白馬「しろうま荘」が受賞 ラグジュアリーホテルアワーズ
白馬村の八方尾根観光協会は26日、加盟宿泊施設「信州白馬八方温泉しろうま荘」(丸山俊郎代表)の「ラグジュアリーホテルアワーズ2012」受賞発表会を、八方文化会館で開いた。丸山代表は「山とスキーに培われた、地域の文化が認められたと思っている。海外に向けた日本と白馬の魅力発信につながれば」と喜びを話した。
「しろうま荘」は江戸時代の農家の梁(はり)や柱を残し、現代建築と組み合わせたモダン和風宿。海外向けのホームページ整備や、外国人を対象にした餅つきや太鼓の体験ツアーなどに取り組んできた。昨年、利用客の推薦でノミネートし、小規模旅館ながらも「ラグジュアリースキーリゾート」部門で、国内で唯一の「グローバルウイナー」(世界一)に輝いた。
白馬高教諭が「出前授業」 中学へ連携推進意識向上
 白馬村の白馬高校はこのほど、同校教諭が白馬中学校3年生に数学を教える「出前授業」を行った。受験を控えた3年生に中高連携の授業を推進することにより、生徒の進路に対する意識の向上をはかる取り組み。
 数学科の尾川雅彦教諭が、中学の選択授業で数学を学ぶ生徒に、大学入試センター試験の問題を中学生用にアレンジして出題、解説した。難易度の高い問題ながら、解答に導く方法は、ほとんどの箇所が中学校で習う内容のもので、中学の基礎が高校の授業へ展開することを説明した。
 あわせて「文字や数字はあせらずていねいに、まずは計算問題から」など、高校入試におけるポイントもアドバイス。生徒は教諭の言葉に熱心に耳を傾けながら、進学意欲を高めていた。
秋の味覚キノコ狩り 松川観光協 馬羅尾高原で
松川村観光協会は27日、恒例のキノコ狩りを馬羅尾高原の村有林で開いた。県きのこ衛生指導員が毒キノコと食用を判別し、県内外から参加した約250人が、安心して秋の味覚を採集した。
 馬羅尾高原運動広場の駐車場では、参加者が次々とキノコを持ち込み、指導員から毒キノコの特徴を学んでいた。かごいっぱいのキノコが、すべて毒キノコだった参加者もおり、肩を落としながらも、採れたてを使ったきのこ汁の振る舞いに舌鼓を打っていた。
協会は地域の豊かな自然を生かした、松川のファンづくりを図ろうと、毎年イベントを開催。ことしは村内の温泉宿泊施設・すずむし荘の協力で、利用客にも参加を呼び掛け、多くの観光客が松川の魅力を満喫した。
旧社村の兵事資料 父親語り合い当時偲ぶ 関係者の子孫大町で出会う

 大町市社地区(旧社村)で見つかった太平洋戦争時代の兵事資料を保存していた旧社村兵事係の大日向正門さんの息子・功さん(63)と、当時の旧社村村長・高橋正雄さんの娘の小野きよ子さん(88)が29日、大町市内で出会った。父親たちの思い出話を語り合い、平和への思いをしのんだ。
   詐欺防止、人命救助に貢献 大町署
八坂中と松澤さん表彰


 大町署(山ア喜夫署長)は30日、振り込め詐欺被害防止活動に貢献した大町市の八坂中学校、火災現場での人命救助を行ったロッジ経営の松澤光邦さん(64)を表彰した。
日ごろの活動成果発表 小谷村文化祭にぎわう
 第55回小谷村文化祭がおたり開発総合センター、小谷村公民館、保健センターなどを会場に開かれた。地域で活動するサークル・グループなどの学習団体が、手芸や書道、伝統技術のぼろ織りなどの作品展示や芸能祭のステージ発表で日ごろの活動の成果を発表。多数の来場者でにぎわった。
 ことしは11年前、アメリカで起きた同時多発テロで犠牲となった森早苗さんの遺作展、文化財保護委員会による村内の石仏調査報告の展示といった特別企画を実施。石仏調査は、改修しレイアウトを一新した村郷土館にも展示。期間中、村民無料で広く公開し、村の歴史や文化にふれた。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

10月の一覧

2012年10月31日(水)付