大町北高100周年節目祝う 伝統継承 親校づくりへ
 大町北高校(麻田康彦校長)の創立100周年記念式典が27日、大町市文化会館で開かれた。在校生や同窓生ら学校関係者約1000人が出席し、1世紀の節目を祝うとともに、平成28年の大町高校との統合を控え、北高の精神、伝統を継承した新校づくりへ気持ちを新たにした。
 同窓会長で、創立100周年記念事業実行委員長の佐藤節子さん(71)は「多くの協力のなか、100周年を迎えることができたことに感謝。再編も控えるが、高校教育の次なる100年に向けたスタート。北校精神である自由と慈愛を大切に」と節目に寄せた。
 生徒会長の福澤一輝さんは「統合までの残された時間、100年の歴史の重みを大切に、受け継げるものを考えながら学校生活をおくりたい」と話した。
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10月の一覧
旬のサツマイモ収穫 松川北保育園児が体験
松川村の松川北保育園(北村弥生園長)は26日、旬となったサツマイモの収穫体験を「安曇野まつかわ農業小学校」の畑で行った。園児約140人が、大きく実ったサツマイモを掘り出し、収穫を喜んだ。
村営農支援センターによると、ことしのサツマイモは形が大きいうえ、量も多くとれ、豊作。子どもたちは、大きく育ったり、曲がって変形したサツマイモに興味津々の様子で、「重い」「土の中からたくさんのおいもが出てきた」などと目を輝かせていた。収穫時期となったわせ種の大根やキャベツも収穫した。
収穫したサツマイモは月末に行う「焼きいも会」で味わうほか、給食や調理活動に利用する。
入選者15人を表彰 大町消防署防火ポスター
 大町消防署(長崎喜治署長)や大町市防火管理者協議会(石原幹司会長)は25日、平成24年度防火ポスター入選者の表彰式を北ア広域消防本部講堂で開いた。小学生の部金賞の大町南小5年牧野文音さんや中学生金賞の八坂中1年須賀達さんら入選した15人に表彰状が贈られた。
 本年度は市内小中学校から昨年を50点上回る250点(小学生238点、中学生12点)の応募があった。審査は市内高校美術教諭らが行った。
 表彰式の会場には「なれている 油断をすれば 大惨事」「火事にしたのはあなたです」など標題に、アクリル絵の具など用いた入選ポスターが飾り付けられた。長崎署長は「色使いもよく、いずれも力作。甲乙つけがたい」と作品を高く評価した。
森林の里親協定継続 池田町、相互印刷が調印式
 県が進めている「森林(もり)の里親促進事業」契約を池田町と結んでいる相互印刷工芸=東京都=の契約調印式が26日、同町広津の相互印刷工芸長野事業所研修センターで行われた。森林環境を保全していこうと契約を更新するもので、来年4月から平成30年度末までの5年契約を結んだ。
森林の里親促進事業は、県が進めている事業で、企業と地域の交流を深めながら県内の約78lを占める森林の保全やCO2の削減などを行っていく制度。同社は平成22年6月に初回の契約を結んでおり、広津地区の森林約4・42fを「遊・創人の森」とし、年2回ほど、社員が森林整備や地元との交流に訪れている。
姉妹40年友好親善 大町市が「氷見への旅」
 大町市と富山県氷見市が姉妹提携をして40周年になる節目を記念した「氷見への旅」が25、26日の両日行われた。市民はじめ、市産業観光部、大町商工会議所の担当者、市の交流事業とタイアップした市観光協会の会員ら30人が参加。初日は積雪30aの新雪に輝く立山室堂で冬の装いを感じながらアルペンルートを通り抜け氷見市へ。宿泊先で氷見市観光協会関係者らと交流食事会も開かれ、かけつけた牛越徹大町市長、地元氷見市の堂故茂市長が訪問のお礼や歓迎のあいさつをし、末永い友好親善を誓いあった。
 26日は、氷見市内の名所をめぐり10月5日にオープンしたばかりの32店舗が入るショッピングセンター「ひみ番屋街」を視察。かまぼこの絵付け体験をして“オリジナルかまぼこ”を作ったり、氷見の海産物を買い求めるなど海の町のひとときを十分に楽しんだ。
心筋梗塞の原因と予防 本社健康講座 遠藤医師が講演
大糸タイムス社は27日、第12回「市民のための健康講座」を大町市の平公民館で開いた。約50人が来場し、遠藤内科医院=同市神栄町=の遠藤良平医師を講師に、心筋梗塞の原因や予防策を学んだ。
遠藤医師は病気の原因について、心臓の動脈内に悪玉コレステロールがたまり、破れて血栓とともに血流を止める事で発生すると説明。高血圧や糖尿病、高脂血症、肥満など生活習慣病患者に加え、喫煙者の危険性が特に高いとして、注意を呼び掛けた。万が一に備えた自動体外式除細動器(AED)の使い方も紹介した。
講座は住民の健康づくりに寄与しようと、大糸タイムス社が大糸タイムス友の会、大北医師会、大町市の共催で行っている恒例。

2012年10月28日(日)付