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10月の一覧
小谷村 赤や黄色に染まる水面 鎌池の紅葉最盛期
 小谷村の観光名所として知られる鎌池の紅葉が、最盛期を迎えている。赤や黄色に染まった木の葉が水面に映る、幻想的な光景を見ようと、県内外から訪れた行楽客でにぎわっている。今週末ころまで、見ごろが続きそうだ。
晴天に恵まれた22日は、家族連れやツアー客などが湖畔を散策し、山と水が織りなす絶景に感嘆していた。なかには写真撮影やスケッチを楽しむ人も多く、アマチュアカメラマンが三脚を並べて、シャッターチャンスを狙っていた。
岐阜県下呂市の取り組み紹介 池田町 美しいまちづくり講演会
 「日本で最も美しい村連合」に加盟している池田町は23日、美しい町づくりについて考える「美しいまちづくり講演会」を町役場で開いた。岐阜県下呂市馬瀬地方自然公園づくり委員会委員長の小池永司氏(68)が「美しいまちづくりを目指して」をテーマに講演。参加者は、今後の町づくりに向け理解を深めた。
同町は北アルプスや田園の美しい町を守るため、平成21年に農山村の景観や環境を守るNPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟し、町づくりに取り組んでいる。
元気に再会 競技で奮闘 大町市老連が体育祭
 第28回大町市老人体育祭(大町市老人クラブ連合会主催)が25日、市運動公園総合体育館で行われた。市内から約600人が参加し、さまざまな競技で地区対抗戦を展開。仲間たちと協力し奮闘する姿が広がり、会場は活気であふれていた。 
 同体育祭は大町市老人クラブ連合会保健体育部が企画し毎年、開催している。
同連合会長で大会長の上條昭雄さんは「体育祭で元気に再会できたことをうれしく思う。勝敗にこだわるだけでなく、友愛や絆を深めてもらいたい」と話す。
タイの滞在学生 授業体験 八坂中生と交流深める
 大町市八坂で山村留学を進める(財)育てる会の日タイ青少年相互交流プログラムで、タイの中高生9人が八坂に滞在している。25日、八坂中学校を訪問し、同年代の生徒たちと交流し、両国の文化に親しんだ。
歓迎会では、生徒が全校合唱や中学の紹介で歓迎。タイ学生は伝統の踊りを披露した。タイの学生は書道、美術、体育、英語などの授業を共に体験し、日本の学生生活の一端に触れた。
書道の授業を行ったクラスでは、「山」や「鳥」など、象形文字である漢字の成り立ちを勉強。墨と筆を手に、八坂中生が書き順やはね・払いなどのコツを教えながら、「大地」という漢字を書いた。お互いの名前を漢字とタイ語で書き、交換し合った。
色鮮やか菊¥W落彩る 白馬村内山地区住民が栽培
 白馬村内山地区で、地域住民が育てた色鮮やかな菊の数々が集落を彩り、訪れる人の目を楽しませている。連日村内外から多くの見物客でにぎわっている。
 特に熱心なのは伊藤勉さん・節子さん夫妻宅で、家全体を囲むように50種以上、100鉢を超える大菊や小菊がずらりと並べられている。公民館の生涯学習講座で菊づくりを学んだことをきっかけに、自宅で本格的に始めた。
 同時期に学んだ集落の人々も集落のあぜ道や自宅で育てるようになり、今では秋になると色とりどりの菊の花が咲き誇る「菊の里」として同村の名所の一つとなった。

2012年10月26日(金)付


水環境考える機会に ホテルシェラリゾート白馬 お話とコンサートの集い

 白馬村のホテルシェラリゾート白馬内・四季山庭の多目的ホールを会場に23日、「水と川を語り歌う・お話とコンサートの集い」が開かれた。長野県出身の声楽家・たぐちたみさんの歌とシンセサイザー奏者の星野奏汰さんの演奏、白馬村の民俗・日本思想家の田中欣一さんの講演が行われ、五感を通じて失われつつある日本の原風景と水資源の大切さを再認識した。