2012年11月22日付

白馬の民宿ガイドブック　東京の修学旅行生が制作
　ＪＡ大北が窓口となってことし５月に白馬村で民泊修学旅行を体験した、東京都杉並区立和田中学校の生徒はこのほど、生徒を受け入れた岩岳の農家民宿を紹介するガイドブックを制作。同校で開いた収穫祭に民宿関係者とＪＡ観光担当者らを招き、ＪＡ大北に寄贈した。
　ガイドブックはＡ４判フルカラー34㌻。生徒が撮影した写真を使用し、ページごとに宿のいちおしポイントなど５項目を紹介している。添えられたコメントも、宿で提供された地場産野菜を使った食事や、温かいもてなしについて、生徒たちが修学旅行で体験した素直な気持ちが反映されている。

イベント併せ消費意欲を　23日　池田プレミアム商品券発売
　池田町商工会（矢崎昭和会長）は23日、１万円で１万２０００円の買い物ができる「プレミアム商品券」の販売を始める。７回目の販売を迎える今回は初めて、２丁目のスペースゼロ周辺を会場に「えびす講感謝祭」を併せて開催する。イベントをタイアップさせることで消費意欲の拡大につなげる狙いだ。
　プレアミム商品券は、１０００円券12枚つづり１セットを１万円で販売、全ての取扱店で利用できる共通券が８枚、大型店・量販店で利用できない限定券４枚からなる。
　町内大半の商店や事業所で使用することができる。３０００セットを用意した。

野口サブローが優勝　平ソフトボールが閉幕　大町市
　大町市の平ソフトボール連盟（小林豊美会長）は17日、本年度のリーグ戦・トーナメントの表彰式と納会を大町温泉郷黒部観光ホテルで開き、好成績チームや活躍選手、20年在籍選手などを表彰した。
ことしは10チームがスポーツを通じて地域の親ぼくを深めた。リーグ戦では、野口サブローが４年ぶりの優勝を達成。８～９月に行われたトーナメント戦でも１位となった。
小林会長は「４年ぶりで古豪が復活した。若い人が育ち、経験ある人とかみ合っていた。連盟も高齢化が極まっている中、ぜひ若い人を入れて地域活性化につないでいただきたい」とあいさつした。

地域あげ町並みづくり　池田でガードパイプ塗装作業
池田町で17日、県道沿いに設置されたガードパイプ（落下防止柵）の塗装作業が行われた。町観光推進本部の呼び掛けに応え、町内の自治会や企業、小中高校などから参加した約４００人が、豊かな景観にマッチした町並みづくりに協力した、地域を挙げた取り組みだ。
作業は上生坂信濃松川停車場線と大町明科線の沿道に設けられたガードパイプ、総延長２・８㌔で行われた。参加者は本格的な冬を感じさせる寒さのなか、はけを手にパイプ沿いに並び、所どころさびが浮いた白いパイプに茶色のペンキを丁寧に塗っていった。

M　Style　が全勝優勝　松川村早起き野球閉幕
松川村早起き野球連盟（古畑元大会長）は17日、第38回大会閉幕式を村すずの音ホールで開いた。チーム・Ｍ　Ｓｔｙｌｅ（エムスタイル）が春からのリーグ戦を８戦全勝で制し、２年ぶり３回目の優勝を果たした。
大塚貴文監督は「チームワークを生かした守備が勝因。来シーズンも全勝を目指して、がんばりたい」と喜びを話した。最優秀選手には白澤道弘選手が輝いた。
今シーズンは５チーム約90人が出場し、総当たり２回戦で勝率を競った。古畑会長は「チーム数が減少しているが、若い選手の育成を図るためにも、環境整備に努めていきたい」と話した。

天体のふしぎ学ぶ　大町エネ博で星空まつり
　大町市の大町エネルギー博物館（山本勝洋館長）で17日、「星空まつり」が行われた。フォーマルハウト（大町エネルギー博物館友の会・梅田敏男会長）が毎年開催している。
　「太陽と月　今年の天の話題の主役たち」の展示や、日本宇宙少年団北アルプス分団活動紹介などが行われ、ビー玉で作る不思議万華鏡や、ロボットアームを動かすコーナーでは、家族連れが楽しんでいた。
　毎年好評のプラネタリウムオリジナル番組の今回のテーマは「かぐや姫のふるさと月」で、「ルナと星空散歩」と、パネルシアター「かぐや姫～もしかして、かぐや姫は……？」「お月さまとお星さまのお話｣を上演｡多くの家族連れが観賞し、参加者から事前に集められた星に関する質問に、フォーマルハウト会員の丸山卓哉さん(55）がていねいに答えていた。