火災注意♀X頭で啓発 大町署 秋の予防運動合わせ
 「全国一斉秋の火災予防運動」に合わせ、北アルプス広域大町消防署(長ア喜治署長)は12日から14日にかけて啓発活動を行っている。隊員は市内の大型店などでティッシュを配り、火の元注意と住宅用火災警報器の設置を呼び掛けた。
同署では例年、工夫をこらし啓発に努めている。今回は3つの隊ごとに1日ずつ場所を変えて実施。初日のアップルランドデリシア大町駅前店には7人が参加し、火災の発生しやすい時期を前に「火の元お気を付けください」と笑顔で声をかけていた。
山留生の成長披露 育てる会八坂美麻学園が収穫祭
 大町市の(財)育てる会八坂美麻学園は10、11の両日、第37回収穫祭を八坂地区の山村留学センターで開いた。都市部などから美麻・八坂両地区に留学している小中学生約30人が、農作業や自然体験を通じてたくましく成長した姿を、体験発表などを通じて披露した。
初日はセンターに集まった保護者や地元住民ら約100人が見守るなか、小学3年から中学3年生まで山留生がそば打ちやごみ拾いなど、それぞれが興味を持った体験の成果を発表した。
 山留生たちは本年度、収穫祭での全体発表を目指して、太鼓の演奏など全国各地に伝わる伝統芸能を練習してきた。本番では全員で一つのステージを作り上げ、ともに生活する仲間同士で育んだ絆を見せた。
自然満喫紅葉楽しむ 北ア山麓ツーデーウオーキング 大町・松川
 北アルプス山麓ツーデーウオーキングが10、11の2日間、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区発着で行われた。初日の松川地区コースはロングコース20`とショートコース14`が行われ、県内を中心に、岡山、愛知、岐阜、山梨、千葉などから合わせて86人が参加した。
 ウオーキングは、タイムを競うものではなく、参加者それぞれの体力や体調に合わせ、風景や自然、文化などに触れながら、歩くことそのものを楽しむもの。
 自分の体力に挑むように最初からどんどん飛ばす人や、夫婦や友人などの同行者と話しながら紅葉や、時折姿を現す北アルプスの眺めを楽しんだり、山の名前を教え合ったりしながら歩く人など、思い思いに秋を楽しんでいた。
同じ年のサクラ苗木植樹 大町 市内小学一年生が作業
 おたんじょ桜の里づくり記念植樹会が10日、国営アルプスあづみの公園アルプス広場で行われ、大町市内の小学1年生がオオヤマザクラを植樹した。児童らと同じ年の樹齢6〜7年になる苗木9本を、クラスごとに定植。記念プレートを取り付け、同市のキャラクターおおまぴょんとの記念撮影を行った。
 平成12年に市議会の提案で始まった事業は、市の木であるオオヤマザクラの苗木を市内各所に昨年までに300本植樹している。
 牛越徹市長は「子どもたちが桜とともにすくすく育つように、また、大町市が桜の里になるように、願いを込めながら一生懸命植えましょう」とあいさつ。子どもたちはそれぞれの苗木を持ち、大きなスコップで穴を掘り根元に土をかけ丁寧に植えていた。
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11月の一覧
仕事の大切さ大変さに触れる 大町で「一日消防士」行事
 秋の全国一斉火災予防運動初日「119の日」に合わせ、大町市の北アルプス広域消防大町消防署(長崎喜治署長)は9日、「一日消防士」行事で、市内事業所の従業員が消防士の仕事を体験した。
カトレヤデイサービスセンターの原田吟子さん、救護施設れんげ荘の曽根原学さん、富士電機パワーセミコンダクタの伊藤環さんの3人。心臓マッサージなどの救護訓練やホースを用いた放水訓練、空気ボンベを背負っての耐煙訓練、はしご車乗車など、消防の仕事の大切さと大変さに触れた。市内大型店での街頭啓発で、火災の防止と注意を訴えた。
市内事業所従業員が、消防業務を体験することで職場に経験談を持ち帰り、防火知識の向上と防火意識の高揚をねらいに毎年行っている。
「力作ぞろい」入選13人 南部消防署で防火ポスター表彰式
 北アルプス広域南部消防署(服部守署長)、池田松川防火管理者協議会(中川真一会長)、大北地区南部消防連絡協議会(赤羽正会長)は8日、本年度防火ポスターの表彰式を南部消防署で開き、入選した13人に表彰状を贈った。服部署長らは「力作ぞろい。個性的でどれもすばらしい作品ばかり」と高く評価した。
 本年度は南部消防署管内の池田町と松川村の小中学校から165点の応募があった「小さないたずら大きな火事に」「消したはず、その思いが火事のもと」など標語に鮮やかな絵の具を使い目を引く作品が集まった。

2012年11月13日(火)付