金メダリストの足型 白馬ジャンプ競技場に展示
 白馬村の白馬ジャンプ競技場に22日、長野冬季五輪男子ラージヒル団体で金メダルに輝いた、4選手の足型が登場した。施設を管理する村が、来場者に競技を身近に感じてもらおうと、スタートタワーのリニューアルの一環として展示した。
 足型は、ことし船木和喜、原田雅彦、岡部孝信、斉藤浩哉の4人が選手やコーチなどとして、FISサマーグランプリジャンプ白馬大会に訪れた際、製作に協力。4つの真ちゅう製の土台に、それぞれサインとともに刻まれている。
 タワー4階の展示会場では来場者が早速、自分の足を足型に合わせながら、「思ったよりも小さい」「当時の感動を思い出す」と楽しんでいた。
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10月の一覧
北ア初冠雪 昨年より21日遅く
 24日朝、前日の寒冷前線を伴った低気圧の通過で最低気温が3度まで冷え込み、北アルプスの初冠雪が里からも確認された。初冠雪は昨年より21日遅く、リンゴの赤が彩りを添えていた。
 鹿島槍ケ岳稜線(りょうせん)上で冷池山荘を経営する柏原一正さん=大町市平=によると、鹿島槍ケ岳や爺ケ岳の初雪は10月6日。里からの北アルプスは冠雪の白、中腹の紅葉、麓の木々の緑と、「三段紅葉」が楽しめる。
大町JC30周年 東国原氏が講演 ピンチに学べ 地方行政にエール
 大町青年会議所(伊藤朋樹理事長)は24日、30周年を記念し、元タレントで前宮崎県知事の東国原英夫氏の講演会「ピンチをチャンスに〜大北イノベーション!意識変革の礎となれ」を大町市文化会館で開いた。
東国原氏は、幼いころからお笑いタレント時代、宮崎県の改革に取り組んだ知事時代、東京都知事選に挑んだ昨年まで、笑いと真剣を交え半生を振り返った。小学校の卒業文集には、将来の夢を「政治家とお笑い芸人」と書き、共通点は「人々を幸せにする仕事」と話したという。
シンセ奏者小尾さんに感謝状 刑務所慰問 更生保護に尽力
 茅野市民会館でこのほど開かれた第58回県更生保護大会で、大町市大町のダスキンオビ代表取締役社長・小尾信二さん(64)は民間協力者として長野保護観察所長感謝状を受けた。
小尾さんは、シンセサイザー奏者で平成18年から全国9か所の刑務所、少年院をボランティアで慰問し、受刑者の役にたちたいとの思いを込めて演奏。癒やしの音楽を応援歌として届け、交流している。地区保護司会の研修会や社会を明るくする運動にも積極的に参加し、地区更生保護事業に元気を与えている。
村の良さや課題知る 小谷中2年 東京農大生と交流
 小谷村の小谷中学校の2年生33人がこのほど、総合学習の一環として同村で森林の環境や生態について学んでいる東京農業大学の学生11人と、栂池自然園で交流会を行った。自然に詳しい大学生と自然観察やディスカッションを通じて小谷のいいところを再確認し、今後の活動に生かしていこうと初めて企画した。
 5グループを作り、大学生は自分の持つ知識を披露しながら自然園を散策した。厳しい寒さや環境に耐え、力強く生きる植物の知恵や工夫、山々が三段紅葉となる理由など、若者ならではの視点から生徒に解説。年齢の近い大学生の話は生徒も理解しやすいようすで、熱心に聞き入っていた。
秋の里山自然満喫 白馬マイスターとウオーキング
 白馬マイスターと紅葉の落倉高原や岩岳周辺を散策する「白馬落倉高原ネイチャー&ノルディックウオーキング〜秋を彩る紅葉ときのこを訪ねて」が21日、開かれた。県内外から多数が参加。自然観察を中心とした「ネイチャーウオーキング」と、健康増進を目的とした「ノルディックウオーク」の両コースで、秋の里山歩きを楽しんだ。
 岩岳スキー場の最下部から西山ゲレンデを経由して、山頂をめざすコースを歩いた。リフトを使わない山歩きは、紅葉をじっくり楽しむことができ、見ごたえ十分。最高の晴天にも恵まれ、北アルプスの眺望もたっぷりと目に焼き付け、自分のペースで歩きながら自然を満喫していた。

2012年10月25日(木)付