宿経営者の負担軽減 白馬八方尾根開発 おひょっくり本店で夕食提供
 白馬村の白馬八方尾根スキー場を運営する、八方尾根開発は今シーズンから、村内宿泊施設の利用客を対象にした夕食を、同社経営の飲食店「おひょっくり八方本店」で提供する。地域の高齢化が進むなか、各施設に代わって夕食を提供し、宿経営者の負担軽減を図るねらいだ。
同社によると、八方周辺地区の宿泊施設は個人経営が多く、長引く景気の低迷や後継者不足などによって、ピーク時と比べて半分以下にまで減っている。宿泊施設と飲食店が連携した新たな事業を企画することで、地域の振興を目指す。
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11月の一覧
最後の試合で成長披露 池田少年野球が卒団式
池田町少年野球連盟(三澤孝文会長)は25日、本年度の卒団式を池田小学校グラウンドで開いた。卒団を迎えた小学6年生10人が保護者とともに試合に臨み、大会や練習を通じて培った体力や忍耐力など、成長ぶりを披露した。
連盟にはことし、小学3年から6年生までの男女約30人が所属。式典では年間を通じて活躍した卒団生に対する表彰が行われ、池田小学校6年生の吉冨真央さんと小山莉央さんの2人が、連盟約40年の歴史の中で初めての女性選手として、特別表彰を受けた。
キャプテンの松澤一輝君は「監督やコーチのおかげで、協力しあえるチームになった。一緒に泣いて、笑って、喜んでくれる仲間がいてよかった」と感謝を述べた。
大町市 新幹線延伸の影響と対策 商工団体が広域観光セミナー
 大町商工会議所と県商工連中信支所北安曇支部広域協議会、県中小企業団体中央会大北支部は29日、広域観光を考えるセミナー第1弾(本紙後援)を大町市のフレンドプラザ大町で開いた。平成26年に開通する北陸新幹線金沢延伸をテーマに、大北への影響と対策を考えた。
  県観光協会の塚田英雄専務を講師に迎えた。新幹線開通を全県的に捉える問題とし、中でも北アルプス地域を県内でも重要な地域と位置づけ、具体的な経済施策を図るとし、地域の協力を求めた。
お仕事がんばって 白馬幼稚園 役場を慰問
 白馬幼稚園は27日、「勤労感謝の日」に合わせ、白馬村役場を慰問に訪れた。年長児15人が地域への日ごろの感謝を込め、太田紘煕村長に手作りのカレンダーを贈った。
 園児たちは貼り絵やクレヨンで、雪だるまやスイカなど季節に応じた図柄を描いて、カレンダーを作成。「いつもありがとうございます。お仕事がんばってください」と手渡した。
 太田村長は「園児と童心に帰って話をし、元気をもらえた。園児の皆さんも、勉強をがんばってほしい」と話した。カレンダーは村教育委員会に掲示するという。
3館の代表作並ぶ 国営公園大町・松川地区 安曇野アートライン展
 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で「第8回安曇野アートライン展」が行われている。堀金・穂高地区と同時開催で、大町・松川地区では、インフォメーションセンター展示室に、西丸震哉記念館、菊池哲男山岳フォトアートギャラリー、安曇野ちひろ美術館の3館から代表的な作品合計23点が展示されている。
 12月1日から冬期休館に入る安曇野ちひろ美術館の作品に、ふれられるのもうれしい。
 同展は同公園を含む19館で行われており、期間中加盟館をめぐってスタンプを4か所で集めると、ポストカードなどの景品がプレゼントされる。
 同公園大町・松川地区企画リーダーの栗山喬さんは、「各館を代表する作品が出品されているので、ぜひご覧いただき、これをきっかけに各館を訪ね、より多くの作品にふれてほしい」と、呼びかけている。

2012年11月30日(金)付