名山歩き歴史に親しむ 白馬村公民館が「里山道中」
 地域の里山文化と昔をしのぶ白馬村公民館の生涯学習講座「白馬里山道中」がこのほど開かれた。白馬小谷研究社の田中元二さんを講師に、信州百名山の一つに数えられる長野市中条の「虫倉山」までのトレッキングで歴史風土に親しんだ。
 虫倉山は長野市の西山と呼ばれる山の一つ。高山寺から大洞峠に至り、飯縄山の嶺伝いの山道を経由して山頂をめざした。観光地としてほとんど知られていない、アップダウンの多い山道はきつい行程だったが、励ましあいながら歩いた。雲一つない秋晴れに恵まれ、山頂の展望は最高。山々の大パノラマを堪能した。
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11月の一覧
秋の実りに感謝 まつかわ収穫祭にぎわう
 松川村の「第9回安曇野まつかわ秋祭り収穫祭」(同実行委主催)が28日、松川中央公園(りんりんパーク)で行われた。地場産農産物や手作り品が勢ぞろいし、雨模様の中、多くの来場者でにぎわった。
親子が力を合わせてきねをふるい無農薬米の餅つき体験をしたり、松川産米コシヒカリで子どもたちがおにぎりを握って食べた。地元の野菜がたっぷり入った田舎汁やつきたての餅を味わい、秋の実りに感謝した。
松川小3年生が手植え、手刈り、はざ掛けで大事に育てた白毛米でついた餅を児童たちがまいた。子どもも大人も餅を真剣に追いかけていた。
松川中学校吹奏楽部の演奏や信濃国松川響岳太鼓子供会の力強い演奏が祭りに彩りを添えた。
収穫の喜び分かちあう 白馬村 外国人家族ら米作り
 白馬村の神城地区で、外国人家族らによる米作りが行われた。苦労しながら米作りを行い、食や農の大切さに理解を深めている。
 米作りをしたのは同村在住のスチュワート・アダムソンさん、陽子さん夫妻、エンライト・デイビッドさん、真理子さん夫妻、八巻道さん、ゆうさん夫妻、水野仁志さん、恵美さん夫妻の4家族。
 アイガモ農法の米作りを行っていた農家の手伝いをするうちに米作りに興味を持った。農家の人が亡くなり、米作りをやめるという話を聞き、農地を荒らすのがしのびなく、自分たちの手で米作りを続けようと決意。
 地元農家の柏原武幸さんの指導を受けながら、アイガモ農法ではないものの、手植え、手刈りなど、できるだけ自然に近い形で取り組んできた。はぜかけを行い、このほど待望の脱穀作業を体験。収穫の喜びを分かちあった。
収穫と干し柿作り 大町市 宮本公民館と子ども会育成会
 大町市社の宮本公民館と宮本子ども会育成会は28日、地域に実った柿を生かした、世代間交流会を地区内で行った。子どもからお年寄りまで、住民約40人が「元気な子ども柿取り隊」を組織し、収穫した柿で伝統の干し柿作りを楽しんた。
行事は鳥獣害対策として、高齢化などによって各家庭が収穫できなくなった柿を、住民の親睦に活用しようと始まった。大人たちが皮のむき方からつるし方まで、干し柿の作り方を子どもたちに教えている。
健闘たたえあい閉会 小谷村ナイターソフト
 第32回小谷村ナイターソフトボールリーグ(今井等会長)はこのほど、同村ホテルグリーンプラザ白馬で今季の閉会式を開いた。選手60人余が参加。成績を表彰し、春からのシーズンを戦い抜いた健闘をたたえあった。
 ことしは村内から女性チームを含む5チームが参加して熱戦を繰り広げた。小谷ならではの特別なローカルを導入して前期と後期の2リーグ戦を展開。天候にも恵まれ順調に予定試合を消化し閉幕を迎えた。
 今井会長は「皆さんの協力で例年より早い時期にすべての試合を終了できたことに感謝。チームも年々年を重ねていくが、ソフトボールを通じて楽しく健康増進につなげていってほしい」と述べてシーズンを締めくくった。
一進一退 白熱の攻防 池田町で綱引き大会
 池田町総合型地域スポーツクラブ主催の綱引き大会が28日、高瀬中学校体育館で開かれた。小学生から60代まで幅広い世代から約50人が参加、全力で一本の綱を引き合う一進一退の白熱した攻防に会場は沸いた。
 表情をゆがめながら踏ん張る子どもたちの姿が熱気を帯び、小学生チーム対大人チームも組み込まれるなど、世代を超えた真剣勝負に大きな歓声があがっていた。

2012年11月1日(木)付