力と心込め綱引き 小谷村で体協会長杯大会
 小谷村公民館と村体育協会主催の「小谷村体育協会長杯争奪綱引き大会・秋の陣」がこのほど、小谷小学校体育館で開かれた。
 村民の運動不足解消と地域の親ぼくをはかろうと、毎年春と秋の2回行われている恒例行事。学校や職場、地区のスポーツ愛好仲間などでチームを編成。今回は一般男子の部に8チーム、一般女子の部に3チーム、小学生の部に5チームの3部門約400人が出場した。
 開会式で淀峻大選手が力強い選手宣誓を行い、さっそく試合開始。選手たちは一本の綱に力と心を込めてベストを尽くした。日ごろのチームワークを発揮し、一戦一戦に手に汗握る名勝負を展開。応援もヒートアップし、会場は熱気に包まれた。
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11月の一覧
今季初 里に本格的降雪 大北地域北部で交通に乱れ
 上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まった影響で、大北地域は14日、小谷・白馬両村を中心に降雪に見舞われた。今シーズン初めてとなる里での本格的な雪に、スリップした車が道路をふさぐなど、交通が大きく乱れた。
長野地方気象台によると、白馬村では午後1時現在、7aの積雪を観測。年間で1a以上の積雪を最初に観測した日としては、2000年以降2番目の早さという。15日まで降雪が続き、今後1週間ほど不安定な天候になりそうだ。
今期最後飾るプレー 池田ゲートボール秋季大会
 池田町ゲートボール協会(臼井通浩会長)は11日、第32回秋季大会を町農村広場グラウンドで開いた。町内から地区単位の11チーム約70人が出場し、協会の今シーズン最後を飾る大会を楽しんだ。
大会では各チームが決勝トーナメント進出をかけて、3ブロックのリーグ戦に挑戦。なかには孫を連れた出場者もおり、10代から90代まで幅広い年代の選手たちが、仲間や家族のチームワークを発揮していた。
母親ピッチかける 大町でレディースサッカーフェス
 県サッカー協会は10日、U−12のリーグ戦大会に合わせて、選手の母親らによる「レディースサッカーフェスティバル」を、大町市運動公園で開いた。生涯スポーツとして、競技の普及を図ろうという試みだ。
フェスには県内から4チーム約50人が出場し、順位にこだわらない8人制の交流試合を楽しんだ。選手たちは普段応援する子どもたちと立場が逆転、「お母さん、がんばれ」と大きな声援を受け、ボールを追いながらピッチを駆け抜けていた。
北ア山麓に快音 マレット秋季閉幕大会 池田

 池田町マレットゴルフ協会(中島睦会長)は11日、秋季閉幕大会(大糸タイムス社など後援)を町アルプス広場マレットゴルフ場で開いた。協会のシーズン最後となる大会に会員約50人が出場し、冬の北アルプス山麓に快音を響かせた。
 選手たちは36ホール、パー144のストロークプレーで試合を展開。4人1組で県内屈指の難易度を誇るコースをまわり、和気あいあいと試合を楽しんだ。
プロの表現観客魅了 「まつかわ寄席」笑いの渦に
 まつかわ落語会・風まんだら主催の第6回「まつかわ寄席」がこのほど、松川村すずの音ホールで行われた。プロの落語とマジックで盛り上がった。
風まんだらの寄って亭先輩者会長が「お年を召した方は体力を消耗しますからほどほどに笑ってください」とあいさつし、都内で活躍中の柳家おじさんが前座を披露。
風まんだらの師匠である古今亭菊生さんが「おもしろかったら笑うという時代は終わった。次世代落語は面白くなくても笑う」と話すと会場がどっと沸いた。300年前に作られた落語についてきてくださいと、圧倒的な表現力で観客を魅了した。

2012年11月15日(木)付