被災地復興ボラ体験談も 白馬で社会福祉大会
 白馬村社会福祉協議会は24日、同村保健福祉ふれあいセンターで第25回白馬村社会福祉大会を開いた。多年にわたり社会福祉の増進や家族の介護に貢献した個人や団体の表彰や感謝状が贈られ、安全安心の村づくりへの誓いを新たにした。
 「広げようボランティアの輪・互いを認め助け合う地域づくり」をテーマに、式典とイベントを実施。白馬高校の那谷駿介さん、高田渓太さん、平林歩さんの3人が、東日本大震災の被災地で災害復興ボランティアに参加した体験談を語った。
トップページ

●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2010 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.

11月の一覧
白馬、小谷で名作人形劇 安曇野の劇団 園児向け公演
 小谷村の小谷保育園と白馬村の子育て支援ルームで、安曇野市穂高の人形劇団「ホーボーズ・パペットシアター」(服部哲代表)による公演が行われている。芸術性の高い人形劇が、小さな子どもたちを楽しい想像の世界へいざなっている。
 同劇団は安曇野市の穂高を拠点に活動する人形劇団。創立25年以上の長い歴史を持ち、県内を中心に全国各地の保育園、幼稚園、小学校や公民館で巡回公演を行っている。
 白馬と小谷では名作童話「三匹のこぶた」「赤ずきんちゃん」を上演。子どもたちの良く知る原作にオリジナルストーリーを加え、原作の持つ雰囲気を壊すことなく楽しい物語にアレンジした。
温泉お菜洗い場開放 高瀬ハイランド施設 予約制で
 大町市平高瀬ハイランドの日帰り入浴施設で、温泉水を利用した「お菜洗い場」が開放され話題。予約制、料金無料。
施設は大町エネルギー博物館奥の駒止めの湯。床暖房に利用した温泉水を、管理人の岩城是清さんが「お菜洗い」に活用することを発案、昨年、専用の洗い場を設置した。「無加水のきれいな温泉なので、利用しないのはもったいない」と岩城さん。ことしは常連客らの利用が増え、好評を博している。
地域づくりのあり方は 北安地事所 松川で講演と成果発表会
 平成24年度地域づくり講演会・地域づくり事業成果発表会(北安曇地方事務所、地域づくりネットワーク長野県協議会大北支部主催)が26日、松川村のすずの音ホールで開かれた。大北各地でまちづくりを実践する団体などから多くの参加があり、講演会や県の元気づくり支援金優良事例表彰・発表など通じて、今後の地域づくりのあり方について考えた。
 講演会は、各地の地域づくり活動に携わる松本大学教授で観光ホスピタリティ学科長の白戸洋さんが「地域づくりのヒント」と題し講演。「『自分が生きていく地域をどうしたいか』など自分を出発点にした考えを持つことが、地域づくりへの本気の取り組みにつながる」と説明した。
宮城の子にリンゴを 被災地支援池田町民ネット
 被災地支援池田町民ネットワーク(矢口稔代表)は25日、町のスペースゼロでミーティングを行い、昨年に引き続き、被災地の宮城県女川町へ救援物資を届ける計画について話し合った。
同ネットワークは昨年の福島原発事故直後に有志で立ち上げ、住民から集めた米や毛布などの救援物資を3回にわたって現地に届けた。ことしの11月には現地からサンマ300匹を調達し、町内のイベントなどで販売した。
今回は現地の保育園と小中学校の子どもたちへリンゴを届けようと計画。12月中下旬に1000個以上のリンゴを調達する予定。現地の仮説住宅では依然として食料品を必要としている状況の中、会として他の支援物資を調達するか検討中。
 同会は6人の事務局員と30人以上のボランティアスタッフで運営している。

2012年11月29日(木)付