手先使い脳活性化と認知症予防
小谷村「わさびの会」高齢者がカレンダーづくり

 小谷村地域包括支援センターと、NPO法人・安心生活支援「こごみ」が、村内の公民館を巡回する介護予防事業「わさびの会」は、来年度のカレンダーづくりを行っている。毎回多数の高齢者が参加して、オリジナルカレンダー製作を楽しんでいる。
 激しい運動が難しい高齢者に、指先を使った細かい作業を伴うプログラムを提供することで脳を活性化し、認知症予防にもつなげようという取り組み。
 色画用紙などに来年度のカレンダーを月ごとに貼り、それぞれの月にちなんだイラストを切り取って配置し、色塗りや飾りをほどこして完成。
 お年寄りたちは出来栄えに満足げで、仲間たちに作品を披露しあいながら「来年はいい年になるかな」と期待を込めていた。
大町市 日ごろの練習成果披露 仁科の里ピュアフェスタ
 大町市女性未来館ピュア(平公民館)で活動するサークルが一堂に会し、日ごろの練習の成果を披露する「第25回仁科の里ピュアフェスタ」(大町市女性未来館・ピュア利用者の会主催)が11日、同施設で行われた。展示やステージ発表などに、サークルメンバーや多くの市民が参加、交流を深めながら、同施設を核とした文化活動や生涯学習のさらなる広がりを願った。
 社交ダンスや朗読、ダンス、音楽などでステージは盛り上がりを見せた。展示も多彩で、編み物や手づくり絵本、草木染、水墨画などが飾られた。同施設拠点の活動が集約された年1度のイベントが、多くの来場者の関心を集めていた=写真。
たこ「揚がった!」 池田北保で親子レク
 池田町の池田北保育園(宮島冬江園長、136人)で10日、保護者会主催の親子レクリエーションが行われた。園児が絵を描き親子で組み立てたたこを園庭で揚げた。
園児たちは、思いおもいの方向へ走りながら「揚がった!」と歓声をあげ「楽しい」と息をはずませていた。晴れ渡る秋空の下、園児たちがたこ揚げを楽しむ光景が広がった。町のマスコットキャラクターてるみん、ふーみんも登場し、にぎわいを見せた。
保護者らの企画で行われる毎年恒例のレクリエーション。今回はお正月にも遊べるようにと、小さい子どもでも「必ず揚がるたこ」作りに取り組み、親子の思い出づくりを盛り上げた。
安心安全な地域づくり 松川 暴力追放・交通安全大会
 松川村と村防犯協会、池田松川交通安全協会松川支部は11日、第24回暴力追放・交通安全村民大会を村すずの音ホールで開いた。関係団体から参加した約200人が、事故や犯罪の無い安心安全な地域づくりを目指し、暴力追放宣言と交通安全宣言を採択した。
大会では、全日本交通安全協会から優良運転者として表彰された小山千秋さんに緑十字銅章が伝達された。村内の小中学生と女性の代表者がそれぞれ、身近な生活を通じて取り組む、交通安全や防犯に対する決意を表明した。
大町署の山ア喜夫署長による講演や県警音楽隊によるステージも盛り込まれ、「日本の情景・秋」と題したメドレーや、音楽に合わせて旗を振るカラーガード隊の演技が会場を盛り上げた。
閉庁時の地震防災訓練 大町 県対策本部が合庁で
 北安曇地方事務所など県の現地機関でつくる県災害対策本部北安曇地方部(部長=長澤一男北安曇地方事務所長)は13日、地震防災訓練を大町市の大町合同庁舎で開いた。庁舎内に職員がいない土曜日の状況を想定した訓練で緊急参集などを確かめ、万が一の事態の対応に備えた。
土曜日の早朝に安曇野市を震源に地震が発生した想定で、近隣職員20人余が自宅から参集。衛星携帯電話での情報収集や合同庁舎の被害などを確認し、建造物の安全を確認した上で講堂に対策本部を設置した。
 本部には他地域からの通勤者も含め約70人が集まり、部署間で連携を取りながら、図上で対応する様子を訓練。現場の確認や避難勧告や指示など、緊張感を持ってきびきびと対応していた。
なめこ汁に舌鼓 おたり中央直売所が振る舞い
 小谷村の下里瀬地区の住民有志でつくる「おたり中央直売所」は10、11の両日、来場者へなめこ汁の振る舞いを行った。日ごろの利用に感謝をこめて、キノコの里づくりをすすめる小谷村の秋の味覚を多くの人に味わってもらおうと企画。
 採れたてのナメコや地場製品の直売が行われ、にぎわった。
 地場産のなめこ汁は大好評。来場者は「小谷のナメコはひと味もふた味も違う」と大喜びで舌鼓を打っていた。
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11月の一覧

2012年11月14日(水)付