知恵や工夫 異世代に伝承 小谷小でシルバーセミナー
 小谷村公民館はこのほど、小谷小学校でシルバーセミナーを開いた。地域と学校の相互交流で子どもたちの健やかな成長を願う企画。老人クラブ連合会のお年寄りたちが、村についてさまざまな角度から学び、体験する小谷小学校の総合学習「小谷っ子タイム」の授業に参加し、ものづくりやスポーツで長年の知恵や工夫を児童に伝えながら、異世代交流を深めた。
 お年寄りたちはそれぞれの得意分野の講師となって6つのグループに分かれ、おやき作りやわら細工、グラウンドゴルフなどを児童と体験した。
外出でマナー学ぶ 小谷保育園児が社会体験
 小谷村の小谷保育園でこのほど、社会体験やマナーを学ぶ買い物体験が行われ、園児が道の駅おたりでソフトクリームの買い物と入浴を楽しんだ。
道の駅までは公共機関の電車を利用した。園児の乗車マナーを学ぶ機会にもなり、車窓からの美しい秋の風景にも親しんだ。
 道の駅では園児のためにと、園児の入浴は無料、ソフトクリームは100円の特別料金で提供した。園児は小さな手にそれぞれ100円ずつ握りしめ、売店へと向かった。
 一列に行儀よく並んで、特製ソフトを順番に受け取った。「おいしい、おいしい」と満面の笑顔が広がっていた。
 年中・年長園児は大浴場で入浴も。公共の入浴マナーや注意点を学びながら、湯船や露天風呂につかり、楽しいひとときを過ごした。
言葉の力で夢実現を 大町市 第一中PTA講演会
 大町市立第一中学校PTAはこのほど、体育館で講演会を開いた。メンタルトレーナーの加藤史子さんが、ゲームや実験などを交えながら“夢を実現する力”をテーマに話した。
 魔法のパペット・コミュニケーション(サンマーク出版)などの著書を持つ加藤さんは、ロバート・ディルツの「実現したいことが見つかったときには、その夢が実現する力はすでにもっている」という言葉に出合って人生が変わったと話し、全国の学校を回ってこの大切なことを伝えたい、と講演会を重ねている。
団の枠超え友情深める 大町 スポーツ少年団交流会
 大町市スポーツ少年団(荒井一久本部長)は4日、社会奉仕活動と第28回スポーツ少年団交流会を大町市運動公園総合体育館等で開いた。市内の少年スポーツ団体から、小学1年から中学1年までの団員や指導者、保護者ら約80人が参加し、各団体の枠を超えて交流した。
団員らはレクリエーションで、混合チームに分かれ、フラフープリレーやボールはさみ、じゃんけんリレーなどのゲームを体験。ふだん交流のない別の競技の仲間たちと交流し、友情を深めた。
無事故と良い酒完成祈る 池田大雪渓「松尾祭」で仕込み開始
 池田町会染の大雪渓酒造(薄井敦行社長)は1日、仕込みの開始を告げる伝統行事「松尾祭」を開いた。役員や杜氏らが仕込み蔵にそろい、神事を通じて無事故と良い日本酒の完成を祈った。
 同社では10月からすでに、一部の仕込みが始まっている。本年度は蔵人8人が4月中旬まで毎日、交代で酒造りに携わり、52万gを超す日本酒を製造する。12月上旬ころに、新酒の販売が始まるという。
 杜氏の長瀬護さん(37)によると、ことしの米は昨年と比べて硬いものの、上々の出来栄え。「米に合わせた酒造りができれば。伝統を守りつつ、新たなニーズに合わせた味にも挑戦したい」と話した。
森林の里親≠ニ地域交流 池田町 大峰高原で整備作業

 東海ゴム工業(本社・愛知県)の池田町大峰生活環境保全林ボランティア活動が3日、大峰高原で行われた。同社社員と大北森林組合、県北安曇地方事務所、広津自治会、池田町から大勢が参加して交流を図った。
森林組合職員の指導で、紅葉で色づいた「東海ゴムの森」と名づけられた森で広葉樹の間伐、森林整備、植菌作業、植菌したキノコ採りなどを行った。
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11月の一覧

2012年11月7日(水)付