雪囲い用の木材塗装 小谷村 住民参加し作業
 小谷村が過疎高齢化の進む集落の持続可能な地域づくりを進めるため、農山村体験交流施設として改修工事を進めている伊折地区の古民家で17日、住民参加による雪囲い用の木材に塗料を塗る作業が行われた。
 県産材等を利用して、森林づくりへの理解を得る県の「木育推進事業」の一環として実施。地域住民が協働作業により地域材について理解を深めた。
 作業には地元の子どもたちや住民、同地区を拠点に生態学を学んでいる東京農業大学の学生らが参加。白馬乗鞍で間伐された杉材を使用した雪囲い資材100枚ほどの板に、木材保護着色料を塗った。板にはフェルトペンで自分の名前を書きいれ、身近な施設としての意識を高めた。
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11月の一覧
ソムリエ招き舌鼓 大町の食材を楽しむ会
 大町市地産地消推進事業実行委員会(降旗隆男委員長)と大町市はこのほど、「大町の食材を楽しむ会」を同市日向山のくろよんロイヤルホテルで開いた。ゲストにシニアソムリエ・利酒師の石田通也氏=安曇野市=を招き、市内でつくられた酒と地域産食材のマリアージュを味わった。
 会場では、大町黒豚やシナノユキマス、信州サーモンや鶏肉などを素材に、同ホテルの仙石耕一シェフが腕によりをかけたフレンチのコース料理と、市内3蔵の自慢の日本酒、大町ワインなどが提供された。市民を中心に約70人が参加。コース料理と地域産の飲み物の相性に舌鼓を打った。
今季の閉幕飾る大会 八坂マレットクラブ打ち納め
 大町市八坂マレットゴルフクラブ(越山芳治会長・45人)はこのほど、第13回秋期大会と第11回すずらん杯大会を大平マレットゴルフ場で開いた。
すずらん杯は旧八坂村当時に助役や収入役、教育長から杯が提供された大会で、秋期大会とともに毎年、シーズン最後を飾る大会となっている。
カラマツ林の葉が落ちて一面が金色となるコースで、27ホール・パー108で競技を行った。会員35人が参加して親睦を深めながらプレーを楽しみ、打ち納めをしてシーズンを締めくくった。
かぼちゃやま農場感謝祭 23〜25日 来場呼びかけ 松川村
 松川村の「かぼちゃやま農場」(梨子田文明社長)は23日から3日間の日程で、恒例の感謝祭を開催する。同農場で収穫した5000円相当の贈答用リンゴ「ふじ」1箱など豪華景品が当たるビンゴ大会やもち投げなどさまざまな催しでもてなす。多くの来場を呼びかけている。
 リンゴの詰め放題は500円、小玉で20個ほどのリンゴが手に入る。同農場取引業者によるおやきやドライフルーツなどの店頭販売、豚の炭火焼き販売などもあり、他に誇る松川を中心とした大北の味を発信する。
年表から歴史ひもとく 「はくば塾」特別編開講
 白馬村公民館の生涯学習公開講座「はくば塾」の特別編がこのほど開講した。村誌「白馬の歩み〜年表から歴史をふりかえる〜」と題し、地質時代から原始・古代から平成に至るまでの村の歴史を年次を追って学習する企画。
 講師は民俗・日本思想史家の田中欣一氏。壮大な歴史を数年かけて学ぶ息の長い学習を行う。初回は地質時代や縄文時代の主なできごとを、白馬村や他地域の動きと比較して歴史をひもといた。
アンケート抽選20人当選 大町アルプスマラソン実行委
 大町アルプスマラソン実行委員会(委員長・石原学大町市体育協会長)は20日、マラソン参加選手から寄せられたアンケートの抽選会を、同市常盤、青少年ホーム内の事務所で開いた。
10月21日に開催した29回大会には過去最多となる3219人が参加し、秋の北アルプス山麓を駆け抜けた。大会プログラムにとじ込んだはがきで145人からアンケートの回答があった。
石原実行委員長と降幡司事務局長が抽選し、20人の当選者が決まった。当選者は県内のほか、東京、大阪、愛知、北海道、栃木、千葉、新潟、富山、山梨、静岡、石川など全国各地にわたり、「信濃大町のつけものや」の大町特産漬物セットが贈られる。

2012年11月21日(水)付