。
地域住民のガイド育成 エコツーリズム推進協が講座 松川村
 松川村の新たな観光のあり方や仕組みを考える「信州安曇野まつかわ村エコツーリズム推進協議会」は20日、ボランティアガイド育成講座の初回を国営アルプスあづみの公園大町松川地区で開いた。地域住民がガイドとなり、村の良さを伝えてもらうため、「ガイドを体験しよう」と題し、プロからガイドの仕事や方法を学んだ。
村では、昨年10月に同協議会を発足。地元に生きる住民をガイドとして育成し、地域ぐるみで魅力を観光客に伝えようと講座を開いた。講座は全6回で、樹形が独特なあがりこサワラの見学や村の歴史の学習、スズムシなど村についての知識を高めながら、ガイド力を身につけていく。
道化師や中高生と交流 いけだっこフェスティバル
 第7回いけだっこフェスティバル(池田町主催)が20日、町総合福祉センターで行われた。地元の中学生・高校生の実行委員が中心になって、小さい子どもを対象に体験できるゲームなどを企画した。
勝山隆之町長は「地域の明日を担う子どもたちが輝き、支えあう心を分かち合う機会」とあいさつした。
子どもたちは、塩尻市道化組合の道化師たちによるおどけたパフォーマンスに目を輝かせて見入った後、道化師と中高生のボランティアスタッフらに手取り足取り教えてもらいながら、バルーンアートを作ったり皿回しに挑戦した。ボウリングやスロットゲームなども一緒に楽しみ、小さい子どもと大きな子どもが交流した。
アルミ缶回収活動で功績 大町一中が優秀校表彰
 アルミ缶リサイクル協会はアルミ缶回収活動に功績があったとして大町市立第一中学校(五十川崇校長)をアルミ缶回収優秀校として表彰。22日、伊藤忠直専務理事らが同校を訪れ表彰状と記念として現金5万円を手渡した。
表彰制度は、協会設立20周年を記念して、平成5年度から始めた。17年度からは過去に受賞した学校のなかから現在もアルミ缶回収活動を継続している優秀校を永年継続アルミ缶回収優秀校として再選する制度も設け、これまでの表彰校は1134校となった。小中学校のアルミ缶回収活動の重要性理解にもつながり、環境教育の一環としての活動継続にもつながっている。
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2012年10月24日(水)付